2014年08月05日
トレッキングポールを比較してみました。 その2
しばらく登山の話題から離れていましたが、今年もトレッキングホールを買いましたのでそのレポートです。
トレッキングポールについては、2013年5月に「トレッキングポールを比較してみました。」で書きましたが、今回はその2と言うことで、LEKIのANTISHOCK QUANTUMについてです。
さて、長く愛用していたLEKIのMAKALU ultraliteのストッパーがうまくロックしなくなったため、昨年購入したBlack Daiamond ALPINE CARBON CORKを何度か使っていました。
しかし、アンチショックになれた身体には、特に下り時にストックを突いた時に感じるショックに違和感があって、結局MAKALU ultraliteのストッパーのコマ交換を行って使っていました。
ところが、今年に入ってMAKALU ultraliteのアンチショックが壊れて半分ぐらいしかショックを吸収しなくなってしまいました。
そこで、新たにアンチショック付きのLEKI ANTISHOCK QUANTUMを購入しました。
このポールは、上部のロックはワンタッチ式、下部のロックは従来と同じ回してロックするタイプで、この部分がアンチショックとなっています。
やっぱりアンチショックだねと、いざ登山で使ってみると、あれ?これってアンチショック?と、MAKALU ultraliteとは何か違う感覚で、突いたときに堅さを感じました。
その感覚的な違いがなんなのかMAKALU ultraliteとANTISHOCK QUANTUMを比べてみました。
すると、ANTISHOCK QUANTUMのショックを吸収する縮み代がMAKALU ultraliteの半分ぐらいしかありません。
何か物足りなさというか突いたときの違和感はこれだったようです。
ポールばっかり集めてもしょうがないので、この感覚になれるしかないでしょうね。
グリップについては、LEKI MAKALU ultraliteがウレタンで、LEKI ANTISHOCK QUANTUMがゴム系、そしてBlack Daiamond ALPINE CARBON CORKはコルクで、それぞれ素材の違いはありますが、私はいつもグローブをしているのでどれもそれ程違いは感じられません。
重さもそれぞれ違いますが、あまり気になるほどの差はありません。
ところで、ANTISHOCK QUANTUMを初めて使ったのは十勝岳で、特に先端のゴムが刺さって抜けないという事もなかったのですが、下山までに両方とも先端のゴムが無くなってしまいました。
MAKALU ultraliteではこんな事はなかったので、余りにも緩すぎると思いませんか?
1個500円+税を2個ですから、結構な出費です。
これが、先端のゴムを付けない人が増える一因になっているかも知れませんね。
上:LEKI MAKALU ultralite アルミ製 不明g
中:LEKI ANTISHOCK QUANTUM アルミ製 572g
下:Black Daiamond ALPINE CARBON CORK カーボン製 490g
EKI MAKALU ultralite アルミ製 不明g
LEKI ANTISHOCK QUANTUM アルミ製 572g
Black Daiamond ALPINE CARBON CORK カーボン製 490g
左:Black Daiamond ALPINE CARBON CORK
中:LEKI ANTISHOCK QUANTUM
右:LEKI MAKALU ultralite