表大雪
2016年08月06日
永山岳〜愛別岳〜比布岳〜当麻乗越〜沼の平 2016年8月6日
前回は、2007年なので約9年振りです。
9年も経つと登山口の愛山渓温泉までの道路の状態もすっかり忘れていて、細い砂利道だとばかり思っていたら、愛山渓温泉まで舗装されていました。
天気の良い土曜日にもかかわらず駐車場には数台しかなく、入山届けも私の前には2名だけでした。
また、入山届けを書かない方が多いので信用はできませんが、いずれにしても空いていると思われました。。
前回の記録を読むと、銀明水あたりまでは登山道が藪こぎどろどろぬるぬると書いてありますが、現在は笹刈りもされていて、多少ぬかるみや水たまりもありますが、気になるほどの悪路ではありませんでした。
ちなみに前回はあった愛別岳の看板もありませんでした。
登り初めて40分ほどで昇天の滝が見えてきます。
その後、さらに40分ほど登ると徐々に展望が現れ、沼の平が見えてきます。
永山岳までは、約2時間40分で到着しました。
永山岳からは愛別岳が見えるのですが、山頂に雲がかかっていて少し心配になりました。
まだ、食事には早いので愛別岳を目指して先に進みました。
愛別岳は、永山岳から比布岳へ向かう途中から左へ下るのですが、看板が小さいので見逃している方もいたようです。
愛別岳へは、滑りやすい急斜面を下り、急な岩場を降りるため、非常に怖い道です。
そして、愛別岳への登りはこれも急斜面の岩場とガレ場をのぼるため、やはり怖い思いをします。
いずれにしても無理をせず、スリップや滑落等の事故を起こさないように注意深く進む必要があります。
愛別岳山頂は、手彫りの看板があった記憶があったのですが、現在はなくなっているようで、三角点の石が山頂の目印となっているようでした。
永山岳から見た愛別岳は山頂が雲の中だっのですが、登頂したときは晴れていて、周りの景色を堪能することができました。
ここで、コンビニおにぎりを2個食べながら景色を眺めました。
山頂からもう少し北側に愛別岳の先端がありますが、道もないようなので行くのこやめました。
実際に行った人はいるのかなあ?
また、ここまでくる間に何度も抜きつ抜かれつした方と少し世間話をしたのですが、名寄の方で日帰りであちこちの山々を登っていていて、永山岳と比布岳は何度も登っているが愛別岳は初めとのことでした。
その後、急な斜面を引き返し、比布岳へ向かいました。
今回は当麻乗越から沼の平を歩きたいので、比布岳までとして遠い北鎮岳はやめました。
安足間岳、当麻岳は、三角点も標柱も何もないので、山頂はよくわかりません。
特に安足間岳はどこなのか不明です。
当麻岳は、GPS上の山頂と見た目の山頂が合わないですが、ピーク的にはGPSの方が正しいような気がします。
当麻乗越まで下ると、姿見の池との分岐になり、姿見の池のゴンドラもすぐそこに見えます。
池の成り立ちが書かれた説明看板を読んで、なるほどと感心したり、真新しい熊の糞を見て少しびびったりしながら下山しました。
北鎮岳の山頂を踏まないまでも、なかなかロングの山行でした。
今回背負っていった水は、スポーツドリンク2.5リッター、水1.0リッターの合わせて3.5リッターですが、ほぼ全て飲み干しています。
夏山は気温が高くハンパない汗が出ますので、可能な限り水分を持って行くべきだと思います。
タイムログ
時刻 | 経過(区間) | 距離(区間) | ポイント |
6:20 |
0:00(0:00) |
0.00 |
登山口 |
6:28 |
0:18(0:18) |
1.0(1.0) |
沼の平分岐 |
8:51 |
2:41(2:23) |
5.6(4.6) |
永山岳 |
10:06 |
3:56(1:15) |
8.1(2.5) |
愛別岳 |
11:28 |
3:57(0:32) |
9.5(1.4) |
比布岳 |
11:45 |
5:25(0:57) |
10.1(0.6) |
安足間岳 |
12:16 |
6:06(0:31) |
11.5(1.4) |
当麻岳 |
13:18 |
7:08(0:39) |
13.1(1.6) |
当麻乗越 |
15:11 |
9:01(1:53) |
17.7(4.6) |
沼の平分岐 |
15:29 |
9:19(0:18) |
18.7(1.0) |
登山口 |
全行程
18.7km 9時間19分(休憩含)
登山口〜比布岳山頂 標高差 1,187m (GPSより)
