東大雪

2010年09月11日

ヒグマに合ったぞ 2010年9月11日


2010年9月11日 ウペペサンケ山に登りました。

登山のレポートは後日にして、ヒグマとの遭遇について書きます。

100mぐらいの距離でヒグマと遭遇致しました。

ウペペサンケ山東峰(糠平富士)のすぐ手前の東斜面に親子と思われるヒグマ3頭を発見しました。暫く様子をうかがっていたのですが、去る気配が無かったので、こちらに気がついてもらえるように声を出したところ、こちらを認識したようで何処かへ行ってくれました。

今回は距離があったことと、ヒグマと遭遇した時の対処方法について学んでいたため、落ち着いて行動することができました。ヒグマも人間が怖いのですら、正しい知識を持って接することが出来れば、向こうから逃げてくれます。

また、今回は私以外も熊鈴を鳴らして歩いていたのですが、この距離ではヒグマに聞こえなかったのか、熊鈴に慣れてしまっているのかは不明ですが、役に立たなかったようです。

やはり、熊影の濃いところでは声を出すか、ホイッスルを吹くなどの方法が良いと思います。

これから熊が冬眠に備えて沢山食べる時期になってきていますので、登山をされる方は、くれぐれも注意して山歩きを楽しんで欲しいと思います。

ちなみに、私がヒグマに遭遇したのはこれで3度目になります。
長年山登りをしていても、ヒグマに遭遇する人は少ないと聞きますが、私と同行する方は、ヒグマに合う確立が高いと思われますので、気をつけて頂きたいと思います。

※写真にはGPS情報が入っていますので、カシミール等で撮影位置が確認できます。また、トリミングは行っていません。




ヒグマ1







ヒグマ2







ヒグマ3







動画撮影はしなかったのかと疑問に感じる方もいらっしゃると思いますが、実はカメラの調子が悪く2秒ほどで停止していました。

カメラを修理に出さなくては・・・


csh08ymatu at 22:00コメント(2) 

2010年08月12日

北海道の山 山頂 東大雪


54音更山1932_0906272009年6月27日
音更山
1,932m





55石狩岳1966_0906272009年6月27日
石狩岳
1,966m





56ニペソツ山2013_0908302009年8月30日
ニペソツ山
2,013m





糠平富士2010年9月11日
糠平富士
1,835m





ウペペサンケ山本峰2010年9月11日
ウペペサンケ山本峰
1,848m





ウペペサンケ山東峰2010年9月11日
ウペペサンケ山東峰
1,835m





ウペペサンケ山西峰2010年9月11日
ウペペサンケ山西峰
1,836m





s64西クマネシリ岳1635_1209222012年9月22日
西クマネシリ岳
1,635m





s65ピリベツ岳1602_1209222012年9月22日
ピリベツ岳
1,602m







csh08ymatu at 08:03コメント(0)トラックバック(0) 

2009年08月30日

ニペソツ山 2009年8月30日


2009年8月30日

ニペソツ山に登ってきました。


ここは、初めて登る山です。

今年は天気に恵まれない週末が多く、この日の天気予報は晴れのち曇りでしたが、自宅を出て登山口に行く途中、ぽつぽつと雨が降ってきました。
しかし、登山口に付いたときにはその雨も上がっていました。

ここの登山口には駐車場がないため、登山者は林道の広くなっているところに駐車するしかありません。私が登山口に到着したときには、6時前でしたが既に10台以上あり、林道の広くなったところまで戻り駐車しました。

登山口には、簡易トイレと、その前には使用済み携帯トイレを入れる箱も設置されていました。なお、この箱にはナンバー鍵が掛けられていますが、番号は530(ゴミゼロ)と統一されているようです。

登山道は、十六の沢川を渡る丸木橋を渡る所から始まります。
登山道が始まって小天狗までの約1時間は展望もなく、きつい登りが続きます。
展望が開け、振り返るとオッパイ山と呼ばれるピリベツ山と西クマネシリ山が見えてきます。

そして、小天狗にはニペソツ山の登山道で有名な岩場があり、この岩場を注意して越えます。この岩場を越えるルートは、上と下と2ルートあり、行きは上、帰りは下を通りました。この岩場の下は草木が茂っていますが、急斜面で落ちると危険な所と思われます。ちなみに、私の場合、上のルートの方が危険は少ないように感じました。

