低音障害
2011年08月15日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その12
突発性難聴を発症してから、約8ヶ月半経過しました。
聴力は、多少後遺症が残っています。
この病気は、完全に治る人1/3、多少後遺症が残る人1/3、全く元に戻らない人1/3と言われていますので、完全に直る1/3には入れなかったようです。
数値的にどの程度の後遺症か良く分かりませんが、ヘッドホンなどで音楽を聴くと左側が大きく聞こえますし、右側は低音が聞こえてないのがわかります。
高周波聴力検査ソフト(フリーソフト)で調べてみたところ、左耳に比べて右耳は低音だけじゃなくて高音も聴力が落ちていることが分かりました。
日常生活では、特に右から話しかけられると、聞き返すことが多くなったと思います。(会話するとき聞き返すことが多くて、皆さんごめんなさい。)
その日の体調によっても、気にならない日と、膜が張ったように感じる日がありますが、病院へ行こうと思う程までにはなっていません。
手で耳をふさいだときに聞こえる筋肉の音は、聞こえますのでこんなものかなあと思っています。
発症時を思い出すと、金曜日の朝に聞こえなくなって、忙しいからと金曜日も土曜日も仕事をしていたら、どんどん聞こえなくなって耳鳴りも始まってしまいました。
病院へ行ったのが月曜日だったので、もし難聴を感じたその日に病院へ行って手当を受けていたら、後遺症も無かったのかも知れません。
私は、後遺症が少し残ってしまいましたが、聴力に以上を感じたら、仕事が忙しいとか言っていないで、すぐ専門病院へ行ってください。
自分の身体は、自分で守らないとね。
2011年04月04日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その11
突発性難聴を発症してから、4ヶ月が立ちました。
聴力の方は、元には戻ってないと思います。
現在の症状は、一日の中でも、閉塞感を感じているときと、そうではないときがありますが、酷いときに感じていた「聞こえないっ!」と言うことはなくなっています。
でも、ちょっと音が響くかなあ。
とはいえ、特に生活に不自由のないレベルまで回復していますので、こんなものかなあ、と半分受け入れてます。
病院へは行っていません。たぶん「メチコバール」と「トリノシン」を処方されるだけなので・・・
ちなみに、本日、健康診断で聴力検査があったのですが、引っかかる程の後遺症ではありませんでした。
取り敢えず、一安心です。
そうそう、手で耳をふさいだときに聞こえる筋肉の音は、聞こえます。
2011年02月21日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その10
本日、7度目の診察へ行ってきました。
「突発性難聴」を発症したのが2010年12月3日なので、あと1週間で3ヶ月となります。
仕事が忙しくてなかなか病院へ行く時間を見つけられず、薬が無くなって1週間以上経ってから、やっと会社を5時半ダッシュして病院へ行くことができました。
気になっていた聴力検査の結果は、低周波数から30dB・30dB・25dBで、やはり正常な方の耳より5dB〜10dB落ちています。
これは、昨年の年末と同レベルですが、感覚的にはあのときよりも聞こえていると思います。
この値がどうかと言えば、正常値は年齢により25dBとも30dBとも言われていますので、下限ギリギリのようです。(年齢的には、30dBでしょうな。)
今でも朝から夕方に掛けて徐々に聴力が落ちて行くので、朝はもう少し聞こえていると思います。
先生の話では、「まだ戻ると思いますよ」とのことだったので希望をつなぐことが出来ました。
ただし、悪化した場合はすぐ来るようにとの注意も受けました。
治療はもうしばらく薬を飲むことになり、
・メチコバール錠 500μg 朝・昼・晩 1錠
・トリノシン顆粒 10% 朝・昼・晩 1包
を20日分の処方でした。
今までの聴力検査結果を整理してみました。
検査日 125 250 500Hz
10.12.06 65 65 60dB
10.12.13 60 60 55dB
10.12.16 40 40 30dB
10.12.21 70 70 65dB
10.12.27 30 30 25dB
