農業土木
2012年03月05日
ブログタイトルを変えようかなあ。
本日は、技術士二次試験の合格発表の日でした。
晴れて合格された方、本当におめでとうございます。
努力の賜だと思います。
そして、不合格だった方、来年に向けてスタートを切ってください。
実は私、農業部門(農業土木)で受験していまして、やっと合格することができました。
以前も受験したことがありましたが、自己流の独りよがり論文では受かるはずもなく、転職を機に社内の技術士に論文の添削していただき、しっかりと受験対策を行い、4度目にして筆記試験に合格、口頭試験を経て無事合格することができました。
技術士に合格して分かったことは、「合格するための書き方がある」と言うことです。
決して、本来の論文の書き方である起承転結のしっかりした論文である必要はないということです。
そのうち、その辺のところも書いてみたいと思っています。
合格して感じることは、自分が変わったような気がすることです。
合格された方はわかると思いますが、本当に自分が変わります。
ということで、技術士の登録が終わりましたら、ブログタイトルを「RCE」から「技術士」に変えようかなと思ったりしています。
2011年08月13日
平H23年度 技術士二次試験過去問題(農業部門)
平成23年度 技術士二次試験 農業部門の過去問題をホームページに掲載しましたので、お知らせ致します。
必要な方はダウンロードしてください。
ダウンロードは、プログ左側の Links「Nob's HomePage」 からどーぞ。
2008年08月04日
技術士二次 試験終了
昨日は、技術士二次試験でした。
受験した方は、お疲れ様でした。
そう言う私も、受験しました。
用意した論文のヤマは当たりましたか?
私は、4つ用意して、当たりは・・・
予備がなかったもので・・・
技術士二次試験は、以前に比べて楽になったとはいえ、
午前中1つ、午後から3つの論文を書かなければなりません。
試験終了後は、疲労困憊でへろへろです。
もし合格したら
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2008年05月11日
技術士二次試験
技術士二次試験の受験申し込みが5月9日で終わりました。
受験予定の方は、申し込みされたでしょうか。
技術士二次試験の情報をネットで探すと、建設部門だと過去問題等、色々見つかります。
しかし、農業部門の情報はなかなか見つかりませんよね。
そこで、農業部門(農業土木)の過去問題(H15〜H19)を整理し、一覧表にしてホームページにアップロードしました。
必要な方は、お役立て下さい。
ホームページはここです。
2007年11月12日
建ブロの日【11月18日 土木の日を考える】
まず始めに、「11月18日」がどうして「土木の日」になったのか書いてみたいと思います。
土木の2文字を分解すると十一と十八になることと、土木学会の前身である「工学会」の創立が明治12年(1879)11月18日であることから、1987年11月に土木学会が11月18日を「土木の日」と制定しました。
土木が国家財政の敵のように言われている今日この頃ですが、確かにそう言う部分もあるでしょう。
バブルが終わり経済が低迷した時、公共需要に財政をつぎ込んで経済立て直しを図ろうとした事実もありますので、私はあえて否定はしません。
土木不要論を唱える人もいれば、そうでない人も居て、色んな考えの人がいて世の中バランスが取れるのだと思います。
私は、土木業界で仕事をしている訳ですが、一口に土木と言って色々な分野があります。
都市計画・河川・砂防・海岸・港湾・空港・電力・道路・鉄道・トンネル・農業・水産・森林・上下水道など、色々な分野に分けることが出来ます。
そして、私たちが普段生活する環境は、ほとんど全て土木によって成り立っていると言っても過言ではありません。
その中でも私は農業土木に一番長く携わってきたので、農業土木について書いてみたいと思います。
特に、私は北海道に住んでるので、北海道のことを書きます。
農業土木と言っても、ピンと来る方はそう多くはないかも知れません。
たとえば、農道・用水路・排水路・パイプライン・ダム・頭首工・基盤整備などがあります。
北海道開拓の歴史は明治6年(1873年)に屯田兵により始まりました。
それ以来130年以上の間、現在も農業のための整備が行われています。
水田を例にすると、
水田は水が必要です。
水田に水を引くためには用水路が必要です。
用水路に水を流すためには、頭首工やダムが必要です。
さて、水田に水を引くだけで良いのでしょうか。
水田に入れた水は排水しなければなりません。
表面水も、そして浸透水も排水する必要があります。
そのために、排水路、そして暗渠排水路も整備しなければなりません。
忘れてならないのは、土作りです。
水田が玉石ゴロゴロしていたり、土が固かったり、粘土質土壌で水はけが悪くてはうまく耕作できません
そのため、玉石の除去、心土破砕、客土などの土壌改良も必要です。
北海道で今のようにお米が取れるようになったのは、水稲の品種改良だけではないはずです。
上記のような水田の整備があって始めて、おいしい北海道米が取れるようになったのだと思います。
現在北海道が、日本の穀倉地帯として食糧基地と成り得たのは、土木は無駄だとか不要だとか言われていても、こういった農業土木による農地の整備が脈々と行われてきたからではないでしょうか。
11月18日は土木の日です。
たまには、土木ということを生活に関わる部分から考えて見るのも悪く無いんじゃないかと、私はそう思っています。