ヒグマ
2021年06月28日
自宅からすぐ近くの河川敷にヒグマが出た!
2010年09月11日
ヒグマに合ったぞ 2010年9月11日
2010年9月11日 ウペペサンケ山に登りました。
登山のレポートは後日にして、ヒグマとの遭遇について書きます。
100mぐらいの距離でヒグマと遭遇致しました。
ウペペサンケ山東峰(糠平富士)のすぐ手前の東斜面に親子と思われるヒグマ3頭を発見しました。暫く様子をうかがっていたのですが、去る気配が無かったので、こちらに気がついてもらえるように声を出したところ、こちらを認識したようで何処かへ行ってくれました。
今回は距離があったことと、ヒグマと遭遇した時の対処方法について学んでいたため、落ち着いて行動することができました。ヒグマも人間が怖いのですら、正しい知識を持って接することが出来れば、向こうから逃げてくれます。
また、今回は私以外も熊鈴を鳴らして歩いていたのですが、この距離ではヒグマに聞こえなかったのか、熊鈴に慣れてしまっているのかは不明ですが、役に立たなかったようです。
やはり、熊影の濃いところでは声を出すか、ホイッスルを吹くなどの方法が良いと思います。
これから熊が冬眠に備えて沢山食べる時期になってきていますので、登山をされる方は、くれぐれも注意して山歩きを楽しんで欲しいと思います。
ちなみに、私がヒグマに遭遇したのはこれで3度目になります。
長年山登りをしていても、ヒグマに遭遇する人は少ないと聞きますが、私と同行する方は、ヒグマに合う確立が高いと思われますので、気をつけて頂きたいと思います。
※写真にはGPS情報が入っていますので、カシミール等で撮影位置が確認できます。また、トリミングは行っていません。



動画撮影はしなかったのかと疑問に感じる方もいらっしゃると思いますが、実はカメラの調子が悪く2秒ほどで停止していました。
カメラを修理に出さなくては・・・
2008年08月31日
武華山〜武利岳 2008年8月31日
2008年8月31日に縦走した、武華山〜武利岳のレポートです。
ヒグマとの遭遇については、既に前回書いてしまったので省略します。
この日の景色は、南西側が晴れていて、北東側が曇っている状態でした。
風が無く、日も差していたので気温も高く非常に暑い日でした。また、ここは藪こぎが多く、前日の雨(?)や露でズボンがびしょびしょになり、雨具のズボンにはきかえたため夏のように汗をかいた登山になりました。
武華山の登山道は、林道の行き止まりにあり、駐車場も特に整備されていませんが、それぞれ車は工夫して駐車していました。武利岳までの縦走には少し遅い時間の出発でしたが、わりとマイナーな山なのか、車も4台ほどしか有りませんでした。
登山口には、美味しい湧水があるようですが、私はすっかり忘れて、写真も撮ってきませんでした。
登山口の案内板には、東尾根から登ってライオン岩から下山するような矢印が書かれています。しかし、私は登山開始時刻が遅かったため、武利岳へ行くかどうかは、分岐点で決めようと考えてたのです。そのため、武華山を先に登る事にして、ライオン岩コースに進みました。ライオン岩コースは、地形図からも分かるように結構急な登りが続きますので、やはり下りに使った方が良いかも知れません。
上の方は、フレップなど色づいている植物もあり、紅葉が始まっていました。そして登山道では、ハイマツの実を食べているエゾリスをたくさん見かけました。また、武利岳の頂上付近では、ハイマツの実やフレップを食べているホシガラスもたくさんいました。
武華山〜武利岳縦走路は正式な登山道ではなく、一部登山道が背丈ほどの笹に覆われていて、ピンクテープなどを目標に歩かなければなりません。しかし、全体的には、踏み後もしっかりしており、天候さえ悪くなければ、迷うことは無いと思います。ただ、ここを縦走される方は、登山道ではないことを肝に銘じて歩いてください。また、幸いダニに喰われることはありませんでしたが、このコースはダニが多そうでした。
後で知ったのですが、ライオン岩にあがれるらしいのですが、脇を素通りしてしまいました。それに、武華山の看板も見あたらず写真も撮っておらず、登山口の湧水も飲んでないため、やり残したことがいくつも有ります。
また、武利岳も滝上町からの登山道も素晴らしい景色のようなので、そのコースも登りたいと思っています。