前天狗まで来ると、石狩連山が一望でき、その間近に見える雄大な眺めにしばし立ち止まってしまいました。前天狗のホロカ温泉分岐では、簡易トイレブースが設置されています。そして、このあたりではナキウサギが沢山いるようで、あちこちから鳴き声が聞こえてきます。また、ここからはニペソツ山の頂上も見ることができます。

前天狗は、岩がゴロゴロして非常に歩きずらく、天狗岳からニペソツ山のコルへの登山道不明瞭なため赤テープを探しながらの歩きになります。

ニペソツ山までは、前天狗と天狗岳のコル、天狗岳とニペソツ山のコルの2回の登り返しがあります。

最後の急斜面を、迫力ある東壁を眺めながら登り切ると山頂です。

ニペソツ山山頂に到着すると、青空もなく風が強く寒かったのですが、雲は高く見通しは最高でした。

十勝岳連峰、トムラウシ山、忠別岳、旭岳、白雲岳、石狩連山、ピリベツ山、西クマネシリ山、ウペペサンケ山、そして糠平湖など、全て見渡すことが出来ました。これで、そらが青かったらと思うのは贅沢というものでしょうか。
これらの山々を眺めていると、頂上を踏んだ時のことを感慨深く思い出されてしまいます。

そして、登山道がある山の中で、私が頂上を踏んでいないのは、西クマネシリ山とウペペサンケ山を残すのみとなりました。
(白雲岳、忠別岳など、まだありました・・・)

山頂の食事と休憩を終え、下山を開始しようとすると、南端の方に人が立っているのが見えました。よーく見てみると、なんとなく踏み跡が有るような無いような・・・
私も、そこに行って見ることにしました。
踏み跡を注意深くたどって南端へ行くと、双眼鏡を持ったおじさんが(私もおじさんですが)いました。
ここから見る景色は、ニペソツ山山頂からは見えない丸山の火口も見ることが出来ます。
その方の話しによると、昔はここに幌加ダムへ続く登山道が有ったそうです。地図を見ると、今でも確かに途中までは道があります。

非常に貴重な話しを聞けたことに感謝し、下山を開始しました。

下りも景色に見とれながらゆっくり下山しました。
そして、ナキウサギの姿も見ることもできました。

下山後の温泉は、岩間温泉に入る事も考えましたが、キャンパーが多いというネット情報もあり、やはり今回も層雲峡温泉で入浴してから帰宅しました。


では、ニペソツ山のタイムログです。

時刻 経過(区間) 距離(区間) ポイント

5:50

0:00(0:00)

0.00

十六の沢川
登山口 

7:06

1:16(1:16)

2.8(2.8)

小天狗岩場

8:05

2:15(0:59)

5.0(2.2)

前天狗分岐 

9:19
10:24

3:29(1:14)

7.1(2.1)

ニペソツ山
山頂2013m

--:--

-:--(-:--)

7.5(0.4)

ニペソツ山
南端

10:24

4:34(1:05)

7.9(0.4)

ニペソツ山
山頂2013m

11:34

5:44(1:10)

10.0(2.1)

前天狗分岐

12:25

6:35(0:51)

12.2(2.2)

小天狗岩場

13:36

7:46(1:11)

15.0(2.8)

十六の沢川
登山口


登山口〜ニペソツ山山頂 標高差 986m


GPSトラック

ニペソツ山GPSトラック






※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。


登山口登山口
駐車場はありません
これより下の方も車がたくさん駐車していました





登山口十六の沢川丸太橋十六の沢川を渡る丸木橋







小天狗からオッパイ山小天狗から見えるオッパイ山
左からピリベツ山、西クマネシリ山






小天狗岩場小天狗の有名な岩場
下は崖です
上の方から越えた方が怖くありません





小天狗から前天狗小天狗から見た前天狗







前天狗手前から石狩岳連山前天狗手前から見た
石狩岳連山
このあたりにナキウサギがいます





天狗ホロカ温泉分岐前天狗のホロカ温泉分岐







前天狗トイレブース前天狗簡易トイレブース







天狗岳からニペソツ山天狗岳からニペソツ山
迫力有るニペソツ山の眺めです






ニペソツ山手前から天狗岳ニペソツ山中腹から振り返ると
手前から天狗岳、前天狗






ニペソツ山の東壁ニペソツ山の荒々しい東壁







ニペソツ山山頂ニペソツ山山頂
2,013m






山頂GPSニペソツ山山頂でのGPSトリップ












山頂から石狩岳連山ニペソツ山山頂から
石狩連山






山頂からトムラウシ山ニペソツ山山頂から
左からトムラウシ山、忠別岳
右奥が旭岳





山頂から十勝岳連峰ニペソツ山山頂から
十勝岳連峰






山頂から糠平湖ニペソツ山山頂から
糠平湖






山頂から天狗岳ニペソツ山山頂から
天狗岳方向






山頂から西方向ニペソツ山山頂から
南端方向
人が立ってる!?





