2009年07月09日
新しい登山靴とザックの使用感
昨年、登山靴(hanwag MOUNTAIN LIGHT GTX)とザック(MILLET HIKER28 ARC)を買ったと言う話しを、ここで書きました。
そして、登山靴とザックを初めて使った話しは、ここで書きました。
まず、ザックの話しです。左「LoweAlpine Beartooth35 Air」
右「MILLET HIKER28 ARC」
ザックに関しては、フレームカーブが自分の腰に合わない事も書きました。
その他に、今まで使っていた「LoweAlpine Beartooth35 Air」と決定的に違うのは、背中がザックに着くか着かないかです。
■MILLET
背中がネットになっていて、ザック本体とネットの間には隙間があり、その隙間に風が通るようになっています。
■LoweAlpine
肩と腰の部分が身体に着くだけで、それ以外は直接シャツに風が当たります。
以上のような違いがあるのですが、風の通りは全く違うのです。
ドライのシャツを着ていると違いがよく分かり、風が吹くとLoweAlpineは直接シャツに風が当たり涼しいのですが、MILLETは直接風が当たらないため、思ったより涼しくありません。
次に、登山靴の話しです。左「hanwag MOUNTAIN LIGHT GTX」
右「キャラバン グランドキング GK-47」
■hanwag MOUNTAIN LIGHT GTX
hanwagの中では、トレッキングシューズに属しています。
材質は合皮とナイロン、そしてゴアテックス。
■キャラバン グランドキング GK-47
高峰登山・中長期縦走向けとなっています。
材質は、ヌバック、そしてゴアテックス。
今回、両者の違いを実感することができました。
ちなみに、どちらも当たるところもなく、非常に快適な履き心地であることを、断っておきます。
今シーズンに入ってから、登山靴はGTXを履いており、GK-47との違いを何となく感じてはいましたが、俵真布〜扇沼山〜トムラウシ山のロックガーデンを歩いているとき、はっきり分かりました。
GTXは、今まで履いていたGK-47に比べて靴底が柔らかく、岩の角が足の裏にダイレクトに感じるのです。もしかすると、岩場やガレ場が多い時は、疲れるかも知れません。
自宅に戻ってきてから比較のため靴底を曲げてみると、GK-47はかなり固いのですが、GTXはそれに比べ柔らかいのが分かりました。
逆に言えば、GTXのフィット感はこの柔らかさから来る物なのかも知れません。
以上、登山靴とザックのレポートでした。