2007年09月22日
農業土木学会 現地見学会
2007年9月19日・20日 農業土木学会 農地保全研究部会 第28会研究集会 「農村景観形成における農地保全の役割」が「丘のまちびえい」で開催されました。
私は業務の都合で、20日に行われた現地見学会のみ参加しました。
見学場所
1)国営畑地帯総合土地改良パイロット事業 しろがね地区 (美瑛町、上富良野町) 山成改良・区画整理
2)道営土地改良総合整備事業 美沢地区 (美瑛町) 暗渠排水・区画整理
3)拓真館 (美瑛町)
4)四季彩の丘 (美瑛町)
5)土の館 (上富良野町)
資料を見た時、次のような疑問が・・・
「何で、観光の方が多いんだ?」
「あっ、そうか。学会だから本州や遠方から参加している人の方が多いんだ。だから、昼食がジンギスカンなのか。」
と、なんとなく納得しました。
※写真には、位置情報が入っています。カシミール3DやExif Reader等のソフトで読み込むと、写真を撮影した位置が分かります。
畑となっている丘をよーくみると
山成改良の跡がうかがえます。
そういう私も、美瑛で山成改良
の設計をしたことあります。
暗渠管に溜まったヘドロをロープで
掻き出すための巻き取り機です。
ロープは施工時から入れっぱなしで、
延長も250m以上あり、登山のザイルが
一番耐久性があると言ってました。
こんなところでも、登山用品が
活躍してました。
十勝岳噴火による酸性土壌のため
土中の鉄分が析出し、暗渠管には
赤茶けたヘドロが堆積するそうです。
それをロープとそれに結んだ鎖で
掻き出のです。
有名な前田真三の「拓真館」です。
日本人みたいな人ばっかりなのに
日本語以外が飛び交ってました。
「拓真館」向かいのお土産やさんにも
「ポプラファームのサンタのひげ」と
見た目が同じ「メロンソフト」なるものが
ありました。
こちらは「サンタのひげ」より、250円程
安いようです。
「四季彩の丘」です。
この施設のある地区は
補助整備事業の地区から
はずれていたため、
手の入っていない丘が
残っているそうです。
昼食は「フラノーブル マツオ」で
ジンギスカンと、デザートには
「HORI夕張メロンピュアゼリー」を
いただきました。
「フラノーブル」でジンギスカン風味
ポテトチップスなる物を見つけました。
想像していたよりかるーいジンギスカン
味で、おいしくいただきました。
「土の館」には、ポルシェ329型
トラクタがありました。
やはり、空冷エンジンです。
ポルシェトラクタのプレート
カナダ製の蒸気トラクタ
自走式動力源として使われた
そうです。
年2回ほど動かすそうです。