2010年05月22日

『総合評価対策 技術提案・創意工夫強化セミナー』開催のお知らせ 5


私の所属する任意団体「CALSスクエア北海道」が、この度「NPO法人」となることが決定いたしました。

これまでは任意団体のため、公共団体や協会に対しての働きかけや活動が難しかったのですが、法人格を持つことで、これらに対する支援やセミナーなど、さらに活動範囲が広がると思われます。

第一弾として、「北海道建設新聞社」からの協力をえて、NPO法人となって初めてのセミナーを開催することが決定しましたのでお知らせいたします。



「NPO法人・CALSスクエア北海道」は、総合評価入札対策「これからを生きる企業処世術ー技術提案・創意工夫強化セミナー」の参加者を募集します。

 セミナーは6月25日午前9時30分から、札幌市産業振興センターで開催。発注者が求めている施工計画作成術と、他社より一歩先んずる現場の創意工夫術を指導するもので、CPDS認定(6ユニット)ともなっています。

 講師は建設情報化協議会の吉田信雄最高顧問。吉田氏は日経コンストラクションにて「総合評価実践塾」を執筆する傍ら、全国各地できめ細かな指導方法で評価を得ています。今回も、1000事例を超える添削指導例をもとに、最近の発注者動向に即した技術提案術を伝授します。

 また、より実践的な現場のイメージアップや創意工夫方法を指導するのが建設IT職人組合KREIS(クライス)の佐々木実代表。北海道内の建設会社で現場監督を長年務めてきた経歴を活かし、現場からの建設業改革を提案します。佐々木氏は、全国に多数の読者を有するインターネットのブログサイト「道路工事中につきご協力を…」の主宰でもあります。

 セミナーの主催者は、CALS/ECの有資格者で構成する「CALSスクエア北海道」(略称・CSH)。5月にNPO法人資格を取得し、北海道の建設業活性化に力を尽くしていきます。

 なお、セミナーの企画・運営には「北海道建設新聞社」から全面的に協力を受けています。

 セミナー受付は21日より開始。受講希望者は、下記のリンクから電子メールでお申し込みください。受講料は1万円(テキスト代込み)で、お申し込み受け付け後、テキストと受講票を代金引換郵便で発送いたします。発送は6月10日からの予定です。

 定員100人で先着順です。定員に達し次第締め切らせていただきますので、参加希望者はお早めにお申し込みください。


お申し込みは、下のバナーをクリック!

CALSスクエア北海道 総合評価セミナー

csh08ymatu at 14:43コメント(7)トラックバック(0)CALS/EC | 土木 

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コメント一覧

1. Posted by ふじやす   2010年05月25日 13:31
 島根で土木設計を行っている土木設計技術者です。

 島根県では、国交省が推奨するCAD製図基準が実用的でないことから独自の製図基準を制定しました。基準といってもレイヤをシンプルにしただけです。
 今後は、CADのレイヤ名も日本語にする動きもあるようです。

 更に、島根県では電子納品をシンプルにしています。
 XMLの廃止、フォルダ構成の日本語化、ファイル名の日本語化、一連番号付加によるファイルソートの順序化、が大きな特徴です。
 これらガイドラインは、エンドユーザである役所担当者、受注者とも実績的に成果品を有効に活用できることから、周辺の市町村も賛同して準用しています。

 北海道では、国交省の電子納品ガイドラインを準拠しているのでしょうか。それとも島根県のようなエンドユーザが扱い安いシステムへとアレンジしているのでしょうか。

 お手数ですが、参考としてお聞かせ願えないでしょうか。
2. Posted by ちょーろー   2010年05月25日 23:02
●ふじやすさん

ご質問の件ですが、結論から言いますと、

北海道は「ALL JAPAN」を基本に、独自フォルダにCADオリジナルファイルと原寸PDFファイル(農政部のみ)を入れるようになっている。

と言うことでしょうか。

■基準やガイドラインについては、
北海道開発局及び北海道は国土交通省とnn-calsに、ほぼ準じています。
それぞれ独自のガイドラインはありますが、独自の製図基準等は制定されていません。

