2007年10月31日
スパムメール
私のところに来るメールの内、約2000通/月がスパムメールや迷惑メールです。
その内90%以上は、契約しているプロバイダに用意されている無料フィルターでスパムメールとして指定したフォルダに移動してくれます。
そのようなわけで、実害はほとんど無いと言えば無いのですが、スパムメールのフォルダを見てみると、最近傾向が変わってきているように見えます。
以前は、スパムメールと言えば日本語で書かれたアダルト系のメールだったり、ワンクリック詐欺だったりしてましたが、今はそういうのが減って、タイトルも本文も英文のアダルト系やコピー商品販売ショップのメールが90%位を占めています。
スパムメール対策について書いてみたいと思います。
■スパムメールに返事をしない
「この配信を止めたい場合はxxx@xxxまでメールを送ってください」というように、もっとらしい事が書かれていますが、これに返事をするとますますスパムメールが増えてしまいます。
■HTML形式のスパムメールは開かない
HTML形式のスパムメールは、開いただけで「このアドレスに送ったメールは読まれた」と判断できる仕掛けが用意されていることもあります。
HTML形式のスパムメールは開かないか、テキスト形式で読んで判断するようにしましょう。
使っているメールソフトがOutlook Expressの場合は「ツール」→「オプション」→「読み取り」→「メッセージはすべてテキスト形式で読み取る」にチェックを入れればOKです。
■ネットで公開するメールアドレスはフリーメール等を使用する
ネットサービスや掲示板などの登録、個人的なホームページ運営には、フリーメールを使うと良いでしょう。
フリーメールなら、スパムで一杯になったら、破棄してしまえば良いのですから。
その他の対策としては、メールアドレスの「HTMLエンティティ化」も有効かも知れません。
メールアドレス自体をエンティティ化し、自身のWEBに記載するほか、他サイトのBBS(掲示板)などに書き込む時にも利用できます。
「HTMLエンティティ化」とは、メールアドレスを10/16進数コードにすることで、メールアドレスを収集されにくくします。
下記ホームページでメールアドレスの「HTMLエンティティ化」ができます。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA022023/javascript/make_html_entity-ja.htm
■無料スパムフィルター「POPFile」「SPAMfighter」
これは無料のスパムメールフィルターです。
スパムメールの文章を分析し、自動でスパムメールの判別を行ってくれます。
初めからスパムを完全に見分けられるわけではなく、学習させる必要があります。
「SPAMfighter」日本語公式サイト
以上、スパムメールに対する注意点でした。