2020年04月11日
後部硝子体剥離
「後部硝子体剥離」なるものをやってしまった。
2020年3月21日(土)の夕方、テレビを見ている時、右目が何か光ったので、メガネのレンズに何かが反射したかなと思った。
そのあとすぐ、右目の視野の中心からすぐ右側に大な飛蚊症というか蚊よりももっと大きなものが現われ、水に墨を流したようなもやもやとしたものが広がった。
そして、右を見ると右目の右の方に左がへこんだ三日月のような光が走る。
痛みとかは全くないし視力も落ちてないようだけど、何かヤバイことが起きたような気がして、ドキドキだった。
本来であればすぐ病院へ行くのだが、土曜日の夕方のため救急でなければ月曜日まで行きつけの眼科はやってない。
もし、何か急激な変化があれば救急病院へ行くことにして、様子を見ることにした。
日曜日の日中に買い物に出かける時、曇り空を見上げると、砂を撒いたガラスを通したように見え、飛蚊症なんてものじゃなくなんじゃこりゃだった。
暗くなって車を運転すると、左右確認で右を見るとかなり鮮明に三日月が見え、実に不思議な感覚を覚えた。
月曜日の朝、いつもの眼科に行くとコロナの影響か患者が少なかった。
受付で症状を話すとすぐ呼ばれ、眼圧検査、視力検査、そして瞳孔が開く目薬を差した。
眼圧も視力もいつもと変わらなかったので、少しは安心した。
目薬が効くまで20分程待ってから診察室へ。
眼底検査を行い、次のような説明があった。
・特に出血や網膜剥離等は見られないため、手術等の処置は不要
・眼球の中は卵の白身(硝子体)のようなものが入っていて、加齢により萎縮し網膜からはがれたと思われる
・飛蚊症の原因は、硝子体が網膜腹はがれた時にゴミが飛び散ったためではないか
・これは、良くなることもあるし、このままの時もある
後部硝子体剥離となってから、約20日ほどたったが、飛蚊症は増えも減りもしてない。
慣れとは恐ろしいもので、右を見た時の三日月も暗くなり、増えた飛蚊症もそれほど気にならなくなった。
ただ、ふとした時に右の方に天井から蜘蛛がぶら下がってきたように見えることがある。
蜘蛛が飛び上がるほど嫌いな私には、少し辛い。
なんだかんだ言っても、結局、加齢で片付けられるものかもしれない。
年を取ると、こうやって徐々に機能が失われてゆくのだなあと実感している。
仕事が忙しいとか言わずに、やりたいことを早く始めなければ体が付いていかないかもしれない、と思う今日この頃である。
もし、現在心当たりがある方、過去に発症した方、コメントでもメールでもいただければと思う。
もし、現在心当たりがある方、過去に発症した方、コメントでもメールでもいただければと思う。
コメント一覧
1. Posted by わたり 2021年02月24日 12:21

私も二週間前に発症し全く同じ症状です。
眼科での診断結果と処置なしに唖然・・・。
手術してでも直したいと思っていますが、ネットで調べても同じような情報しかありません。ガッカリです。
※年齢は56歳で同じ道民です。
2. Posted by ちょーろー 2021年02月24日 15:11
わたり さん
コメントありがとうございます。
「後部硝子体剥離」嫌な病気(?)ですよね。
なんとか直らないものか、これからどうなるのだろう等、色々心配があるのは経験者だと良くわかりますので、お気持ちをお察しいたします。
私の場合は、症状を発使用してから3カ月に一度眼底検査をしています。
今のところ、網膜剥離や網膜裂孔、出血等もありません。
見え方については、三日月型の光はなくなりましたし、砂嵐も少し良くなったような気もしますが慣れただけなのかも知れません。
ただ、飛蚊症と言うか黒いごみは減らないですね。
見ている中心のちょっとだけ右側に大きいごみがあって見にくいですが、視力検査では視力が落ちていないので不幸中の幸いかなと思っています。
今は現状維持を目標にしています。
何でもかんでも加齢で片付けられちゃ困りますよね。
コメントありがとうございます。
「後部硝子体剥離」嫌な病気(?)ですよね。
なんとか直らないものか、これからどうなるのだろう等、色々心配があるのは経験者だと良くわかりますので、お気持ちをお察しいたします。
私の場合は、症状を発使用してから3カ月に一度眼底検査をしています。
今のところ、網膜剥離や網膜裂孔、出血等もありません。
見え方については、三日月型の光はなくなりましたし、砂嵐も少し良くなったような気もしますが慣れただけなのかも知れません。
ただ、飛蚊症と言うか黒いごみは減らないですね。
見ている中心のちょっとだけ右側に大きいごみがあって見にくいですが、視力検査では視力が落ちていないので不幸中の幸いかなと思っています。
今は現状維持を目標にしています。
何でもかんでも加齢で片付けられちゃ困りますよね。