石狩岳

2023年09月10日

石狩岳 2023年9月9日


石狩岳の南峰を踏んでいなかったので行ってきました。
前回登ったのが2009年6月27日なので14年も前になります。
その時は、北海道の三大急登の一つと言われているシュナイダーコースも特に苦労せず登ったような気がしますが、今回はきつかったですね。
気温も高く風もないため汗ダラダラでした。
ちなみに北海道の三大急登は、コイカクシュサツナイ岳、石狩岳のシュナイダーコース、神威岳急登といわれています。

登山口へは、上士幌町三股から入る林道が通行止めのため、そこより三国峠側から入る必要があります。
松見大橋から約5kmほど三股に行くと、右側に案内看板がありますので、見落とさないように注意しましょう。
林道の状態は草木が林道に被っていることはありませんが、すれ違いはきついですね。
国道入り口からユニ石狩岳まで12km、石狩岳まで14kmです。

石狩岳の駐車場はそこそこ広いので15台以上駐車できると思います。
石狩岳駐車場から先は、御殿大橋の手前から通行止めになっていましたので岩間温泉へは行けなそうです。

登山口の看板からすぐのところに石が祭られていました。
覗いて見ると「天狗神弁慶霊」と書かれていました。

登山口からシュナイダーコースまでの約2kmほどは森の中を歩く割と平らな登山道です。
渡渉も1か所ありましたが、水が少なかったので苦労はありませんでした。

シュナイダーコース開削25周年の看板を過ぎてから少し行くと、手も使ってよじ登るような急登が始まり、稜線に出るまで続きます。
途中で数か所ロープがかかっているところがあります。
「かくれんぼ岩」の看板の先が一番長いロープ場です。
前回も思いましたが「かくれんぼ岩」の命名由来ってなんだろう。

今回は石狩岳の北峰が目的なので、音更岳はパスです。
というより、登山開始時刻が遅かったのと体力低下で登りのペースが遅いためですね。

石狩岳北峰(1,966m)について、休憩せずに最高峰の南峰(1,966m)まで行きました。
過去に看板があったのか不明ですが、看板を留めていたようなロープは残っていましたが・・・残念。
そのまま引き返し、北峰で景色を見ながらコンビニのおにぎりを食べました。
この日は風もなく雲も少なく良い天気でした。
旭岳方面、忠別岳、ニペソツ山、ウペペサンケ山、武利岳、武華山など、360度見渡す限り市街地もなく、雄大な景色を堪能しました。

帰りに層雲峡の朝陽亭で汗を流して極楽極楽。

タイムログ

時刻 経過(区間) 距離(区間) ポイント

6:51

0:00(0:00)

0.00

石狩岳山口

9:57

3:06(3:06)

4.5(4.5)

音更山分岐

10:47

3:56(0:50)

5.2(0.7)

石狩岳北峰
山頂1,966m

10:58

4:07(0:11)

5.5(0.3)

石狩岳南峰
山頂1,967m

11:13
11:51

4:22(0:15)

5.8(0.3)

石狩岳北峰
山頂1,966m

12:19

5:28(0:28)

6.5(0.7)

音更山分岐

14:32

7:41(2:13)

11.0(4.5)

石狩岳登山口


登り 石狩岳北峰   3時間56分(休憩含)
   石狩岳南峰   4時間07分(休憩含)
下り 石狩岳南峰から 3時間34分(休憩含)
全行程 11.0km 7時間41分(休憩含)


