三峰山
2012年07月08日
富良野岳〜三峰山〜上富良野岳〜上ホロカメットク山 2012年7月8日
2012年7月8日、富良野岳〜上ホロカメットク山を縦走しました。
このコースは、私のお気に入りで、高低差も少なく天気が良ければ景色の非常に良いコースです。
前回行ったのが、2009年9月23日だったので、3年振りになります。
前回は非常に天気の良い日でしたが、今回は生憎の曇り空で、あまり展望の良くない天気でした。
それでも、たまに富良野岳や十勝岳も微妙に望むことができました。
今回は、入山禁止が解除となり登山者が一気に押し寄せたためか、私が登山口の駐車場に到着したときには、バス2台の団体さんが2パーティーに分かれて登り始めるところでした。
登山道でこの団体さんを抜くのは至難の業だと思いました。作業道となっている安政火口までに抜けなければ、団体さんが休憩するまで、その後ろを団体さんのスローペースに併せてちんたら歩かなければなりません。
何とか安政火口までに抜くことができたので、その後も混でいましたが、割と自分のペースで歩くことができました。
三段山の崖尾根コースは、斜面の崩落により2009年から通行止めとなっています。このまま廃道になってしまうのでしょうか・・・
富良野岳の登山道は、所々崩れていましたがロープも張られていて、特に危険は無いと思います。
富良野岳山頂は、すでにたくさんの登山者がいました。私は、ペットボトルにスポーツドリンクを小分けして、すぐに三峰山へ向かいました。
富良野岳から上ホロカメットク山の縦走路もたくさんの人が歩いており、三峰山にも、上富良野岳にもたくさんの人がいました。
カミホロ避難小屋でおにぎりを食べながら、十勝岳まで行こうか悩みましたが、十勝岳は見えていなかったので、結局やめました。
帰りは、上ホロカメットク山山頂は通らず、トラバースして上富良野岳から下山しました。いつも思うのですが、上富良野岳登山道の階段は、本当に良く作ったと感心してしまいます。そして、登るのはやだなぁと思います。(整備して下った方ごめんなさい)
今期4度目の登山ですが、やっと体力が戻ってきたようで、足が上がらなくなることもなく、前回の時とほぼ同じペースで歩くことができました。
どうして体力が戻ったのかというと、実は食事制限ダイエットを止めたのでした。それだけです。普段は気がつかなくても、山登りするとはっきり解ります。やっぱり、ごはんはちゃんと食べなきゃだめですね。(でも、体重が・・・)
下山後の昼頃には、駐車場が一杯になり、かなり下の方まで路肩駐車がつながっていました。
ここ数年で、富良野岳や十勝岳も本州の有名な山のように、登山道が登山者で渋滞するようになってきたので、登山者が確実に増えていると思います。
やっぱり登山ブームなのかなあ。
今回からストックを、調子の悪かったレキのアルミから、ブラックダイヤモンドのカーボーンに変えました。多少軽くなったはずなのですがその差は余り感じられませんでした。それより、アンチショック付きから無しになったため、手首にショックがあってしばらく違和感を感じましたが、ま、こんなもんでしょう。
やっと調子がでてきたぞ、のタイムログ。
時刻 |
経過(区間) |
距離(区間) |
ポイント |
6:24 |
0:00(0:00) |
0.00 |
十勝岳温泉 |
8:14 |
1:50(1:50) |
5.2(5.2) |
富良野岳 |
9:19 |
2:55(0:56) |
7.6(2.4) |
三峰山 山頂 1,866m |
9:47 |
3:13(0:28) |
8.9(1.3) |
上富良野岳 山頂 1,893m |
10:00 |
3:36(0:13) |
9.4(0.5) |
上ホロカメットク山 山頂 1,920m |
10:13 |
3:49(0:13) |
9.8(0.4) |