GPSトラック
GPSログのダウンロードはプログ左側の Links 「Nob's HomePage」 からどーぞ。
※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。
愛山渓温泉駐車場
ここが登山口
登山案内図
こう言う案内図は山の位置関係が
わかって良いですね
駐車場から少し行くと
入山届けがあります
橋を渡ります
沼の平分岐
愛山渓温泉側
昇天の滝
沼の平分岐
永山岳側
沼の平
休憩施設があります
といってもベンチだけですけど
永山岳山頂
2,046m
永山岳を過ぎてからの愛別岳
すこし雲がかかってます
当麻乗越分岐
ここから愛別岳へ分岐します
看板が小さいので
行き過ぎている人もいました
分岐からの下りの難関箇所の
岩場を下から見上げてます。
ここは、怖いですよ。
十分気をつけましょう。
年配のご夫婦は無理だと
引き返されました。
愛別岳へのコルから見た永山岳方向
愛別岳方向
愛別岳山頂方向
結構な急斜面の岩登りです
こんな感じの急な登りです
手足を使ってよじ登る必要があります
愛別岳山頂
2,112m
2007年にはあった手彫りの
看板は見あたらなくなっていました
かん゛んはこちらを参照
愛別岳山頂から
北鎮岳方向
黒岳山頂も見えます
愛別岳山頂から北側の先端
行けるのかなあ
愛別岳からの戻り道
比布岳方向
すばらしい眺めです
愛別岳はこんなに急斜面です
愛別岳分岐への戻り道
滑りやすい急斜面です
滑落したら・・・
比布岳山頂
2,197m
比布岳山頂から見た北鎮岳
片道約1時間弱かかるので今回はパス
当麻乗越を歩きたいので時間節約です
比布岳から見た旭岳
山頂は雲の中です
比布岳山頂でのGPSトリップ
既に9km以上歩いてます
安足間岳山頂(と思われる)
2,194m
その場所から見た比布岳方向
山頂の標柱も看板も三角点もありません
安足間岳山頂(と思われる)から見た
旭岳方向
まだ山頂は姿を見せません
安足間山頂(と思われる)から見た
当間岳方向
安足間岳から当麻岳への途中から見た
旭岳と沼の平
相変わらず朝日岳山頂は見えません
当麻岳山頂(GPS上)
2,076m
たぶんここがピークです
当麻岳山頂(GPS上)から見た
沼の平方向
当麻岳山頂(GPS上)から見た
当麻岳の西側の尾根方向
感覚的にはこの先が
当麻岳山頂のような・・・
少し登ると木の板がありました
上まで登ってみるとさらに先があります
先端まで行って振り返ると
GPS上の山頂の方が高いように
見えますね
でも、感覚的にはこちらが山頂です
当麻岳から当麻乗越への途中から見た
沼の平方向
岩に窪みがあって中に球形の石が入ってます
これは川の中で見ることができるのですが
山の上にあるのはどうしてなのでしょうね
当麻乗越
ここから愛山渓温泉まで5.5kmもあります
けっこうくたびれているので遠く感じます
旭岳がやっと全景を見せました
沼がだんだん近くなってきました
当麻岳方向を振り返って見ました
熊の糞があちこちにありました
まだ新しいです
もう少しで沼です
泥炭地帯なので
木道が整備されています
沼越しの当麻岳、永山岳方向
沼の間の木道を歩きます
下山完了時のGPSログ
GPS上では19.4km歩きました
くたびれました
2015年10月20日
2015年09月06日
黒岳登山記録会 2015年9月6日
記録会は相変わらず大盛況で、今までは当日参加もできていたようなのですが、今年は申し込み者が多かったため、途中でキャンセル待ちになっていました。
今年は9合目の招き岩あたりから紅葉がはじまり、去年と同様に綺麗でした。
記録の方ですが、8時スタートの先頭から4名が1時間を切るタイムで、51分、53分、57分、58分だったので、ベストタイムは51分じゃないでしょうか。
念願の1時間を切ることができて、とってもうれしいです。
ちなみに、息子が51分でした。(昨年の52分を記録したのは弟の方で、今年は不参がでした。)
昨年の私のタイムは1時間12分だったので15分の短縮でしたが、荷物が去年より2kgほど軽かったのが良かったのかも知れません。
というのは、リフト(約17分)に乗っているため、7合目から頂上までは40分で登ることになりますので。
いや、三浦裕一郎を見習って、まだまだパワーアップしますぞ!と言っておきましょう。
山頂にゴールした後、息子とお鉢平らを右回りに一周することにしました。
