ニペソツ山

2013年09月29日

ニペソツ山 2013年9月29日

標高2013mのニペソツ山へ登ってきました。

標高年の今年、どうしても登りたいと春から思っていたのですが、雪が降る頃になってやっと登ることが出来ました。

今回は2回目で、前回は2009年9月4日なので、もう4年前になります。(前回はこちら)

標高年と言うこともあって、午前6時前に登山口に付いたのですが、登山者の車で林道は一杯で、200m程戻ったところに駐車することが出来ましたす。

天気予報は晴れ時々曇りとなっていたのですが、青空は見えず、山も見えない状況での登山開始になりました。

山頂の標柱の写真だけでもいいかって感じで登山開始です。

登山口での気温は7度で、風もなかったので防寒着はなくても歩いていれば、私にとっては寒くない気温です。

登山口には簡易トイレと、携帯トイレの回収箱もあります。

登山道は、十六の沢川を渡る丸木橋から始まります。

登り始めてから小天狗までの約1時間は天望もなく、きつい登りが続きます。

展望が開け始めると、背後におっぱい山(ビリベツ山と西クマネシリ山)が見えます。

おっぱい山は2012年9月22日に登りました。その時のレポートはこちら

そして、小天狗の手前にはニペソツ山の登山道で有名な岩場があり、この岩場を越えるルートは、上と下と2ルートあり、登りは上、下り下を通ったほうが越えやすいように感じましたが、十分注意して欲しいと思います。

前天狗の簡易トイレブースが設置されている幌加温泉分岐では、石狩連山が一望できるはずなのですが、雲がかかっていて視界かないどころか、強風が吹いていて気温は5度まで下がっていました。

ニペソツ山までは、前天狗と天狗岳のコル、天狗岳とニペソツ山のコルの2回の登り返しがあります。

最後の急斜面手前でやっと雲が切れていて、迫力ある東壁を見せてくれました。

最後のきつい斜面を登りニペソツ山山頂に到着すると、青空はありませんが、雲が高いため見通しはなかなかの物でした。

山頂から見渡せる山々の山頂制覇は、忠別岳を残すのみとなったと思います。

山頂はかなり混み合っていて、外れの方で食事と休憩をしていると、なんだか嫌な匂いがするので周りを見渡すと茂みの中にティッシュが・・・勘弁してよ・・・

その後、南端まで足を伸ばして丸山とその火口を眺めました。

ニペソツ山へ登った方は、是非南端まで足を伸ばして欲しいと思います。

ひとしきり、満員の山頂からの眺望を楽しんだ後、下山しました。

登りの足の重さに比べて、下山時の2度の登り返しは思ったよりきつく感じなかったのは、山頂でハイカロリーの食事をしたからかなと思います。

さて、ニペソツ山のタイムログです。

時刻 経過(区間) 距離(区間) ポイント

6:00

0:00(0:00)

0.00

十六の沢川
登山口 

7:24

1:24(1:24)

2.5(2.5)

小天狗岩場

8:36

2:36(1:12)

4.5(2.0)

前天狗分岐 

10:18
11:19

4:18(1:42)

7.0(2.5)

ニペソツ山
山頂2013m

--:--

-:--(-:--)

7.4(0.4)

ニペソツ山
南端

11:19

5:19(1:01)

7.8(0.4)

ニペソツ山
山頂2013m

12:35

6:35(1:16)

10.3(2.5)

前天狗分岐

13:31

7:31(0:56)

12.3(2.0)

小天狗岩場

14:45

8:45(1:14)

14.8(2.5)

