2019年09月21日
天塩岳〜前天塩岳 2019年9月21日
2019年9月21日、友人と天塩岳〜前天塩岳に登ってきました。
前回登ったのが2014年9月21日なので、まさに5年振りになります。
大雪山系や十勝岳連峰など2,000m級の山は前週からの降雪ですっかり冬山になってしまい、黒岳の石室付近では1mも積雪があるとのことで、夏装備での登山は禁止となっていました。そのため、高原温泉から緑岳に登る予定でしたが、比較的標高の低い天塩岳にしたのでした。
登山口には、立派なヒュッテと炊事場、そしてトイレがあり、広い駐車場もあります。駐車場には既に車が7〜8台ほどあって、既に出発されていたようでした。ヒュッテをのぞいてみると、畳が敷いてあり薪ストーブも完備されていました。薪はヒュッテの横にありますので、自由に使うことができます。
今回も前回同様天塩岳から前天塩岳と左回りで登りました。友人と同行なので、比較的登山道の傾斜が緩く登りやすい新道を登るルートにしました。結果としては、天塩岳も所々登山道にも残雪がありましたが、ほぼ夏山でした。装備としては、取り敢えずいつもザックに入っているGOA-TEXのヤッケ、それにフリースを追加した程度です。
全集は天候不順で雨が多く沢は増水していましたが、板の橋が架かっていて徒渉はほとんどありませでした。
連絡路分岐から右に折れ、新道コースに向かいます。
うっかり見過ごしそうな天塩円山を超えてしばらく行くと避難小屋とトイレがあります。とっても綺麗なトイレがあり、女性にとっても非常に安心だと思います。
ここでしばらく休憩し、おにぎりを食べていると、西天塩岳に行って来た方や、天塩岳から下ってきた方など、沢山の人が来ました。我々はこれから天塩岳と前天塩岳に向かうのに、彼らはもう下山なんですね。私は西天塩岳も行きたかったのですが、同行者がパスしたいと言ったのと、時間的にきつそうだったので次回に持ち越しました。
まあ、我々は汗をかかない程度の、のんびりペースで話をしながらの登山なので、こんなもんでしょう。
天塩岳山頂からの眺望は、雲がありましたが高い秋の雲のため360度見渡す限り開けていました。降雪のあった表大雪方向を見ると、真っ白でまさに冬山の感じでとっても綺麗でした。
天塩岳山頂から大雪の山々を眺めながらしばらく休憩して、残りのおにぎりを食べて前天塩岳に出発。前天塩岳には、一度下って登り返しです。
前天塩岳から天塩岳を眺め、天塩岳に直登する旧道(沢)コースが見えるので、次はあそこから登りたいなと思いました。
前天塩岳に着いたのが午後1時を回っていたので、いつものペースだともう下山完了の時刻のため、このペースだと暗くなる可能性もあるので、休憩もそこそこに下山することにしました。
何とか午後3時半過ぎ、暗くなる前にヒュッテに着くことができました。
天塩岳は、新道コースも前天塩岳コースも本当に良く笹の刈り払いが行われていて、歩きやすい登山道です。刈り払いして下さっている方に感謝感謝です。
下山後、愛別町の共和温泉で汗を流して帰路につきました。
今回のタイムログです。
時刻 | 経過(区間) | 距離(区間) | ポイント |
6:56 |
0:00(0:00) |
0.00 |
登山口 |
7:26 |
0:30(0:30) |
1.5(1.5) |
連絡道分岐 |
9:57 |
3:01(2:31) |
5.0(3.5) |
避難小屋 |
11:14 |
4:18(0:55) |
6.5(1.5) |
天塩岳 |
12:56 |
6:00(1:21) |
8.0(1.5) |
前天塩岳 |
15:10 |
8:14(1:58) |
11.5(3.5) |
連絡道分岐 |
15:38 |
8:42(0:28) |
13.0(1.5) |
登山口 |
全行程 13.0km 8時間42分 (休憩含む)
GPSログのダウンロードはプログ左側の Links 「Nob's HomePage」 からどーぞ。
※写真には、位置情報が入っています。カシミール3D等のソフトで読み込むと、写真の位置が分かります。
ヒュッテ
1F2Fともに薪ストーブが
設置されています。
薪はヒュッテの横、
屋根の影にあります
天塩岳周辺概念図
沢を渡る橋
徒渉はほぼなく
板の仮橋が架けられてます。
新道コース分岐
天塩円山
天塩円山の標柱
文字は読めません
天塩岳山頂標高
1,558m
天塩岳山頂から
避難小屋方向
表大雪方向
雪景色ですね
緑岳(標高年)に行きたい!
溶けないかなあ
中央正面の山は
ウペペサンケ山?
天塩岳山頂から
前天塩岳方向
天塩岳と前天塩岳の
馬の背から見た天塩岳
滝上町って?
確かにその方向には
滝上町が見える
上の標識の所から見た
天塩岳
前天塩岳をトラバースする分岐
上記標識から見た天塩岳
前天塩岳山頂
1,540m
前天塩岳山頂から
少し下った所にある
イチイの木
ハイマツ帯にあります
これ以上大きく
なれないんだろうなあ
風の影響で片側に枝が伸びてる
旧道分岐
来年は旧道を登ってみたい