お鉢平カルデラの外輪山は、黒岳石室から右回りに、以下の山々の山頂を踏むことができますが、北鎮岳だけは、少し登る必要があります。
北海岳 2,149m
↓
松田岳 2,136m
↓
荒井岳 2,183m
↓
間宮岳 2,185m、
↓
中岳 2,113m
↓
北鎮岳 2,244m
なんだかんだで、約16kmの山歩きでした。
下山後は、朝陽亭のお風呂につかって汗を流しました。
ロープウエーの5合目駅の屋上からの眺望
ニセイカウシュッペ方向
ロープウエーの5合目駅の屋上からの眺望
武華山方向
第1組8:00スタート
この後は、3分間隔のスタートが続きます。
8:00スタートのゴール1位から4位
51分、53分、57分、58分のタイムでした。
私は、57分で、とうとう1時間切りました。
黒岳石室からお鉢平への分岐
北鎮岳を登って、一周約3時間半の行程。
前夜の雨で増水してました。
白雲岳
烏帽子岳
左:北鎮岳
右:凌雲岳
北海岳 2,149m
間宮岳 2,185m
お鉢平
中岳 2,113m
自然の造形物
こんな岩もありました。
北鎮岳 2,244m
北海道では、旭岳 2,291mに次いで
第2位の高さです。
北鎮岳山頂から鋸岳方向
雲が稜線を超えられずにいました。
お鉢平
2015年07月12日
銀泉台〜赤岳〜小泉岳〜白雲岳〜緑岳 2015年7月12日
2015年7月12日 銀泉台〜赤岳〜小泉岳〜白雲岳〜緑岳〜小泉岳〜赤岳〜銀泉台と縦走してきました。
非常に良い天気の一日でした。
日焼け止めを塗ったにもかかわらずひどいことになってしまいました。
昨年まで使っていた日焼け止めから、お肌に優しい物に変えたのですが、ちと、日焼け止めの効果が薄かったのかも知れません。
実は、2ウェイカーゴパンツを半ズボンにしていたのと、日焼け止めを塗っていなかったのとで、足の日焼けが酷く、真っ赤になってしまい、暫くお風呂にも入れませんでした。
それにしても、UVカットのシャツって本当にUVカットされてたんですね。
日焼け後は酷い痛みもあって、
日焼けと言えばカーマインローションだろうと
付けてました。
やはり、皮がむけてしまいました。
でも、この日焼けは笑っちゃいますね。
銀泉台から白雲岳のコースは2度目で、前回は2010年6月27日なので約5年振りです。
6時30分頃に銀泉台に着いたのですが、登山ブームのためか、ここも既に駐車場は車でほぼ埋まっていて、かなり離れたところしか空いていませんでした。
銀泉台には森林パトロールの事務所があり、立派なトイレもあります。
また、沢水か湧き水を引いてホースで流している所もあり、とっても冷たい水が出ています。
エキノコックスの心配はありますが、みんなそのまま飲んでいるようです。(下山後、私も飲みました。)
登山前に、トイレに行って準備をしていると、登山ツアーのバスがやってきて、トイレに長蛇の列ができていました。
銀泉台は登山口ではなくて、ここから乗用車が走れるような道を500mほど行くと赤岳登山口があります。
ここからが登山道になります。
登山口から少し行くと、斜面が切られていてブロック擁壁で平坦な場所が作られているところがあります。
以前、工事か何かでヤードを作った名残なのでしょうか。
途中、まだ雪渓が残っていて、ミニアイゼンを付けている方もいましたが、私はアイゼンなしでザクザク登りました。
コマサク平では、コマクサの他、ミヤマキンバイなども咲いていました。
最初のピークは赤岳で、次は小泉岳、でも小泉岳は平らなので標柱が無ければ山頂が良く分かりません。
そして、白雲岳、緑岳と山頂を踏みました。
白雲岳山頂からは、旭岳方面、トムラウシ方面なども眺めることが出来ました。
白雲岳の次に、白雲避難小屋へ向かい、ここでおにぎりを食べて小休止。
トイレもあって、女性の方は安心ですね。
白雲避難小屋は管理人が常駐しているのですが、前回もちょっと問題のある言動を指摘させて頂きましたが、今回は3名程がビールを飲みながら、テーブル1つ占領し、世間話をしていました。
だから何だってことはありませんがね。
以前問題だったときもあり、その時のことはここに書きました。
次は、緑岳に向かいました。
緑岳は、天気が良ければ白雲避難小屋から見えるので行くしかないでしょう。
緑岳から小泉岳方面は、たくさんの花が咲いていて綺麗でした。
赤岳では、たくさんの登山者が休憩していました。
下山後は、ホースから出ている沢水か湧き水で顔や頭を洗って、そのまま呑んで生き返りました。