11.01.19 50 50 25dB
11.02.21 30 30 25dB
良くなったり、悪くなったり、聴力に波があったことが分かります。そして、20dBちがうと音の大きさは10倍違うのです。
特に、65dBや70dBの時は、耳が聞こえないことに一日中神経が行っていて、本当に辛かった。本当は聞こえているはずの方まで聞こえなくなったように感じたり、可能であれば会社を休んで寝ていたかった。
現在はと言えば、大きな波はありませんが、多少は疲労度に比例しているように思います。
私の場合、低音障害型ということもあってか、左右の耳で聞こえる音が、大きさだけではなく、違う音に聞こえます。
例えば、携帯電話の「つぅー」という発信音は、明らかに違う音に聞こえ、携帯音楽プレーヤーのイヤースピーカーから聞こえる音なども、左右別々に聴くと違います。
ただ、両方の耳で聞くと脳が勝手に補正するのでしょうか、余り違和感なく音楽を聴くことが出来ます。
一時は、音楽など聴く気になれなかったのですが、今は音楽を聴きながらブログを書いています。
まあ、ここのところぐうたら生活をしているのが、耳には良かったのかなーと思っています。
2011年01月29日
2011年01月19日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その8
本日、6度目の診察へ行ってきました。
突発性難聴を発症してから、1月半ほど日程経過しました。
今回の聴力検査結果は、低周波数から50dB・50dB・25dBでした。
軽い閉塞感はあったのですが、回復しているとばかり思っていたので、まさか前回より悪くなっていたとは多少ショックを感じました。
医師の話しでは、3ヶ月程度は良くなったり悪くなったりするので、それ程気にしないようにとのことでした。
そして、何か一つ環境や気持ちを変えることができれば良いんだけどなとも言っていました。
仕事の方は担当が2つほど増えて、またストレスの多い状態になっているので、最低でも日曜日はしっかり休むことにします。
聴力の状態は、自覚として「聞こえない!」と仕事や生活に支障を感じることは無くなっていますが、聴力の波はあります。
治療は前回と同様、
・メチコバール錠 500μg 朝・昼・晩 1錠
・トリノシン顆粒 10% 朝・昼・晩 1包
を20日分の処方です。
精神的な要素が大きいと言われたので、薬を飲めば直るものでもないのでしょうね。
それにしても、やな病気だな。
2011年01月14日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その7
その後「突発性難聴」の症状は、かなり改善されています。
しかし、その日の体調によっては閉塞感を感じることがありますし、朝起きたとき全く違和感が無くても、遅くまで残業していると聴力が落ちてくることもあります。
特に、週末は調子が悪いような気がしますので、やはり疲労と関係がありそうです。
そのようなわけで、発症前の状態に戻ることは、なかなか難しいものがあるのかもしれませんが、この症状と付き合って行くしかないのでしょう。
さて、前回、ステロイド剤をやめて肌の状態が元に戻ったと書いたのですが、その後元に戻ったどころか、さらに酷い状態になってしまいました。自分の副腎皮質の機能が戻るまで、しょうがないようです。
2011年01月05日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その6
「突発性難聴」というキーワードでこのブログに飛んでくるの方が目立ち始めました。
もし「突発性難聴」で苦しんでいる方からメールをいただければ、何かしら相談に乗れるかも知れません。
さて、「突発性難聴」ですが、12月3日に発症してから約1ヶ月が経ちました。
一進一退を繰り返しながらですが、たぶん快方へ向かっています。
「たぶん」というのは、正月休み中も症状が軽い日と重い日があったからです。
耳鼻科の先生は、「酒は飲んでも全くかまわない」と言っていましたが、二日酔いの日は確実に聴力が下がりました。
1月4日の年始めの出勤日は、久しぶりに耳鳴りや聴力低下から注意(気持ち)が開放された一日でした。
一日中聴力や耳鳴りに気持ちが行っていることは、想像以上のストレスがあります。