十六の沢川
登山口

登山口〜ニペソツ山山頂 標高差 986m
登り 7.0km 4時間18分
下り 7.0km 3時間26分
全工程 14.8km 8時間45分

GPSトラック
GPSの調子が悪くトラックが暴れています。
電源も勝手に落ちるし、そろそろ買い換え時でしょうかね。

s20130929ニペソツ山















GPSログのダウンロードはブログ左側の Links「Nob's HomePage」 からどーぞ。


※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。

sP1040124三国峠から見たニペソツ山







sP1040126登山口手前の林道
6時前だというのにたくさんの車が駐車していました。






sP1040127登山口広場
ここで車がUターンしますので駐車はご遠慮くださいね。






sP1040128山頂まで7.0km







sP1040129-2十六線の沢川を渡る丸木橋がスタート







sP1040133小天狗手前で見えるおっぱい山







sP1040134小天狗の岩場は渋滞中







sP1040136岩場を頂上側から見ました
岩場の下は崖です






sP1040144前天狗手前のロックガーデン
この辺りはナキウサギがいます






sP1040147前天狗付近の幌加温泉分岐
強風と霧が酷かった






sP1040162山頂へのきつい登り手前で視界が開けてきました
あきらめて早々に下山した方は残念






sP1040170振り返って天狗岳の眺めです







sP1040172つつららが・・・







sP1040182おっぱい山と前天狗







sP1040183山頂まであと一息
最後の辛い登りです






sP1040191-1標柱
標高年ですね
念願がやっと叶いました





sP1040186ニペソツ山山頂でのGPSトリップ









sP1040193手前右:石狩連山
中央:忠別岳
右奥:旭岳





sP1040194中央にトムラウシ山







sP1040197南端から見たウペペサンケ山







sP1040199南端から見たニペソツ山







sP1040203山頂から少しくだったところから見た天狗岳







sP1040205石狩連山







sP1040212ニペソツ山
帰りは見えました






sP1040215頂上側から見た前天狗







sP1040224石狩連山も綺麗に見えました







sP1040230小天狗の岩場












sP1040238下山後のGPSトリップ
17.5kmの歩きでした















csh08ymatu at 22:00コメント(0) 

2009年08月30日

ニペソツ山 2009年8月30日


2009年8月30日

ニペソツ山に登ってきました。


ここは、初めて登る山です。

今年は天気に恵まれない週末が多く、この日の天気予報は晴れのち曇りでしたが、自宅を出て登山口に行く途中、ぽつぽつと雨が降ってきました。
しかし、登山口に付いたときにはその雨も上がっていました。

ここの登山口には駐車場がないため、登山者は林道の広くなっているところに駐車するしかありません。私が登山口に到着したときには、6時前でしたが既に10台以上あり、林道の広くなったところまで戻り駐車しました。

登山口には、簡易トイレと、その前には使用済み携帯トイレを入れる箱も設置されていました。なお、この箱にはナンバー鍵が掛けられていますが、番号は530(ゴミゼロ)と統一されているようです。

登山道は、十六の沢川を渡る丸木橋を渡る所から始まります。
登山道が始まって小天狗までの約1時間は展望もなく、きつい登りが続きます。
展望が開け、振り返るとオッパイ山と呼ばれるピリベツ山と西クマネシリ山が見えてきます。

そして、小天狗にはニペソツ山の登山道で有名な岩場があり、この岩場を注意して越えます。この岩場を越えるルートは、上と下と2ルートあり、行きは上、帰りは下を通りました。この岩場の下は草木が茂っていますが、急斜面で落ちると危険な所と思われます。ちなみに、私の場合、上のルートの方が危険は少ないように感じました。

前天狗まで来ると、石狩連山が一望でき、その間近に見える雄大な眺めにしばし立ち止まってしまいました。前天狗のホロカ温泉分岐では、簡易トイレブースが設置されています。そして、このあたりではナキウサギが沢山いるようで、あちこちから鳴き声が聞こえてきます。また、ここからはニペソツ山の頂上も見ることができます。

前天狗は、岩がゴロゴロして非常に歩きずらく、天狗岳からニペソツ山のコルへの登山道不明瞭なため赤テープを探しながらの歩きになります。

ニペソツ山までは、前天狗と天狗岳のコル、天狗岳とニペソツ山のコルの2回の登り返しがあります。

最後の急斜面を、迫力ある東壁を眺めながら登り切ると山頂です。

ニペソツ山山頂に到着すると、青空もなく風が強く寒かったのですが、雲は高く見通しは最高でした。

十勝岳連峰、トムラウシ山、忠別岳、旭岳、白雲岳、石狩連山、ピリベツ山、西クマネシリ山、ウペペサンケ山、そして糠平湖など、全て見渡すことが出来ました。これで、そらが青かったらと思うのは贅沢というものでしょうか。
これらの山々を眺めていると、頂上を踏んだ時のことを感慨深く思い出されてしまいます。

そして、登山道がある山の中で、私が頂上を踏んでいないのは、西クマネシリ山とウペペサンケ山を残すのみとなりました。
(白雲岳、忠別岳など、まだありました・・・)

