コンクリート診断
2009年04月20日
平成21年度 第1回コンクリート診断技術研修会
平成21年5月30日(土)に「平成21年度 第1回コンクリート診断技術研修会」が行われます。
北海道コンクリート診断士会では、平成21年1月30日に設立総会および記念講演を行い、平成21年2月21日には賛助会員のコンクリート診断士を目指す人のための講習会を行ないました。
そして、平成21年度に入り、本格的な活動の始まりです。
この研修会は、残念ながら北海道コンクリート診断士会会員以外は参加できないのですが、ゆくゆくは一般の方々も参加できる研修会を開催して行くのではないかと思っています。
なお、詳しくは「北海道コンクリート診断士会」へ。
2008年08月30日
非破壊検査の限界
コンクリート診断士として、ある役所で公務員を対象にコンクリート診断についての講義と実習をしてきました。
最初に、役所の会議室でコンクリートの劣化や変状とそのメカニズム、そしてコンクリート診断についての講義をしました。
そのあと、築後約30年の頭首工で、ひび割れを測定する専用のトータルステーションを用いたひび割れの測定、電磁波レーダー法、電磁誘導法、ドリル法、超音波法、打撃法など、実際にコンクリート診断の実習を行いました。
研修を受けている職員の方々は、まず測定機器の価格に驚き、電磁波レーダー(竣工検査でも使われ始めています)の画像に驚き、電磁誘導法の鉄筋経測定の難しさに驚き、実際に行われている非破壊コンクリート診断の難しさと限界に触れることができたと思います。
測定機器などのハードの部分、解析プログラムなどソフトの部分はなどのは、日進月歩でしょうから、非破壊検査といえども簡単に精度の良い結果が得られるようになると思います。
さて、現在の一般的な測定機器での非破壊検査はどの程度の精度かと言いますと・・・
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