武華山・武利岳は何度も楽しめる山かも知れません。
さて、今回はGPSが2台とも調子悪く、ひどいトラックになりましたが、修正せずにそのまま載せます。2台ともひどいトラックというのも変なので、もしかするとGPS衛星のキャッチしにくい所なのかも知れません。
ちなみに、ヒグマに遭遇したのは、東尾根から武利岳へ分岐し、200〜300m行ったところです。
タイムログです。
登山口(6:48)[0:00]
↓
3.4km(2:06)
武華山1759m(8:54)[2:06]
登頂所要時間2:06
↓
4.4km(2:35)
武利岳1876m(11:29)(11:41)[4:41]
登頂所要時間4:41
↓
3.4km(1:58)
武華山分岐(13:39)[6:51]
↓
2.9km(1:08)
登山口(14:47)[7:59]
下山所要時間3:06 全行程約14.1km 7時間59分(休憩含)
トラックです。赤:SONY GPS-CS1K
青:GARMIN Legend HCx
どちらもひどい・・・
写真は・・・
ヒグマとニアミス 2008年8月31日
今日、2008年8月31日、武華山〜武利岳へ登りました。
山登りのレポートはあとにして、書きたいことがあります。
10mぐらいの距離でヒグマと遭遇
熊鈴を付けていたので、むこうが先に気が付いて藪の中に逃げてくれました。
武華山と武利岳の縦走路、武利岳から武華山へ戻る最後の登り返しで、ガサガサ音がしたので、ふと前を見ると、ヒグマが走って藪の中へ。
本当に、すぐ近くでした。
もし、熊鈴を付けていなければと思うとぞっとします。
われわれ登山者は、ヒグマの生活圏に入らせてもらっていることを、身をもって実感しました。
これから、秋です。
ヒグマは冬眠に備え、脂肪を蓄えるためたくさん食べる時期です。
今回、ヒグマと遭遇したのも、こけもも(フレップ)がたくさん実っている場所で、
縦走路には、数カ所ヒグマの物と思われる糞もありました。
もしかすると、会うべくして会ったのかも知れません。
登山者の少ない山へ登る方々は、ヒグマの生活圏に入ることを肝に銘じ、熊鈴を付ける、ゴミは持ち帰るなど最低限のマナーを守って、山歩きを楽しんでください。
2008年07月20日
雨竜沼〜南暑寒岳〜暑寒別岳 2008年7月20日
2008年7月20日
雨竜沼〜南暑寒岳〜暑寒別岳と登ってきました。
暑寒別岳は、子供の頃に行ったきりなので、情報をネットで探ると、虫がすごいらしい。
そんな訳で、虫除けスプレーを体中に振りかけ、おでかけカトリスを首の前にぶら下げて対応することにしました。
というか、防虫ネットを買いに行く暇がなかったのでした。
まあ、結果として虫には悩まされることが少なかったので良かったのですが・・・
雨降りだったし・・・
さて、その他の情報として、
先週は遭難事故のため入山規制されていたようですが、今週は規制解除されているようでした。
また、なんたら協力金として500円徴収されるようです。
でも、雨竜町からの入山する時のみのようです。
(領収書には「ゲートパーク施設維持管理及び環境保全整備」と書いてある)
このコースは距離が長いため、10時間以上の行程を覚悟し、朝早く登り始めることにしました。
天候は、午後から晴れる予報で、それを信じて出発です。
あさ、4時過ぎに登山口となるゲートパークに到着しました。
ゲートパークは、素晴らしい設備で、こんな山の中にこんな立派な建物が!?となること請け合いです。
キャンプ場も立派、トイレも立派、管理棟も立派、南暑寒荘も言わずもがな。
立派な駐車場には車が20台ぐらいあり、キャンプ場の方には特別な駐車場があり、さらに20台ぐらい車がありました。
さて、登山の支度をして登山口に向かうと、簡易テントにテーブルを置いた受付があり、ノンカーボンの入山書類(下山時に指定のポストへ投函)を書くのと同時に、強制的に500円徴収され、印刷された領収書もくれます。領収書
環境美化整備等協力金
雨竜町観光協会
強制的に500円取られるのは何だか腑に落ちない。それも、雨竜町から登る場合だけでしょ。ますます、違和感を感じるのは私だけでしょうか。
朝の4時前(24時間?)から料金徴収のために受付に人がいて、ノンカーボンの入山届けを作って、領収書を作って、その人件費やら経費はどこから出るの?
