技術士

2020年05月22日

技術士二次試験 総合技術監理部門の論文対策について


総合技術監理の視点が変わったH28からR01の問題について考察しました。

問題文に、色々ごちゃごちゃ書かれていますが、基本的には自分の得意なテーマについて、以下のことを総合技術監理の視点(これが重要)で書けば良いだけです。問題文に惑わされて、難しく考える必要はありません。

1.プロジェクト(業務)全体を把握・分析し総合的に判断し、課題を見つけ改善策を提案し実行する。
2.これらが、過去・現在・将来(・遠い将来)について求められている。

なお総合技術監理の視点は、H28から次のように変わっていますので注意してください。
(〜H27)「経済性管理」、「安全管理」、「人的資源管理」、「情報管理」、「社会環境管理」の5つの視点
 ↓
(H28〜)「業務全体を俯瞰し、経済性管理、安全管理、人的資源管理、情報管理、社会環境管理に関する総合的な分析、評価に基づいて、最適な企画、計画、実施、対応等を行う」立場からの視点


過去の設問を簡略化しました。
プロジェクト(業務)は、あなたが「これまでに経験した」・「良く知っている」と書かれているだけで、特に縛りはありません。(全部門共通だから当然と言えば当然)

H28の問題〜技術
(1)プロジェクト概要
(2)現在の技術の課題と評価
(3)将来の技術の課題と解決
(4)遠い将来の技術の課題

H29の問題〜成果物
(1)プロジェクト概要
(2)過去の課題と解決
(3)現在の課題と解決
(4)将来の課題と解決

H30の問題〜働き方改革
(1)プロジェクト概要
(2)現在の課題(背景は過去の課題)
(3)(1)の解決(効果は将来の課題につながる)

R01の問題〜ヒューマンエラー
(1)プロジェクト概要(計画:過去・実施:現在)
(2)将来の課題と解決


私が合格したのがH28です。
受験申込書に書いた専門とする事項は「かんがい排水」ですが、その時に書いた論文テーマは、「草地整備の測量」についてです。あまり「かんがい排水」に関係のないテーマでしたが、専門とする事項と論文テーマは、合否には関係ないと思われます。
測量に関しては、平板測量、レベル、トランシット、航空測量(飛行機・ヘリ)、RTKやVRS、ドローン(写真・レーザー)、人工衛星というように技術革新が行われていますので書きやすいテーマだと思いました。

このテーマを考えた場合、H28〜R01までのすべての問題に対して対応できると思います。
私の場合、どの年に受験してもこのテーマで以下のようなことについて書けたと思います。

H29〜成果物:技術、経済、社会、環境、組織内の制約、外部の制約
H30〜働き方改革:技術、働き方の変化、社会的・組織的・技術的障害
R01〜ヒューマンエラー:技術、ヒューマンエラーの影響・原因・方策、対応に対する課題

以上のことを考えると、総合技術監理の記述式試験は毎年同じ問題だと言われていることも納得できるのではないかと思います。

総合技術監理を受験する技術士のみなさん、「総監ってカンタンじゃね」と受かるような気がしてきませんか。



csh08ymatu at 07:30コメント(3) 

2020年05月21日

平成2年度技術士二次試験が延期になりました。


本日やっと、技術士二次試験の延期が技術士会から発表されました。

https://www.engineer.or.jp/c_categories/index02010.html

国交省管轄の1級施工管理技士が延期、2級施工管理技士が中止になっていたので、
当然と言えば当然と言ったところでしょうが、文科省管轄は決断が遅すませんかね。

技術士には総合技術監理技術部門というものがありながら、リスク管理できていないのかなと思います。

いずれにしても、これでやっとスッキリしましたね。

技術士会は、これからあらたに会場を探して準備すると思われます。
技術士会も在宅勤務が多いでしょうから、手続き等が大変だと思います。
なんとか、試験開催に向けてよろしくお願いします。




csh08ymatu at 08:30コメント(0) 

2020年05月01日

新型コロナウイルスについて、農業部門の技術士としての雑感



新型コロナウイルスと食料輸入について考えてみた。

新型コロナウイルスの感染が世界規模で広がっているため、世界の食料貿易に影響が出始めているようだ。

米国、カナダ、オーストラリア、欧州各国は、今のところ食料の輸出規制に否定的のようだが、いざとなると自国を優先するのは当たり前のことである。
一方、ロシア、カザフスタン、セルビア、ウクライナ、インド、カンボジア、ベトナムが食料の輸出規制または規制の検討をしている。(4月30日現在)