今回は、本当に日差しの強い、暑い一日でした。
タイムログ
時刻 | 経過(区間) | 距離(区間) | ポイント |
6:45 | 0:00(0:00) | 0.00 | 銀泉台 |
6:52 | 0:07(0:07) | 0.5(0.5) | 赤岳登山口 |
8:24 | 1:39(1:32) | 4.3(3.8) | 赤岳 |
8:49 | 2:04(0:18) | 5.3(1.0) | 小泉岳 山頂 2,158m |
9:19 | 2:34(0:30) | 6.8(1.5) | 白雲岳 山頂 2,230m |
10:13 | 3:28(0:35) | 8.9(2.1) | 白雲岳避難小屋 |
10:50 | 4:05(0:26) | 10.3(1.4) | 緑岳 山頂 2,019m |
11:36 | 4:51(0:38) | 12.2(1.9) | 小泉岳 山頂 2,158m |
11:53 | 5:08(0:17) | 13.3(1.1) | 赤岳 山頂 2,079m |
13:02 | 6:17(1:09) | 17.1(3.8) | 赤岳登山口 1,544m |
13:08 | 6:23(0:06) | 17.6(0.5) | 銀泉台 |
銀泉台〜白雲岳山頂 標高差 641m (GPSより)
登り 銀泉台〜白雲岳 8.9km 3時間28分
下り 白雲岳〜銀泉台 10.7km 3時間30分
全行程 17.6km 6時間23分
GPSトラック
GPSログのダウンロードはプログ左側の Links 「Nob's HomePage」 からどーぞ。
※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。
駐車場は既に車で一杯
森林パトロール事務所
トイレ
湧き水か沢水
下山後に呑むと 冷たくて生き返ります。
ここから登山口までは歩きです。
登山口までは林道歩きです。
赤岳登山口
土留めがあり、広い平場が作られています。
コマクサ平には、
コマクサ、ミヤマキンバイなどが咲いてました
雪渓歩きです。
赤岳山頂
1,544m
小泉岳分岐
小泉岳
2,158m
山頂と言っても平らです。
北海岳分岐
正面に白雲岳が見えました。
白雲岳山頂
2,230m
作雲岳山頂での
GPSログ
白雲岳東側の平地
ここに、5月の数日間だけ幻の湖が出来ます。
いつかは見たいと思っています。
白雲岳山頂から
トムラウシ山方向
白雲岳から旭岳方向(パノラマ)
白雲岳から幻の湖が出来る方向(パノラマ)
白雲岳避難小屋へ行く途中に咲いていた花。
白雲岳避難小屋野営指定地
テントが2張り
白雲岳避難小屋
シーズン中は管理人が常駐しています。
白雲岳避難小屋から見える緑岳。
忠別岳分岐
白雲岳避難小屋から緑岳へは
雪渓歩きがあります。
歩いて来た雪渓。
赤岳・緑岳分岐
もう少しで緑岳山頂です。
緑岳山頂
2,019m
緑岳山頂から泊雲だけ方向(パノラマ)
緑岳山頂からトムラウシ山方向
緑岳山頂から白雲岳方向
緑岳から赤岳方向へ少し行ったところには
花がたくさん咲いていました。
緑岳方向に振り返ると・・・
銀泉台の水飲み場。
冷たい水で頭から被りました。
下山後のGPSトリップ
2014年09月07日
黒岳登山記録会 2014年9月7日
昨年は悪天候のため中止となっていたため、2年振りの記録会でした。
今年は雨こそ無かったものの、登りは雲の中でなにも見えず、下山時に少し雲がはれて紅葉が綺麗に見えました。
今年の紅葉は綺麗でした。
息子は最初から自己ベストを狙っていたので、500ccのスポーツドリンク2本とウインドブレーカーのみを背負って、ジャージとランニングシューズで駆け上がりました。
私は3人分の飲み物5リットルとお弁当を背負ってたから遅くてもしょうがないですよね。
本人曰く、登山道が渋滞していたので、空いていたらもっと速く登れたとのことでした。
若いって良いですなあ。
ちなみに、リフトに乗ったので7合目からの1.7kmを約35分で登ったことになります。
大したもんだね。
特に今年は、山ガールファッションに身を包んだおねーさんや、もとおねーさん、そして随分昔におねーさんだった人が多く見られました。
そして、山ガールならぬ山ボーイ(?)ファッションもたくさんいらっしゃいました。
私は薄手のツーウェイカーゴパンツを半ズボンにしてたのですが暑くて汗がしたたり落ちるのですが、あの機能性スパッツは暑くないんでしょうかねぇなどと考えてしまいます。