GPSトラック
20230909_石狩岳



GPSログのダウンロードはプログ左側の Links 「Nob's HomePage」 からどーぞ。


※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。

 DSC01691s
駐車場、広いですね

DSC01693s
東大雪一帯の案内看板
山の位置関係がよく分かります

DSC01694s
登山口の案内版

DSC01695s
「天狗神弁慶霊」の祠

DSC01698s

DSC01700s
徒渉ですが水が少なく渡りやすかった

DSC01702s
シュナイダーコースまでは、割と平坦です

DSC01703s
シュナイダーコースのはじまりはじまり

DSC01707s
徐々に急登になってきました

DSC01708s
石狩岳方向

DSC01709s
石狩岳方向

DSC01710s
音更山方向

DSC01711s
かくれんぼ岩

DSC01713s
かくれんぼ岩のすぐ先のロープ場

DSC01714s
西クマネシリ方向

DSC01740s
シュナイダーの急登が終わり音更山との分岐点

DSC01717s
石狩岳方向

DSC01725s
音更山方向

DSC01727s
石狩岳北峰 1,966m

DSC01729s
石狩岳北峰でのGPSログ

DSC01730s
石狩岳南峰 標識はないですね

DSC01734s
石狩岳北峰方向

DSC01738s
石狩岳北峰から忠別岳方向

DSC01743s
帰りの徒渉

DSC01748s
下山後のGPSログ




csh08ymatu at 22:00コメント(0) 

2009年06月27日

音更山〜石狩岳(シュナイダーコース) 2009年6月27日 5

6月27日、「音更山〜石狩岳」を縦走してきました。

登山口は、上士幌町三股から入る林道に案内板が出ていますので、そこから入ります。途中で、ニペソツ山への分岐があります。
石狩岳の登山口は御殿大橋の手前右側にあり、林道からは大雪山国立公園の案内板と簡易トイレが見えますが登山口の案内はありません。駐車場は10台以上停められそうです。

駐車場から登山口へは石段があり、そのすぐ上には、何やら「石」が奉られていました。(詳しく見てきませんでした。)

この登山道は1961年に開削された「シュナイダーコース」といって、稜線に出るまでは、木々の枝であまり見晴らしも良くありません。

登山口から2kmぐらいは平らな登山道ですが、「シュナイダーコース開削25周年」の看板を越えると、手も使ってよじ登ると言った方が良い程の急坂が石狩岳・音更山分岐まで続きます。

途中、数カ所渡渉するところがありますが、雨と雪解けの影響で水が多かったためか、2カ所程渡れない所がありました。そのため、上流の方へ笹藪をこいで浅瀬を探し、ストックを川の中にさして棒高跳びの要領で越えました。
渡るために登山道から外れてしまったため、登山道が分からなくなりウロウロしてしまいました。
ストックなどを持たない登山者の方は、登山靴を脱いで渡ったのでしょうか。

稜線に出てからは、見晴らしも素晴らしかったのですが、表大雪〜十勝岳連峰は頂上の方が雲の中でした。そちらへ行った方々は、残念な展望だったと思われます。

稜線に出てから、石狩岳と音更山のどちらを先に踏もうかと迷いましたが、先に距離が遠いところから行くことにして、音更山へ。
途中、「ミヤマキンバイ」の黄色い花がとても綺麗でした。

音更山頂上につくと風がひどく強かったため、飲み物を飲み、写真を撮って石狩岳へ向かいました。

石狩岳・音更山分岐から石狩岳への登りは、結構急勾配でした。
石狩岳は、急坂を登り切ったところに「石狩岳頂上1966m」の看板がありましたが、国土地理院1/125000の地形図では250m程先の、1997mの地点になっています。何だかすっきりしませんでしたが、看板を信じてここを頂上としました。

石狩岳頂上では、頂上の看板のすぐ横で男性がラジオをつけてお昼寝をしていました。音更山頂上では非常に風が強かったのですが、こちらはそよ風程度で、日差しも手頃で気持ちよかったのでしょうね。

時刻もお昼近くなり、朝5時頃にコンビニおにぎりを1つ食べただけで、あとは水分しか取っていなかったため、お腹が空きました。
菓子パンを2つ食べながら、見渡す限り市街地のない雄大な景色を堪能しました。

帰りに、秘湯「岩間温泉」に入ろうと思い、林道をさらに奥へ進むと、音更川を渡る(橋はない)のですが、川の水が多くて車ではもちろん歩いて渡ることも出来ないような感じだったので、あきらめて「層雲峡温泉 朝陽亭」で温泉に入って極楽気分を味わってきました。