その経費を強制徴収の協力金代わりにして、入山者からは本当の意味で「500円以上の協力金を!」って料金箱をおいてはいかがなものかと思ってしまいました。
(ネットでは、私以外にもそのことを指摘している方がいました)
まあ、それはさておき、薄暗いうちに歩き出して、渓谷第1吊り橋までは、砂防ダムがあるため管理用道路を歩きます。
その後、登山道になり白竜の滝、渓谷第2吊り橋と続き、雨竜沼湿原に到着します。
途中は、天候が悪く、雨こそ降ってはいないものの、なにも見えない状態でした。
そのためか、あまり虫もいませんでした。
雨竜沼湿原の入り口では、雑草の種などを持ち込まないように、靴底を洗う所があります。
暫く天気が悪かったためか、登山道はどろどろで、その泥を落とすために登山靴を洗いました。
みなさん、靴底をちゃんと洗ってくださいね。
視界の良くないなか、湿原テラスからはなんとか湿原を見渡せはしましたが、天気も悪いし、花も少なく残念でした。
湿原の中は、木道が整備されていて行きと帰りが別のルートで一方通行になっています。
木道は、ところどころ足を載せるとガタガタしていて、下山時に疲れた足の私は転んでしまいした。
危ないので、怪我人が出る前に、ガタガタしている板は、修理するか外しておいてくださいね。(協力金使ってさ)
木道を歩き湿原を抜けて雨竜沼湿原展望台へ着いたものの、展望台は倒れかかっていて、進入禁止になっていました。
おいおい、ここが湿原一番のロケーション地でしょ、協力金取ってんでしょと思わず突っ込みを入れてしまいました。
この頃から、徐々に霧雨が降ってきました。
雨具を着ようか悩みましたが、暑かったのと、帽子をかぶり上下ドライものを着ていたので大して気にならず、そのまま歩いて行きました。
これが失敗の元で、スパッツはしていたものの、濡れた藪こぎでズボンから靴に水が入って、登山靴の中が濡れてきました。
でも、「とき、すでにおそし」てな感じでしょうか、靴の中は完璧に濡れてしまいました。
結局、途中で2度ほど靴を脱いで靴下を絞りましたが、そのうちそれもどうでも良くなって、ぐちょぐちょのまま歩いていました。
南暑寒岳は写真を撮るだけにして、暑寒別岳に向かいました。
この間は、ひどい藪こぎと泥濘した道でした。
暑寒別岳山頂の少し手前で、若いカップルが降りてきて、「雨竜沼の天気はどうですか?」と聞かれたので、「同じですよ」と返答しました。
このカップルを後で追い抜くのですが・・・
どろどろの急な斜面もあり、何度も滑りながら暑寒別岳に到着。
山頂は、既に大勢の人がいて、満員状態。
ほとんどの方は増毛側から来た方達のようでした。
パンを食べながら、ガスが切れるのを待っていたのですが、雨が土砂降りになってきたので、下山することにしました。
雨具は、上だけ着て、どうせびちゃびちゃなのと、土砂降りの中、たくさんの人がいるなかで下着のパンツやズボンの着替えをするのもはばかってしまい、そのまま下山開始しました。
下山開始して暑寒別岳から南暑寒岳のコルを歩いていると、南側の視界が晴れたのです。
綺麗だなぁと眺めていると、なにやらうごめく黒い物体が・・・
「ヒグマだ!」
とうとう、見てしまいました。
これで私も、一流アルピニストの仲間入りです。
写真も撮ったのですが、わかりますかねぇ。
南暑寒岳頂上の少し下で、先ほどすれ違ったカップルが休憩していて、「頂上は未だですか?」と聞いてきました。
「もうすぐですよ」と励ましたのですが、女性の方は疲労困憊の顔つきで、ほとんど歩けない状態に見えました。
南暑寒岳頂上で、靴を脱いで靴下を絞りながらスポーツドリンクを飲み、暫く休憩していましたが、彼らは来ませんでした。
無事下山できたかなぁ。
そういう私も、流石にぐちょぐちょした靴と泥道ではピッチが上がらず、下山に随分時間がかかってしまいました。
湿原は、雨にもかかわらず、朝よりも見渡すことが出来ました。
でも、晴れた時にもう一度500円払って来ようかな。
景色も見えず、土砂降りの中、疲労してくると、色んなことがどうでも良くなります。
もしかすると、山の中を修行で走り回ると、このような感覚になるのかなぁと考えながら下山しました。
今回は、いつもとまた違った意味で、良い経験をした山登りだと感じました。
しかし、約26kmは遠かったな。
いつもは下山後も元気いっぱいの私ですが、今回は流石にエネルギー切れになっていました。
下山中、色んな事がどうでも良くなっていた私ですが、ドロドロのまま車を運転して帰る勇気はなく、後部シートにバスタオルを敷き、その上で服を脱いで、乾いたタオルで身体を拭き、着換えました。
乾いているTシャツには、気持ちいい!
乾いているパンツも、気持ちいい!
帰る途中温泉に入ると、帰ってからの後始末をしたくなくなると思い、そのまま帰りました。
思った通り、帰宅後、ドロドロになったウェアーや登山靴など、バケツで下洗いをするのが非常にきつかったです。
ゲートパーク(4:24)[0:00]
↓
3.0km(1時間4分)
雨竜沼湿原入口(5:28)[1:04]
↓
6.0km(1時間54分)
南暑寒岳1296m(7:22)[2:58]
↓
4.0km(2時間19分)
暑寒別岳1492m(9:41)(10:00)[5:17]
登頂所要時間 5:17
↓
4.0km(2時間6分)
南暑寒岳1296m(12:06)[7:42]
↓
6.0km(2時間14分)
雨竜沼湿原入口(14:20)[9:56]
↓
3.0km(1時間14分)
ゲートパーク(15:34)[11:10]
全行程約26.0km 11時間10分
トレースルートです。
写真は続きで・・・