上ホロカメットク山 避難小屋 (復路はトラバース) |
10:57 |
4:33(0:27) |
10.9(1.1) |
上富良野岳 山頂 1,893m |
12:04 |
5:40(1:07) |
14.7(3.8) |
十勝岳温泉 |
登山口〜上ホロカメットク山山頂 標高差 641m (GPSより)
登り 十勝岳温泉〜富良野岳 5.2km 1時間50分
下り 上富良野岳〜十勝岳温泉 3.8km 1時間07分
全行程 14.7km 5時間40分
GPSトラック
GPSログのダウンロードはプログ左側の Links「Nob's HomePage」 からどーぞ。
※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。午前6時過ぎには駐車場の駐車マスが一杯に
十勝岳大正火口のガス発生に関する注意看板
団体さん
三段山の崖尾根コースは
進入禁止に。
下山時に撮った三段山の
崩落の様子
2009年と変わってません安政火口
ガスってて何も見えませんでした上富良野岳分岐
ここは、気をつけていないと上富良野岳の
登山道に曲がれません三峰山分岐
ここは広場になっているので
休憩している人がたくさんいます
山ガールファッションの方もいました富良野岳
1,912m山頂でのGPSトリップ
移動時間 1:35
提示時間 0:18
移動距離 5.2km花がたくさん咲いてました
三峰山
1,866m十勝岳方向
上富良野岳山頂が見えます富良野岳方向
富良野岳山頂は雲の中上富良野岳
1,893m山頂でのGPSトリップ
移動時間 2:47
停止時間 0:38
移動距離 8.9km上ホロカメットク山
1,920m山頂でのGPSトリップ
移動時間 2:56
停止時間 0:41
移動距離 9.4km十勝岳方向
カミホロ避難小屋が見えます上ホロカメットク山方向
左から上ホロカメットク山、八手岩、化物岩が見えます三段山方向
中央が安政火口
右側が三段山カミホロ避難小屋
トイレもありますので、女性の方も安心避難小屋でのGPSトリップ
移動時間 3:04
停止時間 0:53
移動距離 9.8km
今回は停止時間が短いですね上富良野岳登山道と十勝岳温泉凌雲閣が見えます
富良野岳が山頂を見せました
十勝岳もほぼ山頂を見せました
手前には三段山も見えています下山後のGPSトリップ
移動時間 4:23
停止時間 1:19
移動距離 14.7km
2009年09月23日
富良野岳〜三峰山〜上富良野岳〜上ホロカメットク山 2009年9月23日
シルバーウィーク最終日の9月23日、今年初めての「富良野岳〜三峰山〜上富良野岳〜上ホロカメットク山」と縦走してきました。
やっと天候に恵まれ、素晴らしい景色を堪能することができました。
今まで、なんかあるなぁ程度でたいして気にしていなかったのですが、登山口左側の岩に歌碑が刻まれていました。
「春あけやらぬ十勝の 拓道に 防人の若き力を たぎまする」
これは「十勝岳産業開発道路記念歌碑」で、詳しくはここで説明されています。
そして、登山口にある入林届けの横には、注意書きが立てられていました。
そこに書かれていたのは、今年の7月に起きたトムラウシ山、美瑛岳の遭難事故の再発を防ぐための登山者名簿記入と注意事項、そして、8月26日に発生した落石による三段山の崖尾根コース通行止めの案内でした。
落石は、目視ではっきりとわかる程、規模の大きいものでした。
昨年と比較できる写真を載せておきます。
2008年9月21日撮影 2009年9月23日撮影
三段山への分岐にもロープが張られていました。
今回は、安政火口を越え、富良野岳へのトラバース途中から十勝岳を見た景色が最高でした。
このような景色を見ると、山登りをしていて良かったと感じます。
でも、紅葉はあんまりきれいではありませんでした。