ニペソツ山西端から丸山火口ニペソツ山南端から
丸山とその火口






ニペソツ山西端からウペペサンケ山ニペソツ山南端から
ウペペサンケ山






ニペソツ山からパノラマつなげてみました



天狗岳とニペソツ山前天狗と天狗岳のコルから見た
天狗岳とニペソツ山






前天狗でナキウサギ前天狗で見た
ナキウサギ






小天狗岩場小天狗の岩場を逆から見たところ







小天狗岩場の下を見ると下は崖







下山完了GPS下山完了
本日のGPSトリップ
やっぱり、約1/3は停止してます
少しでも遅くなったり立ち止まったりすると
停止と見なされるようです










csh08ymatu at 22:00コメント(2) 

2009年06月27日

音更山〜石狩岳(シュナイダーコース) 2009年6月27日 5

6月27日、「音更山〜石狩岳」を縦走してきました。

登山口は、上士幌町三股から入る林道に案内板が出ていますので、そこから入ります。途中で、ニペソツ山への分岐があります。
石狩岳の登山口は御殿大橋の手前右側にあり、林道からは大雪山国立公園の案内板と簡易トイレが見えますが登山口の案内はありません。駐車場は10台以上停められそうです。

駐車場から登山口へは石段があり、そのすぐ上には、何やら「石」が奉られていました。(詳しく見てきませんでした。)

この登山道は1961年に開削された「シュナイダーコース」といって、稜線に出るまでは、木々の枝であまり見晴らしも良くありません。

登山口から2kmぐらいは平らな登山道ですが、「シュナイダーコース開削25周年」の看板を越えると、手も使ってよじ登ると言った方が良い程の急坂が石狩岳・音更山分岐まで続きます。

途中、数カ所渡渉するところがありますが、雨と雪解けの影響で水が多かったためか、2カ所程渡れない所がありました。そのため、上流の方へ笹藪をこいで浅瀬を探し、ストックを川の中にさして棒高跳びの要領で越えました。
渡るために登山道から外れてしまったため、登山道が分からなくなりウロウロしてしまいました。
ストックなどを持たない登山者の方は、登山靴を脱いで渡ったのでしょうか。

稜線に出てからは、見晴らしも素晴らしかったのですが、表大雪〜十勝岳連峰は頂上の方が雲の中でした。そちらへ行った方々は、残念な展望だったと思われます。

稜線に出てから、石狩岳と音更山のどちらを先に踏もうかと迷いましたが、先に距離が遠いところから行くことにして、音更山へ。
途中、「ミヤマキンバイ」の黄色い花がとても綺麗でした。

音更山頂上につくと風がひどく強かったため、飲み物を飲み、写真を撮って石狩岳へ向かいました。

石狩岳・音更山分岐から石狩岳への登りは、結構急勾配でした。
石狩岳は、急坂を登り切ったところに「石狩岳頂上1966m」の看板がありましたが、国土地理院1/125000の地形図では250m程先の、1997mの地点になっています。何だかすっきりしませんでしたが、看板を信じてここを頂上としました。

石狩岳頂上では、頂上の看板のすぐ横で男性がラジオをつけてお昼寝をしていました。音更山頂上では非常に風が強かったのですが、こちらはそよ風程度で、日差しも手頃で気持ちよかったのでしょうね。

時刻もお昼近くなり、朝5時頃にコンビニおにぎりを1つ食べただけで、あとは水分しか取っていなかったため、お腹が空きました。
菓子パンを2つ食べながら、見渡す限り市街地のない雄大な景色を堪能しました。

帰りに、秘湯「岩間温泉」に入ろうと思い、林道をさらに奥へ進むと、音更川を渡る(橋はない)のですが、川の水が多くて車ではもちろん歩いて渡ることも出来ないような感じだったので、あきらめて「層雲峡温泉 朝陽亭」で温泉に入って極楽気分を味わってきました。


