2011年08月21日
BMW K1300Sで高速道路初体験。 やっぱ、バイクはいいね。
やっと、K1300Sの慣らし運転を兼ねてほぼ高速道路オンリーの220km程のミニツーリングに行って来ました。
同行者はカワサキGPZ1000RXという、当時世界最速のフラッグシップモデルで、私の前の愛車GSX-R1100とほぼ同年代のバイクです。
年式は古いですが、さすが世界最速だっただけあってK1300Sと交換して乗っても、少しトルクが細く感じる程度でパワー不足は感じません。
GPZ1000RXは、K1300Sよりも安定感は上で、スピードが○×△km/hを越えてもオンザレールで非常に重量感と安定感のある乗り味です。
K1300Sは、安定感もあるのですが車重を感じさせない適度な軽さもあり、これがK1300Sの味付けなのかも知れません。プレミアムラインなので走行中にサスペンションの硬さを変えてみましたが、安定感の変化は思ったより感じられませんでした。
GSX-R1100は、○×△km/hを越えると安定感が非常に悪くなったので比べようもありませんが、加減速時だけでなく走行時も迫力は一番かも知れません。またカウルが大きかったせいもあって、身体にかかる風圧は楽でした。
ほぼ新車のK1300Sは、走るにつれてどんどんエンジンの回転から角が取れて行くのが分かりました。帰りには、モーターのような感覚にさえ感じ、慣らし中のリミット8000rpmを越えないようにするのに気を使いました。
レーザーのマフラーの音は、走行中でも適度に聞こえるもので、排気量を考えると、もう少し低音成分が欲しい気もしますが、追い越し区間でシフトダウンをして一気に加速するときは、加速感と排気音に痺れてしまいます。そして、アクセルを開けたままのシフトアップはF1を彷彿とさせる気持ちの良いものです。
燃費の方は、かなりハイスピードのツーリングでしたが18.8km/lとなかなか良い値をマークしました。ちなみに、街中燃費は12km/lぐらいでしょうか。
約半日高速道路をツーリングしたわけですが、減速時に回転を合わせるためにアクセルをあおっときにエンジンがふけないのは相変わらずで、これだけはやはりいただけません。
それから、スクリーンが小さい割に整流効果が高いのも分かりましたが、ヘルメットのシールドが虫だらけになるので、もう少し大きい物が欲しいですね。
私にとっては初めての「デュオレバー」&「ドライブシャフト」のバイクなので、最初は違和感を感じていましたが、今日でほぼ慣れてしまいました。K1300Sは非常にブレーキが良く利く(ABS付きはレバーを握れば前後輪とも利く)のですが、ブレーキング時にフロントがダイブしません。これに違和感を感じる人が多いと思われますが、私の場合、GSX-R1100にNEAS(アンチノーズダイブ)が付いていたので、それ程違和感はありません。
それと、K1300Sのガソリンタンクはダミーなのでマグネットのタンクバッグが付きませんでした。
さて、走行距離130kmから350kmになったのですが、このペースで行くと1000kmは何時になることやら。
そーいやあ、ポジションもきつくなく、ストレスも少ない乗り味で、疲労感は非常に少ないですね。
最後に、
やっぱ、バイクはいいね。