ニセイカウシュッペ山
2014年06月28日
ニセイカウシュッペ山 2014年6月28日
2014年6月28日、ニセイカウシュッペ山に登りました。
前回登ったのが2006年9月なので8年振りです。
比麻良山と平山からアンギラスを超えて来たのが2008年9月で、それにしても6年振りです。
今回は、コールデンレトリバーを連れて登山している団体の方がいましたが、やはりリードはなく、登山道も狭いため、犬が嫌いな方がいたらどうするのだろうと心配してしまいました。
登山口は、国道273号線を上川町から北見峠方向へ向かって、中越橋の手前を右に曲がりますが、登山口の案内看板が出ているので、迷うことはありません。
林道を暫く走ると、ゲートがありますので事前にカギの番号を調べておく必要があります。
林道のゲートは、前回来た時より国道側に移動していましたが、カギの番号は同じでした。
この山は足場の悪いところも、急な登りもほとんどなく、晴れていれば眺めも良いので初心者にもおすすめの山と思います。
今日は家人と山頂を眺めながらののんびり登山でした。
期待していた見晴台からの天望も、残念ながら黒岳や北鎮岳方面の山々の天望は、山頂が雲の中と少し残念な結果となってしまいました。
1度目は曇り、そして2度目は雨降り、3度目の正直と思っていたのですが、2度あることは3度あるのなってしまったようです。
それでも、それなりの景色を見ることができましたので良しとしましょう。
山頂は、風があり最初は涼しくて良かったのですが、だんだん寒くなってきました。
標柱(看板)のあるところから南方向を見ると、そちらの方が高く見えたので、そちらに行ってみると、こちらの方が高く見えるというなんだか不思議な感覚にとらわれました。
山頂では、食事をしたりうろうろしたりのんびり過ごしました。
しばらくすると、雲も湧いてきて風も強くなってきたので、晴れることはないなとあきらめて下山することにしました。
2時間30分程度で登れる山のためか、下山途中、結構沢山の方が登ってきていました。
下山後、駐車場にはバスがあったりでかなりの混雑でした。
タイムログです。
時刻 |
経過(区間) |
距離(区間) |
ポイント |
7:05 |
0:00(0:00) |
0:00(0:00) |
登山口 |
8:21 |
1:16(1:16) |
3.7(3.7) |
見晴台 |
9:35 |
2:30(1:14) |
5.5(1.8) |
ニセイカウシュッペ山 |
11:04 |
3:59(0:41) |
7.3(1.8) |
見晴台 |
12:05 |
5:00(1:01) |
11.0(3.7) |
登山口 |
けっこう広いです。
登山口
登山道は笹刈りされています。
見晴台
残念ながら山頂が見えません・・・
本来ならば、右の写真のように
山々が見えるはず。
山頂は見えています。
アンギラス
大槍
チングルマが沢山咲いていました。
山頂標柱裏表
ニセイカウシュッペ山
1,878.9m
アンギラス
歩いている方が見えました
山頂からのパノラマ
山頂でのGPSトリップ
雲が湧いてきたので下山開始。
下山後のGPSトリップ
駐車場は一杯になっていました。
2008年09月14日
比麻良山〜ニセイカウシュッペ山〜平山 2008年9月14日
2008年9月14日
比麻良山〜ニセイカウシュッペ山〜平山 と歩いてきました。
平山登山口から200m程手前に、「一般車両はここに駐車してね」というような内容の看板がありました。しかし、そのまま進んでいくと、思ったより広めの駐車場があり、簡易トイレも設備されています。
今回の目的は、比麻奈山(1811m地図表記無し)からニセイカウシュッペ山への通称アンギラスを歩くことです。それと、平山も比麻良山も初めてなので、ここも山頂を踏んでおきたかったのです。
朝露対策で、最初からゴアテックスのズボンをはいて、上はドライの長袖という出で立ちで登山開始です。
歩き始めてしばくすると、雨が降ってきました。今年は天候に恵まれていないので、雨は慣れっこです。
私が登山記録簿に書き込むとき、先に5パーティーほど登っているようでしたが、途中で全て追い越したので、本日は先頭を歩いていることになります。そう思うとクマが怖くなってしまい、周りをきょろきょろしながらの登山でした。なにせ、今年2回もクマに会っているのですから。
平山と比麻良山の分岐に着いたときは、霧で見通しも悪く、風も強いため非常に寒い状況でした。
比麻奈山の分岐に着いたときも、通称アンギラスも見通せない状態でしたので、そのまま比麻良山へ。
比麻良山でしばらく天候の状態をみていると、少し回復してきたので、ニセイカウシュッペ山に向かうことにしました。
比麻奈山(アンギラスの分岐)に着くと、少し先に女性の方がひとりで歩いているのが見えました。
この通称アンギラスは、藪漕ぎだけでなくハイマツ漕ぎが長く、非常に歩きにくい所です。まあ、登山道ではないのでしょうがないのですが、ところどころ、ルートを見失って引き返したりしました。岩登りあり、ハイマツ漕ぎありで、私には歩きがいのあるコースでした。
おまけに、クマの糞も・・・
ちなみに、先に歩いていた女性との距離は詰まるどころか離れていくばかりでした。
ニセイカウシュッペ山に着いたときは、霧雨が降っているような感じで何も見えず、パンで簡単な昼食を取り、少し休憩してアンギラスを戻ることにしました。
本当は、このまま下山したい気持ちだったのですが、何せ車が向こうなので戻らなければなりません。
結局、アンギラスのハイマツ漕ぎでゴアのズボンとジャンパーにかぎ裂きと松ヤニが・・・。そして、足にはひっかき傷や青あざがたくさんできてしまいました。