このため、穀類の国際相場は当然上昇基調になっており、食料の60%以上を輸入に頼っている日本は、緊急時に自国の食料をどのように確保するか対策を練る必要がますます重要になってくると思う。
高くても金を出せば買えるから、金を出しても買えないこともありうるように変わって来るかも知れない。

意外に思うかもしれないが、フィリピンは主食の米を輸入に頼っている。
このため、フィリピンはすでにASEANを通じ30万トンの米を政府が購入方針を出している。

日本(農水省)はと言えば、世界中で穀類在庫が減り食料価格が高騰した2008年と比べ供給力が落ちていないこと、これらの国からの輸入実績大きくないため、影響は限定的であるとみているようだ。

しかし、各国は国内の食料安全保障を優先に、当たり前のように輸出を規制するのは明らかであり、新コロナウイルスの終息が長引けばさらに規制が進み、輸入国の思い通りに食料が手に入らない事態もあり得ると思われる。

政府は、こうした最悪の事態を考え、効率化のための大規模化中心の政策だけでなく、日本の農業特有の中小農家も支援するなども必要ではないだろうか。

日本国民も、そろそろ本気で、"思い通りに食料が手に入らない"事態を想定する必要があるのではないかと思う。


※まさに技術士二次試験必須科目気量簑蠅澄



csh08ymatu at 07:00コメント(0) 

2020年03月06日

令和元年度 技術士二次試験合格発表


3月6日、令和元年度 技術士二次試験の合格発表の日でした。

合格者の皆様、本当におめでとうございます。
努力の賜だと思います。
努力は嘘をつきませんから。

合格した方はさらなるキャリアアップに向けて、惜しくも涙を飲んだ方は来年度の試験に向けてスタートを切ってください。

試験改正でコンピテンシーを重視するようになった初年度の合格率です。
昨年度からみると2.5%のアップでしたが、技術士試験が始まってから今までで最低の合格率だった昨年度に続き、2番めに低い合格率でした。

試験改正の初年度の合格率です。
昨年度よりも2.5%アップしましたが、技術士試験が始まってから今までで最低の合格率であった昨年度に続き、2番めに低い合格率でした。

毎年書いていますが、合格はゴールではなくスタートラインという自覚を持って、これからは技術士として恥じることのないように業務に当たって欲しいと思います。

合格率等の統計情報は、日本技術士会のホームページで、以下のように発表されています。


技術士統計_R01









































csh08ymatu at 12:51コメント(0) 

2019年10月31日

令和元年度 技術士二次試験 筆記試験合格者数

令和元年度技術士第二次試験合格者が10月29日に日本技術士会から発表がありました。

筆記試験に合格された方、おめでとうございます。

しかし、このあと、口頭試験を突破しなければならないため、口頭試験の準備を始めましょう。


令和元年度の技術士第二次試験の各部門ごとの筆記試験合格者数は下記のとおりでした。

機械部門  251人(筆記合格者数)以下同
船舶・海洋部門  4人
航空・宇宙部門  9人
電気電子部門  170人
化学部門    30人
繊維部門     8人
金属部門    26人
資源工学部門   7人
建設部門   1,428人
上下水道部門  191人
衛生工学部門  48人
農業部門    90人
森林部門    59人
水産部門    24人
経営工学部門  38人
情報工学部門  38人
応用理学部門  89人
生物工学部門  16人
環境部門    87人
原子力・放射線部門 18人
総合技術監理部門  534人

全21部門合計では、3,165人の方が筆記試験に合格されました。


一昨年度、昨年度との比較では、以下のようになっています。

筆記試験全合格者数 3,870人 → 2,573人 → 3,165人 123%
建設部門合格者数 1,971人 → 934人  → 1,428人 153%
20部門合格者数 3,529人 → 2,356人 → 2,631 112%
総合技術監理部門合格者数 341人 → 217人  → 537人 247%

合格者が増えた部門としては、建設部門(153%)、総合技術監理部門(247%)が目立っています。

ところで、今年度の北海道での合格者は、農業部門農業農村工学5名、総合技術監理部門農業農村工学3名でした。
ちなみに、昨年度は農業土木12名。総合技術監理部門農業農村工学0名でした。

これだけを見ると、今年度から農業農村工学は農業土木と農村環境の一部が統合されているため、本来であれば合格者数が増えても良いのではないかと思いました。



csh08ymatu at 19:00コメント(2) 

2019年08月25日

北海道新幹線のトンネルの最先端に行ってきた!


北海道新幹線のトンネル工事見学に行ってきました。

トンネル工事の最先端まで行ったのは初めての経験です。

このトンネル工事は、シールドマシンではなくドリルジャンボと言われる掘削機械で掘っていました。

それで、最先端まで行けたのですけどね。

掘削したベルトコンベアがどうして掘削に合わせて伸びていくのか、知識としては知っていても、実物を見たのは初めてでした。

そして、後志自動車道の工事最先端、地盤改良現場も見学しました。

トンネル工事や高速道路、地盤改良の現場見学という貴重な体験をさせていただき、関係者の皆様に感謝です。


DSC_4114sトンネル工事現場は
初体験!










