2011年02月21日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その10
本日、7度目の診察へ行ってきました。
「突発性難聴」を発症したのが2010年12月3日なので、あと1週間で3ヶ月となります。
仕事が忙しくてなかなか病院へ行く時間を見つけられず、薬が無くなって1週間以上経ってから、やっと会社を5時半ダッシュして病院へ行くことができました。
気になっていた聴力検査の結果は、低周波数から30dB・30dB・25dBで、やはり正常な方の耳より5dB〜10dB落ちています。
これは、昨年の年末と同レベルですが、感覚的にはあのときよりも聞こえていると思います。
この値がどうかと言えば、正常値は年齢により25dBとも30dBとも言われていますので、下限ギリギリのようです。(年齢的には、30dBでしょうな。)
今でも朝から夕方に掛けて徐々に聴力が落ちて行くので、朝はもう少し聞こえていると思います。
先生の話では、「まだ戻ると思いますよ」とのことだったので希望をつなぐことが出来ました。
ただし、悪化した場合はすぐ来るようにとの注意も受けました。
治療はもうしばらく薬を飲むことになり、
・メチコバール錠 500μg 朝・昼・晩 1錠
・トリノシン顆粒 10% 朝・昼・晩 1包
を20日分の処方でした。
今までの聴力検査結果を整理してみました。
検査日 125 250 500Hz
10.12.06 65 65 60dB
10.12.13 60 60 55dB
10.12.16 40 40 30dB
10.12.21 70 70 65dB
10.12.27 30 30 25dB
11.01.19 50 50 25dB
11.02.21 30 30 25dB
良くなったり、悪くなったり、聴力に波があったことが分かります。そして、20dBちがうと音の大きさは10倍違うのです。
特に、65dBや70dBの時は、耳が聞こえないことに一日中神経が行っていて、本当に辛かった。本当は聞こえているはずの方まで聞こえなくなったように感じたり、可能であれば会社を休んで寝ていたかった。
現在はと言えば、大きな波はありませんが、多少は疲労度に比例しているように思います。
私の場合、低音障害型ということもあってか、左右の耳で聞こえる音が、大きさだけではなく、違う音に聞こえます。
例えば、携帯電話の「つぅー」という発信音は、明らかに違う音に聞こえ、携帯音楽プレーヤーのイヤースピーカーから聞こえる音なども、左右別々に聴くと違います。
ただ、両方の耳で聞くと脳が勝手に補正するのでしょうか、余り違和感なく音楽を聴くことが出来ます。
一時は、音楽など聴く気になれなかったのですが、今は音楽を聴きながらブログを書いています。
まあ、ここのところぐうたら生活をしているのが、耳には良かったのかなーと思っています。