山頂では、たくさんの人が標柱と一緒に写真を撮ったり、お弁当を食べたりおやつを食べたりしていましたが、我々はいつものように石室へ向かいました。
ただ、今年はトイレの匂いがきつかったですね。
やっぱり何も背負わなくても、息子には全然ついて行けませんでした。
まあ、脂肪という荷物は下ろせなかったので・・・
黒岳山頂では相変わらずたくさんの登山者がいました。
山頂に着いたときに少し雲が晴れて景色を見ることが出来ました。
下山後は、黒岳の湯に浸かりながら来年のタイムはどうかななどと考えながら汗を流して帰路につきました。
スタートです。
なーんにも見えません
やっぱりなーんにも見えません。
山頂でも、なーんにも見えません。
とりあえず石室へ向かいました。
少し見えたかな。
石室前のテーブルも混んでました。
帰りの山頂も人が一杯。広い山頂で良かったね。
標柱の裏側。
見えた。
まねき岩ところの紅葉が綺麗でした。
下のリフト乗り場近くの小屋にこんな地図がありました。
エゾサンショウウオのオタマジャクシ
ゴンドラ駅に到着。
下山後に記念品のTシャツとタイムの入った記録証がもらえます。
2013年08月31日
2013年08月27日
2013年 黒岳登山記録会の申し込み
黒岳にて、9月1日(日)に、『黒岳登山記録会』が開催され、私も参加予定です。
天気予報は、曇り。
雨が降らなければ良いかなと思います。
黒岳登山記録会と言っても、タイムを競うレースではなく、自分が何時間で登ったかという記録を取ってもらうものです。毎年参加すると、去年より速いとか遅いとか自分の耐力の目安にもなります。
料金も、ゴンドラ代+リフト代+50円で、Tシャツが付いてきますので、黒岳を登山するにはちょっとお得かなと思います。
参加費:大人 2500円 小人(小学生) 1500円
参加費には、ロープウェイ・リフト代、傷害保険代、記録証と記録会記念Tシャツ代が含まれています。
申込は8月31日まで、電話、FAX、メールにて受付しています。
大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ
TEL:01658−5−3031
FAX:01658−5−3019
MAIL:sounkyo@rinyu.jp
2013年06月16日
黒岳〜北鎭岳 2013年6月16日
2013年6月16日に、層雲峡から黒岳〜北鎭岳に縦走してきました。
この時期に黒岳を登ったことがなかったので知らなかったのですが、ロープウェイの終点5合目から上の登山道はほぼ雪の下になっていて、下山時にはリフトはスキーヤーで賑わっていました。
ロープウェイとリフトを乗り継ぎ7合目からの登山で、リフトを降りたところで、2人組がアイゼンを付けているところでした。
残念ながら、たわしは今回アイゼンを持っておらず、腐れ雪でアイゼンもきかないので最初から雪渓を真っ直ぐに登り始めました。
先に登った方もいたようですが、ほとんど踏み跡もなく、GPSをにらみながらですが、取り敢えず上に向かえば山頂に着くだろうと登りました。
天候も良く、強い日差しと無風状態のため、汗がしたたり落ちました。
途中、100mぐらい離れたところを登っていた男女のペアの男性が滑落しました。
服装は雨具のようなものを着ていたようで、なかなか止まりません。
離れていたため私もどうしようもなく、ただ大きな木にぶつからないように祈るのみです。
100m以上、滑落してようやく止まったので、様子をうかがっていると、何事もなかったように登り始めたので、まずは良かった良かったといったところです。
相方の女性は、滑落した男性が登ってくるのを見て安心したのか、待つこともせず登り始めました。
たぶん、自分は登るのが遅いので先に行っているねと言うことだと思います・・・と言うか思いたいです。
急斜面を直線的にのぼり始めて1時間以上経ったところで、少しだけ出ている登山道に当たり、9合目の標識がありましたが、またすぐに登山道は雪の下です。
結局、登山道が出ていたのは山頂直下の数十メートルぐらいだったでしょうか。
山頂から石室の方向は雪がありませんでしたが、雪だらけのお鉢平が見えました。
山頂でしばし山々の景色を眺めてから、石室に向かいました。
石室では、山スキーのオヤジ達が缶ビールで酒盛りをしていましたので、何処の斜面を滑っているか尋ねると、北鎮岳と行ってましたが、ここからはちと遠いので眉唾もんでしたね。
