2010年08月18日
ハンディーGPSについて
GARMINから販売されている「地図表示機能付きGPS」機種の簡単な使用感です。
なお、使用したのは次の3機種です。
・Legend HCx
・Vista HCx
・GPSMAP 60CSx
現在、登山の時に使用しているのは、私物の「GARMIN eTrex Legend HCx」です。
アンテナの感度も問題なく、地形図も使えますし、なかなか良いGPSだと思います。
最近、「GARMIN eTrex Vista HCx」と「GPSMAP 60CSx」を使用する機会がありました。
「Legend」と「Vista」の大きな違いは、電子コンパスが内蔵されているかいないかです。
「Legend」を使用しているときは、自分の向いている方向を知りたいときは、数歩歩く必要がありますが、「Vista」は電子コンパスが入っているので、停止したまま方向が分かります。
実際使用してみると、この差は非常に大きく、春の雪渓歩きや、踏み跡のあやしい縦走路、藪の中など、GPSが進行方向を関知するまで歩くことが難しいときなど、力を発揮します。やはり、いつでも方向がわかると言うことは、非常に心強いとも思いました。
「Legend」と「Vista」の価格差は、約2万円。使用目的にもよりますが、私は差額の価値は十分あると思います。
なお、「GPSMAP 60CSx」は「Vista」に比べ、アンテナの感度が高い、本体メモリが多い、処理速度が速いなど利点はありますが、私が使用した感じでは本体サイズの小さい「Vista」で十分と思いました。また、実用上、アンテナの感度も思ったより差はないようです。
以上、ハンディーGPS選定の参考になれば幸いです。