武利岳

2008年08月31日

武華山〜武利岳 2008年8月31日 5


2008年8月31日に縦走した、武華山〜武利岳のレポートです。

ヒグマとの遭遇については、既に前回書いてしまったので省略します。

 この日の景色は、南西側が晴れていて、北東側が曇っている状態でした。
風が無く、日も差していたので気温も高く非常に暑い日でした。また、ここは藪こぎが多く、前日の雨(?)や露でズボンがびしょびしょになり、雨具のズボンにはきかえたため夏のように汗をかいた登山になりました。

 武華山の登山道は、林道の行き止まりにあり、駐車場も特に整備されていませんが、それぞれ車は工夫して駐車していました。武利岳までの縦走には少し遅い時間の出発でしたが、わりとマイナーな山なのか、車も4台ほどしか有りませんでした。

 登山口には、美味しい湧水があるようですが、私はすっかり忘れて、写真も撮ってきませんでした。

 登山口の案内板には、東尾根から登ってライオン岩から下山するような矢印が書かれています。しかし、私は登山開始時刻が遅かったため、武利岳へ行くかどうかは、分岐点で決めようと考えてたのです。そのため、武華山を先に登る事にして、ライオン岩コースに進みました。ライオン岩コースは、地形図からも分かるように結構急な登りが続きますので、やはり下りに使った方が良いかも知れません。

 上の方は、フレップなど色づいている植物もあり、紅葉が始まっていました。そして登山道では、ハイマツの実を食べているエゾリスをたくさん見かけました。また、武利岳の頂上付近では、ハイマツの実やフレップを食べているホシガラスもたくさんいました。

 武華山〜武利岳縦走路は正式な登山道ではなく、一部登山道が背丈ほどの笹に覆われていて、ピンクテープなどを目標に歩かなければなりません。しかし、全体的には、踏み後もしっかりしており、天候さえ悪くなければ、迷うことは無いと思います。ただ、ここを縦走される方は、登山道ではないことを肝に銘じて歩いてください。また、幸いダニに喰われることはありませんでしたが、このコースはダニが多そうでした。

 後で知ったのですが、ライオン岩にあがれるらしいのですが、脇を素通りしてしまいました。それに、武華山の看板も見あたらず写真も撮っておらず、登山口の湧水も飲んでないため、やり残したことがいくつも有ります。
 また、武利岳も滝上町からの登山道も素晴らしい景色のようなので、そのコースも登りたいと思っています。

 武華山・武利岳は何度も楽しめる山かも知れません。

 さて、今回はGPSが2台とも調子悪く、ひどいトラックになりましたが、修正せずにそのまま載せます。2台ともひどいトラックというのも変なので、もしかするとGPS衛星のキャッチしにくい所なのかも知れません。

 ちなみに、ヒグマに遭遇したのは、東尾根から武利岳へ分岐し、200〜300m行ったところです。



タイムログです。

登山口(6:48)[0:00]
 ↓
3.4km(2:06)
武華山1759m(8:54)[2:06]
登頂所要時間2:06
 ↓
4.4km(2:35)
武利岳1876m(11:29)(11:41)[4:41]
登頂所要時間4:41
 ↓
3.4km(1:58)
武華山分岐(13:39)[6:51]
 ↓
2.9km(1:08)
登山口(14:47)[7:59]
下山所要時間3:06 全行程約14.1km 7時間59分(休憩含)



トラックです。

武華山・武利岳トラック赤:SONY GPS-CS1K
青:GARMIN Legend HCx

どちらもひどい・・・










写真は・・・

続きを読む

csh08ymatu at 22:00コメント(0) 

ヒグマとニアミス 2008年8月31日


今日、2008年8月31日、武華山〜武利岳へ登りました。

山登りのレポートはあとにして、書きたいことがあります。


10mぐらいの距離でヒグマと遭遇


熊鈴を付けていたので、むこうが先に気が付いて藪の中に逃げてくれました。

武華山と武利岳の縦走路、武利岳から武華山へ戻る最後の登り返しで、ガサガサ音がしたので、ふと前を見ると、ヒグマが走って藪の中へ。

本当に、すぐ近くでした。

もし、熊鈴を付けていなければと思うとぞっとします。

われわれ登山者は、ヒグマの生活圏に入らせてもらっていることを、身をもって実感しました。

これから、秋です。
ヒグマは冬眠に備え、脂肪を蓄えるためたくさん食べる時期です。
今回、ヒグマと遭遇したのも、こけもも(フレップ)がたくさん実っている場所で、
縦走路には、数カ所ヒグマの物と思われる糞もありました。

もしかすると、会うべくして会ったのかも知れません。

登山者の少ない山へ登る方々は、ヒグマの生活圏に入ることを肝に銘じ、熊鈴を付ける、ゴミは持ち帰るなど最低限のマナーを守って、山歩きを楽しんでください。



csh08ymatu at 19:04コメント(4) 
ブログ内検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 累計:

プロフィール
山好き、バイク好き、車好き、スイーツ大好きの、ふつーのおやじです。
日帰りできる山を守備範囲としていますが、知床連山登山道の維持管理をしていたこともあります。
16歳からバイクに乗り続け、現在はBMW K1300Sに乗っています。
仕事は総合評価関係、技術士受験対策等を行っています。
技術士二次試験の相談にも乗りますので、メールください。
Recent Comments
related groups
読者登録
LINE読者登録QRコード
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