タイムログです。

石狩岳登山口(6:40)[0:00]
(シュナイダーコース登山口)
  ↓
4.5km(2:44)
石狩岳・音更山分岐(9:24)[2:44]
  ↓
1.5km(0:43)
音更山山頂1932m(10:07)(10:21)[3:27]
登頂所要時間3:27
  ↓
1.5km(0:52)
石狩岳・音更山分岐(10:59)[4:19]
  ↓
0.7km(0:32)
石狩岳山頂1966m(11:31)(11:53)[4:51]
登頂所要時間4:51
  ↓
0.7km(0:22)
石狩岳・音更山分岐(12:15)[5:35]
  ↓
4.5km(2:17)
石狩岳登山口(14:32)[7:52]
(シュナイダーコース登山口)
全行程約13.4km  7時間52分(休憩含む)


GPSトラック

音更山・石狩岳トラック今回もひどい乱れはありませんでした。

近いうちに、GPSデータもダウンロード
できるようにしたいと考えています。







※写真には位置情報が記録してありますので、カシミール3D等で表示すると写真を撮影した位置が分かります。

国立公園看板登山口駐車場入り口にある
国立公園案内と登山者への
注意書きの看板





駐車場(登山口から)登山道入り口から見た駐車場







登山口石段登山道入り口
石段になっています。






シュナイダーコース看板登山道には、この標識が
いくつかあります。






沢の様子徒渉しなければならない沢の様子。
どうやって渡ろうか悩みました。






シュナイダーコース25周年シュナイダーコース開削25周年
1986.9.15足寄山友会
とあります。
ということは、1961年に開削された
登山道なんですね。



音更山方向やっと音更山が見えました。







かくれんぼ岩「かくれんぼ岩」という看板。
どれがその岩なの?






かくれんぼ岩ってこれ?「かくれんぼ岩」ってこれかな?
看板を通り過ぎたらこの岩がありました。
プチロッククライミングですな。










音更山・石狩岳分岐看板石狩岳・音更山分岐







音更山・石狩岳分岐から石狩岳石狩岳・音更山分岐から石狩岳







音更山頂上音更山頂上 1932m







音更山からニペソツ山音更山頂上からニペソツ山とウペペサンケ山
手前のとんがっている山がニペソツ山
左奥の平らな山がウペペサンケ山





音更山から旭岳〜黒岳音更山頂上から表大雪
右端が黒岳で左端が旭岳(雲の中)






音更山から武華山・武利岳中央遠方に武利岳が見えます。
手前に武華山も見えるはずだけど、
良くわからない。
左端の山頂が雲に隠れているのは、
ニセイカウシュッペ山かな。



音更山付近からトムラウシ山音更山頂上付近からトムラウシ山。
来週は、あそこの山頂に立つ予定。






音更山付近から石狩岳音更山頂上付近から石狩岳。







石狩岳頂上石狩岳頂上 1966m
急坂を登り切ると、お昼寝している男性が・・・
私が山頂を離れる時も寝てました。
地図上では250m程先に、1967mの石狩岳頂上が・・・
なんだか、すっきりしないのは私だけ?



石狩岳から音更山石狩岳頂上から音更山
武利岳も見えています。






石狩岳からニペソツ山石狩岳頂上からニペソツ山とウペペサンケ山







石狩岳から西クマネシリ岳石狩岳頂上から西クマネシリ岳方向







石狩岳からトムラウシ山・十勝岳連峰石狩岳頂上から右手前がトムラウシ山
左奥が十勝岳連峰
雲が邪魔だなぁ。





石狩岳案内板こんな標識が・・・
下山時に気がつきました。
でも、距離がおかしいです。
ここからだと石狩岳まで3kmぐらいなのですが。




駐車場から石狩岳・音更山下山後、駐車場から音更山と石狩岳







最後に、この山はまだ観光地化されていないためか、山頂以外で人に会うことはありませんでした。



csh08ymatu at 22:00コメント(0) 
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プロフィール
山好き、バイク好き、車好き、スイーツ大好きの、ふつーのおやじです。
日帰りできる山を守備範囲としていますが、知床連山登山道の維持管理をしていたこともあります。
16歳からバイクに乗り続け、現在はBMW K1300Sに乗っています。
仕事は総合評価関係、技術士受験対策等を行っています。
技術士二次試験の相談にも乗りますので、メールください。
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