DSC_4123s歩いて行きます












DSC_4124s












DSC_4126s






















DSC_4128sドリルジャンボ
掘削する機械です










DSC_4129s送風機












DSC_4131sベルトコンベアー












DSC_4133s奥に見えるのが
北海道新幹線のトンネルの
最先端










DSC_4141s後志自動車道












DSC_4146s後志自動車道の最先端












DSC_4156s軟弱地盤を固くする
地盤改良工事










DSC_4158sこんな機械を地中で
ぐるぐる回して
薬剤と土砂を混ぜて
地盤改良します








DSC_4159s

















csh08ymatu at 08:00コメント(0) 

2019年03月13日

平成30年度 技術士二次試験合格発表

3月8日、平成30年度 技術士二次試験の合格発表の日でした。

合格者の皆様、本当におめでとうございます。
努力の賜だと思います。
努力は嘘をつきませんから。

合格した方はさらなるキャリアアップに向けて、惜しくも涙を飲んだ方は来年度の試験に向けてスタートを切ってください。

来年度は試験制度が変わり、コンピテンシーを重視し確認するようになります。
コンピテンシーに対してしっかり対策すれば、何も不安に思う必要はありません。逆に対策できなかった人もいるでしょうからチャンスです。

自分にも言い聞かせているのですが、合格はゴールではなくスタートラインという自覚を持って、これからは技術士として恥じることのないように業務に当たって欲しいと思います。(資格が仕事をするわけではないのですから)

合格率等の統計情報は、日本技術士会のホームページで、以下のように発表されています。

attach_1013_2_ページ_1
































全体合格率がなんと9.1%と1桁となりました。1桁というのは技術士試験が始まった昭和33年からみても初めてのことです。

受験者の多い建設部門(6.3%)と総合技術監理部門(6.4%)の極端な合格率の低さが要因となっているようです。
ただ、他の部門は特に合格率が下がっているようなわけではないことと、記述問題の難易度は例年と変わっていないように感じられるため、建設と総監の択一問題が難しくなったのかも知れません。
そのため、建設では足きりされた受験者が多く、それが合格率に響いたのかも知れません。

なお、地域別では北海道(6.4%)と沖縄県(5.2%)とワーストツーとなっています。



csh08ymatu at 07:00コメント(0) 

2018年11月15日

平成30年度 技術士二次試験 筆記試験合格者数

長期出張中のため、技術士二次試験筆記試験合格についての更新が遅くなりました。

平成30年度技術士第二次試験合格者が10月30日に日本技術士会から発表がありました。

筆記試験に合格された方、おめでとうございます。

しかし、このあと、口頭試験を突破しなければならないため、口頭試験の準備を始めましょう。


平成30年度の技術士第二次試験の各部門ごとの筆記試験合格者数は下記のとおりでした。


機械部門         300人(筆記合格者数)以下同
船舶・海洋部門     3人
航空・宇宙部門   14人
電気電子部門  205人
化学部門        25人
繊維部門        12人
金属部門        55人
資源工学部門     6人
建設部門      934人
上下水道部門  198人
衛生工学部門   78人
農業部門     136人
森林部門       69人
水産部門       35人
経営工学部門   62人
情報工学部門   35人
応用理学部門   76人
生物工学部門   19人
環境部門       72人
原子力・放射線部門    22人
総合技術監理部門    217人

全21部門合計では、2,573人の方が合格となりました。


昨年度との比較では、以下のようになっています。

筆記試験全合格者数 3,870人 → 2,573人 大幅減少
20部門合格者数 3,529人 → 2,356人 大幅減少
総合技術監理部門合格者数 341人 → 217人 減少

特に、建設部門の合格者が934人と昨年の1,971人から半数以下となり大変厳しい結果となりました。


また、総合技術監理部門では、753人→513人→341人→217人と4年連続で30%以上の減少となっています。
今年度の受験者数が不明なため断言できませんが、いずれにせよ総合技術監理部門の合格率は下がっているようです。



csh08ymatu at 07:00コメント(0) 

2018年03月10日

平成29年度 技術士二次試験合格発表

3月9日、平成29年度 技術士二次試験の合格発表の日でした。

合格者の皆様、本当におめでとうございます。
努力の賜だと思います。
努力は嘘をつきませんからね。

合格した方は、さらなるキャリアアップに向けて、惜しくも涙を飲んだ方は、来年度の試験に向けてスタートを切ってください。
現在の試験制度は平成31年までですから、今年が最後のチャンスです。

