2009年09月23日
富良野岳〜三峰山〜上富良野岳〜上ホロカメットク山 2009年9月23日
シルバーウィーク最終日の9月23日、今年初めての「富良野岳〜三峰山〜上富良野岳〜上ホロカメットク山」と縦走してきました。
やっと天候に恵まれ、素晴らしい景色を堪能することができました。
今まで、なんかあるなぁ程度でたいして気にしていなかったのですが、登山口左側の岩に歌碑が刻まれていました。
「春あけやらぬ十勝の 拓道に 防人の若き力を たぎまする」
これは「十勝岳産業開発道路記念歌碑」で、詳しくはここで説明されています。
そして、登山口にある入林届けの横には、注意書きが立てられていました。
そこに書かれていたのは、今年の7月に起きたトムラウシ山、美瑛岳の遭難事故の再発を防ぐための登山者名簿記入と注意事項、そして、8月26日に発生した落石による三段山の崖尾根コース通行止めの案内でした。
落石は、目視ではっきりとわかる程、規模の大きいものでした。
昨年と比較できる写真を載せておきます。
2008年9月21日撮影 2009年9月23日撮影
三段山への分岐にもロープが張られていました。
今回は、安政火口を越え、富良野岳へのトラバース途中から十勝岳を見た景色が最高でした。
このような景色を見ると、山登りをしていて良かったと感じます。
でも、紅葉はあんまりきれいではありませんでした。
まだ、時期が早かったのかなぁ・・・薄雲に浮かぶ十勝岳
手前左の化物岩と右側の八ツ手岩は
シルエット
中間左側に三段山も見えます
穏やかな秋晴れのなかを上ホロ避難小屋まで歩き、休憩と腹ごしらえをしました。十勝岳が綺麗に見え、山頂まで歩きたい衝動に駆られましたが、往復約3.5kmあります。明日は早朝出勤して地方でコンクリート診断をしなければならず、それを考えここで引き返す決心をしました。
今年一番の天候に名残惜しさで一杯でしたが、あちこち写真を撮りながら下山しました。
下山後は、100%掛け流しの温泉、白銀荘で汗を流して帰宅しました。
ここは、いつ来ても混んでますね。
子供が小さい頃は、ここの「温泉プール」に良く来ました。
さて、今回のタイムログです。
沢山写真を撮りながら登ったのですが、富良野岳山頂までのタイムは今まで最短でした。
時刻 | 経過(区間) | 距離(区間) | ポイント |
6:01 |
0:00(0:00) |
0.00 |
十勝岳温泉 |
7:47 |
1:46(1:46) |
5.1(5.1) |
富良野岳 |
9:06 |
3:05(0:54) |
7.7(2.6) |
三峰山 山頂 1,866m |
9:37 |
3:36(0:31) |
8.9(1.2) |
上富良野岳 山頂 1,893m |
9:52 |
3:51(0:15) |
9.4(0.5) |
上ホロカメットク山 山頂 1,920m |
10:12 |
4:11(0:20) |
9.8(0.4) |
上ホロカメットク山 避難小屋 |
10:46 |
4:45(0:16) |
10.2(0.4) |
上ホロカメットク山 山頂 1,920m |
10:55 |
4:54(0:09) |
10.7(0.5) |
上富良野岳 山頂 1,893m |
12:12 |
6:11(1:17) |
14.4(3.7) |
十勝岳温泉 |
登山口〜上ホロカメットク山山頂 標高差 653m
このコースは、標高差が少ない割にはいくつもピークを踏むことができ、景色もすばらいしので、お勧めです。
GPSトラック
※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。登山口
富良野岳
富良野岳山頂付近から十勝岳方向
左から化け物岩・八ツ手岩・上ホロカメットク山
三段山の向こうに十勝岳
左奥に旭岳と白雲岳も見えます富良野岳山頂
1,912m富良野岳山頂でのGPSトリップ
停止時間は少ないですね。富良野岳西端にある木柱案内
原始が原から登ってくる人は多くないようです。富良野岳西端から見た
芦別岳と富良野西岳(頂上だけ見えます)
ズームしてます富良野岳山頂付近から十勝岳方向
手前から、三峰山、上富良野岳、上ホロカメットク山、
十勝岳、美瑛岳三峰山手前から富良野岳
三峰山山頂
1,866m上富良野岳山頂
1,893m上富良野岳山頂でのGPSトリップ
振り返ってみた上富良野岳
上ホロカメットク山の絶壁
上ホロカメットク山山頂
上ホロカメットク山山頂でのGPSトリップ
上ホロカメットク山山頂から三段山
夫婦岩も見えます上ホロカメットク山山頂から富良野岳要項
上ホロカメットク山山頂から
中央にニペソツ山、
左側に石狩岳、音更山も見えます上ホロ避難小屋と十勝岳
上ホロ避難小屋
奥にトイレもあります上ホロ避難小屋でのGPSトリップ
上ホロ避難小屋近くから
上ホロカメットク山
この崖の縁を登ります。
下は深い火口なのですが、
全く恐怖感はありません。
不思議です。下山途中から見た三峰山と富良野岳
三つの峰がよく分かると思います。上富良野岳を振り返りました。
安政火口から上ホロカメットク山
入林届けは、トムラウシ山、美瑛岳の
遭難事故のためか、随分記入項目がふえ、
詳しく書くようになりました。下山後、登山口でのGPSトリップ