まだ、時期が早かったのかなぁ・・・薄雲に浮かぶ十勝岳
手前左の化物岩と右側の八ツ手岩は
シルエット
中間左側に三段山も見えます
穏やかな秋晴れのなかを上ホロ避難小屋まで歩き、休憩と腹ごしらえをしました。十勝岳が綺麗に見え、山頂まで歩きたい衝動に駆られましたが、往復約3.5kmあります。明日は早朝出勤して地方でコンクリート診断をしなければならず、それを考えここで引き返す決心をしました。
今年一番の天候に名残惜しさで一杯でしたが、あちこち写真を撮りながら下山しました。
下山後は、100%掛け流しの温泉、白銀荘で汗を流して帰宅しました。
ここは、いつ来ても混んでますね。
子供が小さい頃は、ここの「温泉プール」に良く来ました。
さて、今回のタイムログです。
沢山写真を撮りながら登ったのですが、富良野岳山頂までのタイムは今まで最短でした。
時刻 | 経過(区間) | 距離(区間) | ポイント |
6:01 |
0:00(0:00) |
0.00 |
十勝岳温泉 |
7:47 |
1:46(1:46) |
5.1(5.1) |
富良野岳 |
9:06 |
3:05(0:54) |
7.7(2.6) |
三峰山 山頂 1,866m |
9:37 |
3:36(0:31) |
8.9(1.2) |
上富良野岳 山頂 1,893m |
9:52 |
3:51(0:15) |
9.4(0.5) |
上ホロカメットク山 山頂 1,920m |
10:12 |
4:11(0:20) |
9.8(0.4) |
上ホロカメットク山 避難小屋 |
10:46 |
4:45(0:16) |
10.2(0.4) |
上ホロカメットク山 山頂 1,920m |
10:55 |
4:54(0:09) |
10.7(0.5) |
上富良野岳 山頂 1,893m |
12:12 |
6:11(1:17) |
14.4(3.7) |
十勝岳温泉 |
登山口〜上ホロカメットク山山頂 標高差 653m
このコースは、標高差が少ない割にはいくつもピークを踏むことができ、景色もすばらいしので、お勧めです。
GPSトラック
※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。登山口
富良野岳
富良野岳山頂付近から十勝岳方向
左から化け物岩・八ツ手岩・上ホロカメットク山
三段山の向こうに十勝岳
左奥に旭岳と白雲岳も見えます富良野岳山頂
1,912m富良野岳山頂でのGPSトリップ
停止時間は少ないですね。富良野岳西端にある木柱案内
原始が原から登ってくる人は多くないようです。富良野岳西端から見た
芦別岳と富良野西岳(頂上だけ見えます)
ズームしてます富良野岳山頂付近から十勝岳方向
手前から、三峰山、上富良野岳、上ホロカメットク山、
十勝岳、美瑛岳三峰山手前から富良野岳
三峰山山頂
1,866m上富良野岳山頂
1,893m上富良野岳山頂でのGPSトリップ
振り返ってみた上富良野岳
上ホロカメットク山の絶壁
上ホロカメットク山山頂
上ホロカメットク山山頂でのGPSトリップ
上ホロカメットク山山頂から三段山
夫婦岩も見えます上ホロカメットク山山頂から富良野岳要項
上ホロカメットク山山頂から
中央にニペソツ山、
左側に石狩岳、音更山も見えます上ホロ避難小屋と十勝岳
上ホロ避難小屋
奥にトイレもあります上ホロ避難小屋でのGPSトリップ
上ホロ避難小屋近くから
上ホロカメットク山
この崖の縁を登ります。
下は深い火口なのですが、
全く恐怖感はありません。
不思議です。下山途中から見た三峰山と富良野岳
三つの峰がよく分かると思います。上富良野岳を振り返りました。
安政火口から上ホロカメットク山
入林届けは、トムラウシ山、美瑛岳の
遭難事故のためか、随分記入項目がふえ、
詳しく書くようになりました。下山後、登山口でのGPSトリップ