ここにはトイレもあるのですが、ロープなどの物置になっていて、まだ利用できませんでした。
酔っぱらいのオヤジたちとの世間話もきりあげ、北鎮岳へ向かう途中のお鉢平展望台からの雪のある眺めも初めてで、ここでも景色に見入ってしまいました。
北鎮岳へは、分岐までの雪渓登りが長くきつそうだったので、ちょっとショートカットしました。
北鎮岳山頂からの眺めも良かったのですが、比布岳方面から雲がかかり始めていたので暫くするとこちらも雲の中になると思い、コンビニのパンを食べてすぐ下山することにしました。
雪渓の下山は、ビニール滑りしたいところでしたが、なんせ斜面が急なため、素直に滑り歩きしながら下りました。
黒岳山頂に着いたときは、周りの景色はすっかり雲で見えなくなっていました。
雪渓の下りは、なんとなく見える足跡と登り時のGPSの奇跡を睨みながら、アイゼンを付けてそろりそろりと下山する登山者の横を、ザクザクズリズリと快調に下山しました。
いつもの層雲峡の温泉は、まだ日帰り入浴の時間じゃなかったので温泉なしで帰りました。
登山道から外れた雪渓歩きタイムのログです。
時刻 | 経過(区間) | 距離(区間) | ポイント |
6:39 | 0:00(0:00) | 0.00 | ロープウェイ5合目 |
7:00 | 0:21(0:21) | -.-(-.-) | リフト7合目 |
8:12 | 1:33(1:12) | 1.7(1.7) | 黒岳 |
8:42 | 2:03(0:16) | 2.5(0.8) | 石室 |
9:29 | 2:50(0:44) | 4.5(2.0) | お鉢平展望台 |
10:20 | 3:41(0:44) | 5.7(1.2) | 北鎮岳 山頂 2,244m |
11:06 | 4:27(0:22) | 6.9(1.2) | お鉢平展望台 |
11:34 | 4:55(0:28) | 8.9(2.0) | 石室 |
11:54 | 5:16(0:20) | 9.7(0.8) | 黒岳 |
12:34 | 5:55(0:32) | 11.4(1.7) | リフト7合目 |
12:57 | 6:18(0:23) | -.-(-.-) | ロープウェイ5合目 |
ロープウェイ5合目〜黒岳山頂〜北鎮岳山頂 標高差 740m (GPSより)
登り 5.7km 3時間20分
下り 5.7km 1時間50分
全行程(リフト7合目から) 11.4km 5時間34分(休憩含)
GPSトラック
トラックが切れているのは、いつの間にかGPSの電源が落ちていたためです。
電池が無くなったわけではないので、そろそろ寿命かなあ。
GPSが命綱になる事もあるので、故障が遭難に繋がることも考えられるため、
新調しようかなあ。
GPSログのダウンロードはプログ左側の Links 「Nob's HomePage」 からどーぞ。
※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。
ロープウェイの層雲峡駅には、
石室の情報があります。
ロープウェイから見た
黒岳山頂。
黒岳から比布岳や愛別岳方面も
綺麗に見えました。
ロープウェイ5合目
リフトから見た黒岳山頂は、
すぐ近くに見えます。
7合目までリフトで行けます。
いきなり雪渓登りです。
かなりの斜度です。
振り返ると、手前が朝陽山、
奥にニセイカウシュッペ山が見えます。
まねき岩
黒岳山頂
1,984m
覚え方は、イクワヨ
GPSでは約半分が止まっていることに。
石室が見えます。
トイレは使用できませんでした。
山開きの時には大丈夫だと思います。
結構大きい石室です。
ビールも売ってます。
お鉢分岐
お鉢平展望台からのお鉢平
お鉢平展望台から黒岳方向
お鉢平展望台からのお鉢平パノラマ写真
北鎮岳山頂
2,244m
山頂標柱の横の石版。
水で濡らせば見えるのかなあ。
北鎮岳山頂での
GPSトリップ。
北鎮岳山頂からのお鉢平
旭岳
もう少し雪が溶けると
白鳥が現れます
黒岳方向
こちらも雲が出て来てます。
比布岳方向
雲が出て来てます。
北鎮岳から見たお鉢平のパノラマ写真
北鎮岳から見た旭岳〜比布岳のパノラマ写真
帰りの黒岳山頂
すっかり雲の中。
帰りの黒岳山頂での
GPSトリップ
まねき岩再び
なんとか、7合目に戻れました。
ニセイカウシュッペ山などが
望めるはずなのですが、雲がかかっています。