山頂の食事と休憩を終え、下山を開始しようとすると、南端の方に人が立っているのが見えました。よーく見てみると、なんとなく踏み跡が有るような無いような・・・
私も、そこに行って見ることにしました。
踏み跡を注意深くたどって南端へ行くと、双眼鏡を持ったおじさんが(私もおじさんですが)いました。
ここから見る景色は、ニペソツ山山頂からは見えない丸山の火口も見ることが出来ます。
その方の話しによると、昔はここに幌加ダムへ続く登山道が有ったそうです。地図を見ると、今でも確かに途中までは道があります。

非常に貴重な話しを聞けたことに感謝し、下山を開始しました。

下りも景色に見とれながらゆっくり下山しました。
そして、ナキウサギの姿も見ることもできました。

下山後の温泉は、岩間温泉に入る事も考えましたが、キャンパーが多いというネット情報もあり、やはり今回も層雲峡温泉で入浴してから帰宅しました。


では、ニペソツ山のタイムログです。

時刻 経過(区間) 距離(区間) ポイント

5:50

0:00(0:00)

0.00

十六の沢川
登山口 

7:06

1:16(1:16)

2.8(2.8)

小天狗岩場

8:05

2:15(0:59)

5.0(2.2)

前天狗分岐 

9:19
10:24

3:29(1:14)

7.1(2.1)

ニペソツ山
山頂2013m

--:--

-:--(-:--)

7.5(0.4)

ニペソツ山
南端

10:24

4:34(1:05)

7.9(0.4)

ニペソツ山
山頂2013m

11:34

5:44(1:10)

10.0(2.1)

前天狗分岐

12:25

6:35(0:51)

12.2(2.2)

小天狗岩場

13:36

7:46(1:11)

15.0(2.8)

十六の沢川
登山口


登山口〜ニペソツ山山頂 標高差 986m


GPSトラック

ニペソツ山GPSトラック






※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。


登山口登山口
駐車場はありません
これより下の方も車がたくさん駐車していました





登山口十六の沢川丸太橋十六の沢川を渡る丸木橋







小天狗からオッパイ山小天狗から見えるオッパイ山
左からピリベツ山、西クマネシリ山






小天狗岩場小天狗の有名な岩場
下は崖です
上の方から越えた方が怖くありません





小天狗から前天狗小天狗から見た前天狗







前天狗手前から石狩岳連山前天狗手前から見た
石狩岳連山
このあたりにナキウサギがいます





天狗ホロカ温泉分岐前天狗のホロカ温泉分岐







前天狗トイレブース前天狗簡易トイレブース







天狗岳からニペソツ山天狗岳からニペソツ山
迫力有るニペソツ山の眺めです






ニペソツ山手前から天狗岳ニペソツ山中腹から振り返ると
手前から天狗岳、前天狗






ニペソツ山の東壁ニペソツ山の荒々しい東壁







ニペソツ山山頂ニペソツ山山頂
2,013m






山頂GPSニペソツ山山頂でのGPSトリップ












山頂から石狩岳連山ニペソツ山山頂から
石狩連山






山頂からトムラウシ山ニペソツ山山頂から
左からトムラウシ山、忠別岳
右奥が旭岳





山頂から十勝岳連峰ニペソツ山山頂から
十勝岳連峰






山頂から糠平湖ニペソツ山山頂から
糠平湖






山頂から天狗岳ニペソツ山山頂から
天狗岳方向






山頂から西方向ニペソツ山山頂から
南端方向
人が立ってる!?





ニペソツ山西端から丸山火口ニペソツ山南端から
丸山とその火口






ニペソツ山西端からウペペサンケ山ニペソツ山南端から
ウペペサンケ山






ニペソツ山からパノラマつなげてみました



天狗岳とニペソツ山前天狗と天狗岳のコルから見た
天狗岳とニペソツ山






前天狗でナキウサギ前天狗で見た
ナキウサギ






小天狗岩場小天狗の岩場を逆から見たところ







小天狗岩場の下を見ると下は崖







下山完了GPS下山完了
本日のGPSトリップ
やっぱり、約1/3は停止してます
少しでも遅くなったり立ち止まったりすると
停止と見なされるようです










csh08ymatu at 22:00コメント(2) 
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プロフィール
山好き、バイク好き、車好き、スイーツ大好きの、ふつーのおやじです。
日帰りできる山を守備範囲としていますが、知床連山登山道の維持管理をしていたこともあります。
16歳からバイクに乗り続け、現在はBMW K1300Sに乗っています。
仕事は総合評価関係、技術士受験対策等を行っています。
技術士二次試験の相談にも乗りますので、メールください。
今年度で現会社を退職します。
技術士資格者を求めているコンサルの方、スカウトお待ちしています。
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