最後に行った平山からの眺めは、大雪山の展望台(?)と言われるだけあって、表大雪が一望できます。そして、お地蔵さんもありました。
今回歩いたコースは、なかなか見応えのある景色が続きます。
通称アンギラスも名前が付いても良いと思いますし、ネットで情報を探すと比麻奈山の看板も、以前はあったようです。
タイムログです。
登山口(6:12)[0:00]
↓
2.8km(1:30)
平山分岐1737m(7:42)[1:30]
↓
1.8km(0:36)
比麻良山1796m(8:18)(8:36)[2:06]
登頂所要時間2:06
↓
0.6km(0:12)
比麻奈山1811m(8:48)[2:36]
↓
アンギラス
↓
1.9km(1:31)
比麻良山分岐(10:19)[4:07]
↓
0.3km(0:06)
ニセイカウシュッペ山1879m(10:25)(10:36)[4:13]
↓
0.3km(0:05)
比麻良山分岐(10:41)[4:29]
↓
アンギラス
↓
1.9km(1:21)
比麻奈山1811m(12:10)[5:58]
↓
1.2km(0:32)
平山分岐1737m(12:42)[6:30]
↓
0.8km(0:12)
平山1771m(12:54)(13:03)[6:42]
↓
0.8km(0:10)
平山分岐1737m(13:14)[7:02]
↓
2.8km(1:14)
登山口(14:28)[8:16]
全行程約15.2km 8時間16分(休息含)
トラック
※50mメッシュを合成しました。
GARMIN Legend HCx
一部はずれていますが、
おおむね合っています。
写真は、追記で・・・
2006年09月17日
ニセイカウシュッペ山(1883m) 2006年9月17日
2006年9月17日(日)
ニセイカウシュッペ山へ行ってきました。林道ゲートの鍵を開けようとすると、最初から鍵はかかっていませんでした。しかし、鍵の番号が知人に聞いていた「1372」ではなく「1732」だったので、とりあえず開いてて良かったといった感じ。この山は標高1150mぐらいまで車で行けるようになり、景色も良いため、最近は人気の山らしく、早めに行ったのですが、登山口の駐車場に着くと既に5台程車が駐車していました。ところが、入山記録を見ると昨日の夕方4:30に入山した人が下山していないぐらいで、私が本日一人目の入山者だったのです。ということは、ここにある車の人達はどこへ行ったのでしょう?途中、道はどろどろで歩きにくいし、笹やはい松の露でズボン(いつもは半ズボンだけど、今日は長ズボンでした)はびしょびしょ。今更ゴアのズボンをはいてもなーと思っていたら、私のすぐ後ろを歩いていた方が、「先に歩いて露払いしますよ」と声を掛けてくれたので、有り難くお願いしました。もちろんその方はしっかり雨具のズボンをはいてました。途中、2箇所で何物かの糞がありました。大きさや形からみても熊やキツネの物じゃないし、その糞のあった位置が平たいおおきな石の上だったし、たぶん・・・勘弁してよね。
登りの途中の見晴台からは黒岳など表大雪の山々が見渡せました。んー、絶景(紅葉には少し早いかな)。さて、写真を撮りましょうとデジカメをザックの横ポケットから取り出すとバッテリー部の蓋が開いていて、バッテリーがぽーんと藪の中へ・・・(^^;)。環境破壊してごめんなさい<(_ _)> 電池のスペアも持ってきてないし、結局ここからは携帯のカメラで撮りました。デジカメの電池の替えは持って歩きましょうね。
ニセイカウシュッペ山の山頂は結構広く平らでした。下山途中、左の1755の尾根に人影が見えました。そーいえば、露払いをしてくれた方が「平山まで行きます」と言っていたのを思い出して、登ってくる方に「平山への道は有るんですか?」って聞いてみました。すると、たまたま聞いた人が「私もニセイ登った後、途中まで行きますよ、踏み跡は結構しっかりしてますから大丈夫ですよ」と教えてくれました。それじゃあ私もと、はい松をかきわけ、藪こぎをしてしばらく行きましたが、雲が出てきて景色が見えなくなってきたのと、雨具を着ないで行ったため、やっと乾いたズボンがまたびしょびしょになったので、引き返すことにしました。引き返す途中、平山の道を教えてくれた方が来たので「ここから先は雨具着ないと濡れますよ」と偉そうにアドバイスしました。その方は雨具を着て、行かれたようでした。
下山途中は、次から次へと登ってくる人がいました。こちらから挨拶しても返してくれる方は、やっぱり半分もいませんね。
下山後、休憩を兼ねて車中で昼食を取っていると、これから登り始める人がいました。時間的には夕方までには下山できるのでしょうが、見晴らしが良いのは午前中だと思うのですが。ちなみに、登山口の駐車場は10台ぐらい止められるのですが、道内色々なナンバーの車が、なんと林道脇までずらーっと約30台の車がありました。
本日の反省点は、デジカメのバッテリーを無くしたのと、先月買ってまだ3回しか使ってないストックを、藪こぎではい松にはさんで曲げちゃったことでした。
登山口(6:40)[0:00]
↓
見晴台(7:55)[1:15]
↓
5.5km(2:07)
ニセイカウシュッペ山山頂1883m(8:47)[2:07]
登頂所要時間2:07
↓
平山方向途中まで
↓
見晴台(10:38)[3:58]
↓
6.7km(2:38)[]
登山口(11:25)[4:45]
全行程約12.2km 4時間45分
ニセイカウシュッペ山登山口
見晴台(1533)から黒岳方向
あと1kmの看板付近からニセイカウシュッペ山頂方向
ニセイカウシュッペ山頂から大槍方向
大槍の大雪山側から平山方向