土木
2012年08月04日
2009年12月28日
2009年 私の選んだ建設流行語大賞
久々の建ブロ会統一タイトルによる投稿です。
ちょっと出遅れましたが、私も投稿いたします。
私が選んだ建設流行語大賞は・・・
「コンクリートから人へ」
さて、土木業界が随分悪者にされている訳ですが、政治家の皆さんも分かっていて悪者にしているのか、それとも分からないで悪者にしているのか、その辺が私には分かりません。
しかし、コンクリート診断士として既設橋梁などの劣化調査や補修設計をしていますが、本当に危ない橋梁があります。
土木業界が良いとか悪いとかではなく、国民のライフラインとして橋梁や道路構造物が経年変化による変状などで、設計時の性能が維持できなくなっているのです。
つまり、いつ落ちてもおかしくない橋梁がたくさんあるのです。
無駄と思えるダムや道路を造ったりするのではなく、現在供用されている施設が危ないのです。
本当に必要な事に予算を付けるのが、事業仕分けだと思います。
そう言えば、今回の北海道開発予算では、民主党の土地改良事業費の削減要望を受け、農業農村整備費が09年度当初に比べ53%も削減されました。
主要先進国の中で食料自給率が低迷し、輸入に頼っている日本ですが、これで良いのでしょうか。
たぶん、良いという結論なんでしょうね。
取り留めのないことを書いてしまいましたが、「コンクリートから人へ」の「人」を蔑ろにしないようにしていただければ、文句はありません。
2008年08月26日
ハンディーGPSと土木調査設計
設計(私)の場合・・・
今まで、設計のために参考とする現況写真は、1/1,000の地形図等に矢印を書き、対応する写真の番号を記入していました。そうしないと、何処を撮った写真か分からなくなるからです。
現在は、「SONY GPS−CS1」を用いることで、設計に必要な現場写真に位置情報を入れ、地図上に表示し、何処で撮かったわかるようにしています。
つまり、気の向くままバシバシ撮しても、後で何処で撮影した写真かわかるため、非常に有効活用しています。
逆に、見たい箇所の写真を探すのも簡単です。
(これは本当に便利です。)
測量調査の場合・・・
ハンディーGPSは、山の中の三角点を探すために使用します。
もちろん、藪の中で道に迷わないために使用することもあります。
また、環境調査などで道のない山に入る時に、遭難しないために必ず持って入ります。その他に、熊鈴と熊避けスプレーで三種の神器(登山と一緒じゃん)になります。
その他の場合・・・
ハンディーGPSは、登山でホワイトアウトしたり、山菜採りで道に迷ったりした場合に、とても心強い味方になるものです。
ただ、気軽に買える値段ではありません。
林の中でも衛星をとらえることが可能な高感度アンテナを備えたGPSでは、日本語版の場合、詳細地図が別売りで6万円程度します。
これが、半額ぐらいになればもっと普及し、遭難事故が減少すると思われます。
せめて、英語版(日本語版の6割程度)ぐらいまで安くなればなぁと思います。