2006年09月23日

登山時の恐怖感について


登山をしていて、途中に崖の上を歩いたり、崖の岩にしがみついて越えたりすることがあります。

また、沢を渡るのに丸木橋を渡ることもあります。

登山じゃなかったら、怖くて足が竦んで動けなくなるだろうと思いながら、崖にしても丸木橋にしても割と普通に歩くことが出来ます。

まだブログに書いてはいませんが、本日は、富良野岳〜三峰山〜上富良野岳〜上ホロカメットク山と縦走してきました。このコースは安政火口という噴火口跡の崖の上を歩くのですが、わざわざ崖っぷちまで行って、火口を覗く人が多いと思います。私もその一人です。私は、決して高いところが得手と言うわけではありませんが、もし足を滑らせると命を落としかねない所だと頭では理解しているのに、何故かほとんど恐怖感はありません。

これは、登山という非日常的な行為であること、大自然の中で景色のスケールが余りにも大きく、比較する対象がないため、崖の高さなどの目測が狂ってしまうことなどがあげられると思います。

2009年9月12日頃、「クレヨンしんちゃん」の作者「臼井儀人」が、長野県にある荒船山の艫岩、岩壁から滑落し命を落とされました。氏のデジカメの最後は艫岩の上からの写真だったと発表されています。

氏が岩壁近くまでいったのも、やはり恐怖感が麻痺するというような理由があったのかも知れません。

我々登山者は、危険な所には決して近寄らないこと、自分の力量を過信しないことなど、今一度肝に命じなければならないと思います。

臼井儀人さんに哀悼の意を表すとともに、ご冥福をお祈りいたします。



csh08ymatu at 22:39コメント(0)トラックバック(0)登山 | その他 

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山好き、バイク好き、車好き、スイーツ大好きの、ふつーのおやじです。
日帰りできる山を守備範囲としていますが、知床連山登山道の維持管理をしていたこともあります。
16歳からバイクに乗り続け、現在はBMW K1300Sに乗っています。
仕事は総合評価関係、技術士受験対策等を行っています。
技術士二次試験の相談にも乗りますので、メールください。
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