調査
2008年08月26日
ハンディーGPSと土木調査設計
設計(私)の場合・・・
今まで、設計のために参考とする現況写真は、1/1,000の地形図等に矢印を書き、対応する写真の番号を記入していました。そうしないと、何処を撮った写真か分からなくなるからです。
現在は、「SONY GPS−CS1」を用いることで、設計に必要な現場写真に位置情報を入れ、地図上に表示し、何処で撮かったわかるようにしています。
つまり、気の向くままバシバシ撮しても、後で何処で撮影した写真かわかるため、非常に有効活用しています。
逆に、見たい箇所の写真を探すのも簡単です。
(これは本当に便利です。)
測量調査の場合・・・
ハンディーGPSは、山の中の三角点を探すために使用します。
もちろん、藪の中で道に迷わないために使用することもあります。
また、環境調査などで道のない山に入る時に、遭難しないために必ず持って入ります。その他に、熊鈴と熊避けスプレーで三種の神器(登山と一緒じゃん)になります。
その他の場合・・・
ハンディーGPSは、登山でホワイトアウトしたり、山菜採りで道に迷ったりした場合に、とても心強い味方になるものです。
ただ、気軽に買える値段ではありません。
林の中でも衛星をとらえることが可能な高感度アンテナを備えたGPSでは、日本語版の場合、詳細地図が別売りで6万円程度します。
これが、半額ぐらいになればもっと普及し、遭難事故が減少すると思われます。
せめて、英語版(日本語版の6割程度)ぐらいまで安くなればなぁと思います。