なんとか、このまま快方にむかって欲しいものだと思います。
耳鳴りや難聴は、思った以上に辛いものですから。
※ステロイド剤をやめてから1週間ほどになりますが、すべすべの肌から元の肌の状態に戻ってしまいました。
やっぱり「ステロイド剤恐るべし!」だな。
2010年12月27日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その5
本日、5度目の診察へ行ってきました。
突発性難聴を発症してから、24日程経過しました。
今回は、低周波数から30dB・30dB・25dBと今までの中で一番良くなっていました。
25dB以下が正常値とされているようなので、あと一息です。
先週は、仕事を忘れて祝日も土日もしっかり休みました。
日帰りですけど温泉も入ったし、少しはストレス解消できたと思います。
聴力の状態は、ここ2〜3日、朝はかなり聞こえますが、一日中ずっと聞こえているわけではありません。
聴力には波があって、聞こえたり聞こえなかったりします。
しかし、聞こえなくて精神的に辛いことはかなり少なくなり、それだけでも随分楽になりました。
治療はステロイド剤がなくなり、
・メチコバール錠 500μg 朝・昼・晩 1錠
・トリノシン顆粒 10% 朝・昼・晩 1包
を20日分の処方です。
薬が無くなった頃に、聴力が戻っていれば通院の必要はないとのことでした。
聴力が元に戻ればいいなあ。
2010年12月21日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その4
本日、4度目の診察へ行ってきました。
治療前と同じぐらいまで悪くなってしまいました。
耳鳴りも、また始まってしまいました。
このところ、地方へ1泊で出張があったり、忘年会があったりで疲れていました。
疲労に加えて、仕事の進め方で上司2人とかなり言い合ったあと、どんどん聞こえなくなって行くのが分かりました。
これは、恐怖でしたね。
まさしく、精神的なものだと実感しました。
医師には、頭を空っぽにして気持ちを切り替えるようにと言われるのだけど、なかなかできるもんじゃないです。
治療は予定通り進めましょうと言うことで、
・メチコバール錠 500μg 朝・昼・晩 1錠
・トリノシン顆粒 10% 朝・昼・晩 1包
・プレドニゾロン錠 5mg 朝 1回1錠(当初の1/4)
・ガスターD錠 10mg 朝 1回1錠
を1週間分の処方です。
なんだか聞こえないことがストレスになってきているので、これについては吹っ切るしかないのでしょうね。
がんばるな、オレ!
2010年12月17日
ある朝、突然、耳が聞こえない!(突発性難聴) その3
本日、3度目の診察へ行ってきました。
聴力検査の結果、低音の方から40dB・40dB・30dBまで回復していました。
耳鳴りもほとんど気にならないレベルになっています。
1度目は65dB・65dB・60dB、2度目は60dB・60dB・55dBだったので、ステロイド剤が効いたと思われます。
聴力検査は次の周波数を調べています。
125Hz 250Hz 500Hz 1000Hz 2000Hz 4000Hz 8000Hz
ちなみに、今回の検査では問題のない方の耳より聞こえは悪いのですが、2000Hz以上はほぼ正常値に近い範囲に入っていました。
今後の治療方針としては、これから5日間はステロイド剤を半分に、その後は中止し、トリノシンとメチコバールは暫く継続することになりました。
最終的にいつまで投薬を続けるかは、まだ不明ですが後遺症が少なければ良いなと思っています。
さて、具体的にどの程度聞こえないかというと、65dB・65dB・60dBの時は、指で耳をふさいでいるような感覚です。そして、指で耳をふさいだときに聞こえる、ぐぐぐと言う筋肉の音は全く聞こえませんし、ヘッドホンで音楽を聴くなんて全く無理でした。
60dB・60dB・55dBの時も似たようなものです。
さて、今回の40dB・40dB・30dBになると、筋肉の音もなんとなく感じられますし、ヘッドホンで音楽を聴いても許される感じです。ただし、聞こえない方の耳だけにすると全くだめですけど。
ステロイド剤を飲み始めて4日目ですが、アトピーの薬が離せない私の肌がすべすべしてきました。恐るべしステロイド剤です。