タイムログです。

石狩岳登山口(6:40)[0:00]
(シュナイダーコース登山口)
  ↓
4.5km(2:44)
石狩岳・音更山分岐(9:24)[2:44]
  ↓
1.5km(0:43)
音更山山頂1932m(10:07)(10:21)[3:27]
登頂所要時間3:27
  ↓
1.5km(0:52)
石狩岳・音更山分岐(10:59)[4:19]
  ↓
0.7km(0:32)
石狩岳山頂1966m(11:31)(11:53)[4:51]
登頂所要時間4:51
  ↓
0.7km(0:22)
石狩岳・音更山分岐(12:15)[5:35]
  ↓
4.5km(2:17)
石狩岳登山口(14:32)[7:52]
(シュナイダーコース登山口)
全行程約13.4km  7時間52分(休憩含む)


GPSトラック

音更山・石狩岳トラック今回もひどい乱れはありませんでした。

近いうちに、GPSデータもダウンロード
できるようにしたいと考えています。







※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。

国立公園看板登山口駐車場入り口にある
国立公園案内と登山者への
注意書きの看板





駐車場(登山口から)登山道入り口から見た駐車場







登山口石段登山道入り口
石段になっています。






シュナイダーコース看板登山道には、この標識が
いくつかあります。






沢の様子徒渉しなければならない沢の様子。
どうやって渡ろうか悩みました。






シュナイダーコース25周年シュナイダーコース開削25周年
1986.9.15足寄山友会
とあります。
ということは、1961年に開削された
登山道なんですね。



音更山方向やっと音更山が見えました。







かくれんぼ岩「かくれんぼ岩」という看板。
どれがその岩なの?






かくれんぼ岩ってこれ?「かくれんぼ岩」ってこれかな?
看板を通り過ぎたらこの岩がありました。
プチロッククライミングですな。










音更山・石狩岳分岐看板石狩岳・音更山分岐







音更山・石狩岳分岐から石狩岳石狩岳・音更山分岐から石狩岳







音更山頂上音更山頂上 1932m







音更山からニペソツ山音更山頂上からニペソツ山とウペペサンケ山
手前のとんがっている山がニペソツ山
左奥の平らな山がウペペサンケ山





音更山から旭岳〜黒岳音更山頂上から表大雪
右端が黒岳で左端が旭岳(雲の中)






音更山から武華山・武利岳中央遠方に武利岳が見えます。
手前に武華山も見えるはずだけど、
良くわからない。
左端の山頂が雲に隠れているのは、
ニセイカウシュッペ山かな。



音更山付近からトムラウシ山音更山頂上付近からトムラウシ山。
来週は、あそこの山頂に立つ予定。






音更山付近から石狩岳音更山頂上付近から石狩岳。







石狩岳頂上石狩岳頂上 1966m
急坂を登り切ると、お昼寝している男性が・・・
私が山頂を離れる時も寝てました。
地図上では250m程先に、1967mの石狩岳頂上が・・・
なんだか、すっきりしないのは私だけ?



石狩岳から音更山石狩岳頂上から音更山
武利岳も見えています。






石狩岳からニペソツ山石狩岳頂上からニペソツ山とウペペサンケ山







石狩岳から西クマネシリ岳石狩岳頂上から西クマネシリ岳方向







石狩岳からトムラウシ山・十勝岳連峰石狩岳頂上から右手前がトムラウシ山
左奥が十勝岳連峰
雲が邪魔だなぁ。





石狩岳案内板こんな標識が・・・
下山時に気がつきました。
でも、距離がおかしいです。
ここからだと石狩岳まで3kmぐらいなのですが。




駐車場から石狩岳・音更山下山後、駐車場から音更山と石狩岳







最後に、この山はまだ観光地化されていないためか、山頂以外で人に会うことはありませんでした。



csh08ymatu at 22:00コメント(0) 
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プロフィール
山好き、バイク好き、車好き、スイーツ大好きの、ふつーのおやじです。
日帰りできる山を守備範囲としていますが、知床連山登山道の維持管理をしていたこともあります。
16歳からバイクに乗り続け、現在はBMW K1300Sに乗っています。
仕事は総合評価関係、技術士受験対策等を行っています。
技術士二次試験の相談にも乗りますので、メールください。
今年度で現会社を退職します。
技術士資格者を求めているコンサルの方、スカウトお待ちしています。
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