2013年05月08日
トレッキングポールを比較してみました。
北海道のGWは吹雪に雨模様で、天気は悪いし寒いしで、とってもじゃないけど登山どころじゃありませんでした。
当然、バイクも始動してません。
とはいえ、山登りのシーズンに向けてそろそろ登山に関する話題です。
私は、山登りをする時いつもトレッキングポール(登山用のストックですね)を使用しています。
最初に使い始めたのは「LEKI MAKALU ultralite(たぶん約1.5万円)」というもので、本体はアルミ製、グリップは左右非対称のスポンジ、アンチショックが付いているものです。
このトレッキングポールは、2006年から既に6年も使っていて、クルクルまわしてロックするのですが、固定するコマがすり減ってきてなかなかロックしなくなってきていました。
そこで、昨年になりますが「Black Daiamond ALPINE CARBON CORK(14,700円)」というカーボン製でフリックロックのトレッキングポールを買いました。
軽くてなかなか良いのですが、残念ながらアンチショックが付いていません。
アンチショックについては、それ程気にしていなかったのですが、「有り」をずっと使っていたので、「無し」になると手首や肘・肩などへの負担が大きいように思います。
結局のところ、Black Daiamondの方は1度使ったきりLEKIに戻っています。
LEKIの方は、一度ロックを緩めるとロックするのが大変なので緩めないでいます。
ネットで調べると、ロック機構のコマがパーツで入手出来るようなので、交換しようと思っています。
また、Black Daiamondからもアンチショックが出ているのでそちらも気になりますね。
トレッキングポールを使っている方にお願いなのですが、夏山での利用時は必ず先端にゴムプロテクタを付けて下さい。
羅臼岳の登山道整備をしていて解ったのですが、ポールで何度も突かれてところから登山道が崩れて行きます。
自分一人ぐらい良いだろうと皆がゴムプロテクタなしで使用していると、どんどん登山道が破壊されます。
登山道が掘れて水道になって、深い沢状になっているのを見たことがあると思います。
そうならない為に、登山道以外を歩いたり、ポールにゴムプロテクタを付けるなど、最低限のマナーを守るようにお願いします。
さて、先端のゴムプロテクタは一年に何回か抜けてなくなります。ゴムプロテクタだけで購入できるのですが、LEKIのゴムは1個500円ぐらいします。しかし、Balck Daiamondのは2個で450円ぐらいです。
それぞれのポールの先端の太さを比べると、少しだけLEKIの方が太いようです。
と言うことは・・・各自それぞれの責任でお願いします。
個人的には、LEKIのゴムが高いのでなくなっても買わないって方がいるように思います。もう少しリーズナブルなお値段にして頂けるとうれしいですね。

下:Black Daiamond ALPINE CARBON CORK

本体はアルミ製

本体はカーボン製