2019年03月13日
平成30年度 技術士二次試験合格発表
3月8日、平成30年度 技術士二次試験の合格発表の日でした。
合格者の皆様、本当におめでとうございます。
努力の賜だと思います。
努力は嘘をつきませんから。
合格した方はさらなるキャリアアップに向けて、惜しくも涙を飲んだ方は来年度の試験に向けてスタートを切ってください。
来年度は試験制度が変わり、コンピテンシーを重視し確認するようになります。
コンピテンシーに対してしっかり対策すれば、何も不安に思う必要はありません。逆に対策できなかった人もいるでしょうからチャンスです。
自分にも言い聞かせているのですが、合格はゴールではなくスタートラインという自覚を持って、これからは技術士として恥じることのないように業務に当たって欲しいと思います。(資格が仕事をするわけではないのですから)
合格率等の統計情報は、日本技術士会のホームページで、以下のように発表されています。
全体合格率がなんと9.1%と1桁となりました。1桁というのは技術士試験が始まった昭和33年からみても初めてのことです。
受験者の多い建設部門(6.3%)と総合技術監理部門(6.4%)の極端な合格率の低さが要因となっているようです。
ただ、他の部門は特に合格率が下がっているようなわけではないことと、記述問題の難易度は例年と変わっていないように感じられるため、建設と総監の択一問題が難しくなったのかも知れません。
そのため、建設では足きりされた受験者が多く、それが合格率に響いたのかも知れません。
なお、地域別では北海道(6.4%)と沖縄県(5.2%)とワーストツーとなっています。