北海道のガイドラインについて少し説明しますと、以下の点が独自仕様となっています。

DRAWINGフォルダの直下にOTHRSフォルダを作成し、そのなかにCADオリジナルファイルと原寸PDFファイル(農政部のみ)を入れる。

あとは、建設部の場合は「国土交通省版電子納品チェックシステム」、農政部の場合は「nn-cals電子納品チェックシステム」を用い、エラーが出なければOKとなります。

■職員の理解度については、
北海道の職員は(開発局職員も)、CALS/ECの知識は浅く、事前協議においても「何を書けばいいか分からないので、そちらで適当に書いておいて」といった感じです。

また、基本設計の図面に製図基準を適用させようとしたり、測量図が基準に準じていないにもかかわらず、全て基準に合うように修正することを要求されることも多々あります。もちろん、設計変更はありません。
3. Posted by ちょーろー   2010年05月25日 23:02
・・・続き・・・



■私個人的には、
CALS/ECは「ALL JAPAN」であることが必要だと思っています。

各地整や自治体が、どんどん拡大解釈したりローカルルールを作成・運用することは、本来のCALS/ECから離れることではないでしょうか。

国がCALS/ECに対して、何処まで本気を出しているのか良く分かりませんが、少なくとも私が関わってきた現場の担当者はやる気がないように思えてなりません。


※この文に対して、間違いやご意見等ありましたら、コメントしていただけるとうれしいです。
また、コメントはちょっとという場合はメールでもかまいませんので、よろしくお願いいたします。
4. Posted by ふじやす   2010年06月03日 08:56
 私なりのレイヤ名の日本語化提案をメールさせて頂いたのですが届いたでしょうか?

 以下が概要です。

 測量→設計→施工とCAD図面を共有するには、現在の国際標準を目的とした英字略称のレイヤ名ではユーザが扱いにくいため、日本語化することを提案しています。
 国際標準化は、日本語レイヤ名に統一性を持たせて、SFXブラウザ開発のように、無償のコンバータを開発すればよいと考えています。
 日本語レイヤ名化も、現在の製図基準に記載してあるレイヤ名一覧表の日本語説明をもう少し個別化、簡略化すれば効率的に整備できるのではないでしょうか。

 以上、ご意見を伺わせてください。

(メルアドが外部に見えないのであれば添付するつもりです。大丈夫でしょうか)
5. Posted by ちょーろー   2010年06月03日 12:20
●ふじやすさん

メールは無事受け取っています。
その直後に返信もしたのですが、届いていないでしょうか。
(プライベートアドレスで返信したのがまずかったのかな?)

そういえば、本日、nikumaruさんのブログで島根県のCALSについて書かれていました。
やはり、発注者がやる気を出さないと進まないのでしょうね。
6. Posted by ふじやす   2010年06月04日 11:32

ちょうろう様

 すみません。
 当方は、ウイルスバスターによりスパムメールを自動的に排除しています。1日に100件近いスパムメールが送付されますので気付かなかったのかもしれません。

 気をつけてチェックしますので、お手数ですが、再送願えないでしょうか。

 宜しくお願いいたします。

7. Posted by ちょーろー   2010年06月04日 19:15
●ふじやすさま

メールしました。

これからも、よろしくお願いしますね。

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山好き、バイク好き、車好き、スイーツ大好きの、ふつーのおやじです。
日帰りできる山を守備範囲としていますが、知床連山登山道の維持管理をしていたこともあります。
16歳からバイクに乗り続け、現在はBMW K1300Sに乗っています。
仕事は総合評価関係、技術士受験対策等を行っています。
技術士二次試験の相談にも乗りますので、メールください。
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