せっかく来た観光客にとっては残念な天候でした。
ロープウェイ5合目での
GPSトリップ
ロープウェイ層雲峡駅での
GPSトリップ
2012年09月02日
黒岳記録会 2012年9月2日
黒岳記録会に参加してきました。
今年のベストタイムは55分との事でした。
ちなみに、私のベストタイムは1時間7分と記憶しています。
今年は、連れと一緒に景色を楽しみながら、ゆっくりゆっくり登ったので1時間39分でした。
黒岳記録会は、ここ数年間は天候に恵まれず、昨年は雨天順延となり参加できなかったので、2年振りになります。
毎年参加者が増えて今年は、幼稚園に上がっていないようなほんとに小さいお子様から、杖(登山用ストックじゃないですよ)を突いて歩いているお年寄りまで、老若男女230名を越えたようです。
そして、参加者の中には、今時の山ガールファッションに身を包んだおねーさんや、もとおねーさん、そして随分昔におねーさんだった人、カラフルな登山ファッションのじーちゃんまで、とってもにぎやかでした。
山頂では、たくさんの人が思い思いにお弁当を食べたりおやつを食べたりしていましたが、我々はいつものように石室へ向かいました。
石室前にあるテーブルでは、ジンギスカンをやっている方や珈琲をおとしている方もいて、良い匂いがしていました。
でも、ヒグマのいる山中ではあまり感心できることではありませんね。
私は歩き足りなかったので、桂月岳を15分で往復すると宣言して、ストックとカメラとGPSだけを持って走って桂月岳に向かいました。
しかし、途中でハイマツの根に足を引っかけて転んでしまい、膝をすりむいてしまいました。
やはり、走るのは良くありませんね。
石室から桂月岳往復のタイムは17分で、まずまずの記録だと思うのですがどうでしょ。
お昼を過ぎると雲が湧いてきたので、お鉢方面へ行くのは止めて下山することにしました。
下山途中に、半袖・半ズボン・サンダルの外人さんカップル、スラックスに革靴の観光客っぽいおとーさんとすれ違いました。
リフトを使えば山頂まで1.9km、黒岳は登山道もしっかり整備されているので、天候さえ良ければそれで登れていまいますね。
下山後、朝陽亭の温泉に浸かって汗を流してのんびり登山の〆としました。
と言うことで、今回は、タイムログは載せません。
GPSトラック
※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。
受付は7時30分から。
今年は行くのが遅く8時頃行った時は
長蛇の列で、30分以上並びました。
スタートは9:00ちょうど。
実際に登り始めるのはリフトを降りた7合目から。
途中でニセイカウシュッペ方面のスイングパノラマ。
まねき岩
もうすぐで頂上です。
黒岳山頂です。1,984m(覚え方は、イクワヨ。)
桂月岳
やはり標柱はありませんでした。
石室にある登山道の、区間タイム地図。
これは参考になります。
標準タイムが読める解像度にしてあります。
石室近くから見た、烏帽子岳(中央)と白雲岳(右)。
烏帽子岳は登山道がありませんが、行けそうな気がします。
ロープウェイ駅展望台から見た黒岳。
2011年05月28日
朝陽山 2011年5月28日
2011年5月28日、「朝陽山」に登ってきました。
今回は、登山道のない山と言うこともあって、3名で登りました。
登山のペースもかなりゆっくりとしたもので、登山ガイド本なみのペースだと思います。
この山は、黒岳の国道39号を挟んだ向かい側にある山で、高さも1370mと余り高くないためか登る人も少なく、古い地図には登山道が書かれていますが、現在は登山道が無くなってしまっています。
車は、層雲峡園地に渡る人道橋のたもとにある、国道脇の広くなった駐車帯に駐めました。
人道橋を渡って右に行くと「パノラマ台」と書かれた看板があるのですが、これが「朝陽山」の登山口となります。
登り始め暫くはやや急傾斜が続きます。
50分ほど登ると、温泉街のためと思われるケーブルTV用の機器とアンテナがあります。
この機器はむき出しになっているため、いたずらされないか心配になってしまいます。
ここから程なくして、パノラマ台と朝陽山の分岐になりますが、標識の文字が消えてしまっています。
ここは、「右がパノラマ台」で「左が朝陽山」なのですが、朝陽山へ登る人が少ないため、はっきりした登山道の方が「パノラマ台」と考えて下さい。