今年は私の周りでは、合格の声は2名いました。
そのうち一人は30歳!
私も模擬面接官として協力させていただきました。
本当に、うれしいです。

自分にも言い聞かせているのですが、合格はゴールではなくスタートラインという自覚を持って、これからは技術士として恥じることのないように業務に当たって欲しいと思います。(資格が仕事をするわけではないのですから)

私の場合は、昨年から技術士の受験生をやめて、技術士二次試験の試験監督員をやっています。
技術士に関して、これからは後進の育成に力を入れていきたいと思っています。


合格率等の統計情報は、日本技術士会のホームページで、次のように発表されています。


H29技術士2次統計_ページ_1



































csh08ymatu at 10:49コメント(0) 

2017年11月26日

平成29年度 日本技術士会北海道本部道北技術士委員会研修会

少し前になりますが、平成29年10月13日に「公益社団法人 日本技術士会北海道本部道北技術士委員会研修会」に参加しました。

今回の研修は、次の3カ所でした。

1.旭川ガス永山工場
旭川の都市ガスは、CO2排出の少ない液化天然ガス(LNG)が使用されています。
なかなか個人では見学することもない施設ですが、ローリーで運ばれてきた液化天然ガスは、一旦円柱形のタンクに貯蔵され、空気による熱交換機とお湯による熱交換機を通って液体から気体にされていました。
空気による熱交換機の周りは、さながらゲームの世界のように霧が発生して地面が見えなくなったりしていました。
球形のガスタンクにガスが貯められて、それが供給されていると思っていましたが、あの球形のタンクは、非常時に使うための物であって、常時はリアルタイムで液体から気体にしているそうです。
数カ国のLNGを使用しているため、熱量調整にプロパンガスを混ぜているそうです。
ちなみに、お土産もありオリジナルの写真の入ったタンブラーを頂きました。


2.士別市 世界のめん羊館
黒い顔のめん羊で有名なサフォーク羊の飼育されている士別市にある、世界のめん羊館では、品評会で日本一になった羊がいました。
羊といっても、色々な国の色々な種類が飼育されています。
羊を見たあと、ジンギスカンを食べるのはどうかなとも思いましたが、皆さんは気にもせず、おいしいおいしいと食べていました。


3.サンルダム建設現場
サクラマス等の自然保護問題が叫ばれ、約7kmの魚道を造ったサンルダムです。
サンルダムは、「台形CSGダム」という工場で作られたコンクリート板をダムの表面に型枠として施工し、この中にセメントを低配合した砂礫を施工するという、工期短縮とコストダウンが可能な工法が採用されています。
施工中のダムの見学は、なかなか見学する機会がないので、非常に良い経験になりました。


以下は、見学した施設の写真です。


P1130417s大型バスで出発。
結構ゆったり乗れました。










1.旭川ガス永山工場

P1130418sまず、事務所で都市ガスについて
講義を受けました。
「へー、そうだったのか」という
ことも多々ありました。






P1130421sP1130422s









LNGのローリーが荷下ろしのため待機していました。

P1130423s施設のほとんどは、このコントロールルームで
制御されています。









P1130426s気温を利用した熱交換機










P1130427s温水を利用した熱交換機










P1130429sP1130432s









非常時用のガスタンク。近くで見るとでかい。

P1130437s気温を利用した熱交換機から発生した霧。
ゲームの世界みたい。










2.士別市 世界のめん羊館

P1130440s世界のめん羊館入り口










P1130443sP1130446s









このような感じで、色々な国の色々な羊が展示されています。

P1130450sそして、昼食はジンギスカン。










P1130451s羊の放牧は終わっていました。











3.サンルダム建設現場

P1130456s展望塔があります。


















P1130453s展望塔から眺めたダム全体の風景。










P1130457sP1130459s










P1130461sP1130464s









右:魚道

P1130465sP1130466s











P1130467sP1130470s











P1130476sP1130477s









魚道上流端の施設

P1130478s魚道側面に設けられた観察窓













csh08ymatu at 08:00コメント(0) 
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プロフィール
山好き、バイク好き、車好き、スイーツ大好きの、ふつーのおやじです。
日帰りできる山を守備範囲としていますが、知床連山登山道の維持管理をしていたこともあります。
16歳からバイクに乗り続け、現在はBMW K1300Sに乗っています。
仕事は総合評価関係、技術士受験対策等を行っています。
技術士二次試験の相談にも乗りますので、メールください。
今年度で現会社を退職します。
技術士資格者を求めているコンサルの方、スカウトお待ちしています。
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