分岐からパノラマ台は10分弱で着きますが、高所恐怖症の方は立てないほど狭く、三方が崖となっています。
温泉街と黒岳を望むことができるのは、ここパノラマ台しかありませんし、この景色のために約1時間歩く価値はあると思います。
分岐まで戻り、左へ曲がって「朝陽山」方向へ登ってゆくと、途中から所々登山道が無くなり、ピンクテープを頼りに登ることになります。
時期的に雪渓が溶けてきていましたので、笹に薄くのった雪渓は非常に滑りやすいのと、雪渓の踏み抜きに注意が必要です。
稜線まで出ると、笹のない登山道が残っていますが、頂上の手前から頂上にかけては笹の上に積もった雪渓の上を歩いたのですが、雪渓のない時期は笹藪漕ぎで歩きにくいと想像できます。
また、登りは上に登れば問題ないのでしょうが、下りは登山道が分からないと想像されますので、GPSか登るときにピンクテープの目印を付ける必要があると思います。
頂上付近は、北海道開発局のマイクロウェーブ反射版が2枚建っていて、その下は笹刈りされているようでした。
頂上には山頂のポールなど特に何もないのですが、GPSで確認したところ、誰かが立てたピンクテープを巻いた棒が立てられていました。
でも、一番高いところは、ここじゃないんですけどね。
山頂では、景色を眺めながらビールで乾杯し、カップラーメンやおにぎりなどお腹いっぱい食べてしまいました。
その後、景色を眺めたり、ゆったりと約1時間半ほど過ごしました。
下山時は、ピンクテープを目標に歩いたのですが、夏になって笹が茂ると見えないかも知れません。
下山後、まだ時間が早かったのでホテルの温泉には入れず、黒岳の湯で汗を流しました。
今回のタイムログです。
3名様ご一行の、のんびりペースハイキング登山だったため、これ以上時間が掛かることはないと思います。
時刻 | 経過(区間) | 距離(区間) | ポイント |
7:11 |
0:00(0:00) |
0.00 |
層雲峡園地入り口 |
7:14 |
0:03(0:03) |
0.3(0.3) |
登山口 |
8:16 |
1:05(1:02) |
1.8(1.5) |
パノラマ台分岐 |
8:26 |
1:15(0:10) |
2.0(0.2) |
パノラマ台 |
8:43 |
1:32(0:07) |
2.2(0.2) |
パノラマ台分岐 |
10:07 |
2:56(1:24) |
3.9(1.7) |
朝陽山 山頂 1,370m |
12:20 |
5:09(0:53) |
5.6(1.7) |
パノラマ台分岐 |
12:55 |
5:44(0:35) |
7.1(1.5) |
登山口 |
13:04 |
5:53(0:09) |
7.4(0.3) |
層雲峡園地入り口 338m |
層雲峡園地〜パノラマ台〜朝陽山山頂 標高差 546m (GPSより) 2時間56分(休憩含)
朝陽山〜層雲峡園地 標高差 546m (GPSより) 1時間37分(休憩含)
全行程 7.4km 5時間53分(休憩含)
GPSトラック
下山のログが乱れています。
また、GPSの調子が悪くなったのだろうか・・・
GPSログのダウンロードはプログ左側の Links 「Nob's HomePage」 からどーぞ。
※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。
層雲峡園地入り口の人道橋です。
この人道橋を渡って行くと、登山口です。
パノラマ台登山口が朝陽山の登山口でもあります。
登り始めは、結構な急坂です。
温泉街へのCATV設備でしょうか。
左が「朝陽山」、右が「パノラマ台」。
「パノラマ台」は狭く、三方が崖です。
「パノラマ台」からの温泉街と黒岳の眺めです。
分岐から朝陽山への登り。
ピンクテープを目印に進みます。
稜線に出ると、登山道が残っています。
藪漕ぎの登り。
ここもピンクテープ頼りです。
雪渓を暫く登ると、マイクロウェーブの反射版が見えてきました。
北海道開発局の反射版。
朝暘4mX6m(上川向)と朝暘4mX6m(大雪向)の2つが向かい合わせに建っています。
「朝陽山山頂」の目印!?
GPSで山頂を確認してみました。
確かにここが山頂ですね。
山頂でのトリップ
歩いている時間より止まっている時間の方が長かったようです。
山頂から黒岳方向。
ど真ん中が「黒岳」です。
ニセイカウシュッペ方向。
下りです。
登山道は分かりません。
GPSは必需品かも。
下山後のトリップ。