透過ダム
2014年01月08日
富良野川上流にある 日本一の透過ダム
私の好きな十勝岳は、約30年周期で噴火を繰り返しています。
2012年7月にも十勝岳の大正火口が燃えているため入山禁止になり、噴火が懸念されています。
直近では1988年12月16日に噴火が始まり、水蒸気爆発やマグマ水蒸気爆発を間欠的に23回くり返し、1989年3月5日に終息しました。
この噴火で火砕流が発生し、積雪期であったため二次泥流が望岳台近くまで流れました。 泥流が発生した場合の被害を最小限に食い止めるため、上流部で泥流を制御、抑制し、中流部で泥流を捕捉、貯留し、下流部で流水をコントロールする総合的な諸施設の整備が必要であると、国の火山砂防事業により、これを推進することになりました。
そして、スクリーンダム、ブロックダム、透過ダムなどが建設され、その中で最も大きく日本一の規模となったのが第2号透過ダムです。
透過ダムは泥流中の土砂をふるい分け、破壊エネルギーの大きい巨石、転籍、流木などをおさえる働きを持つダムです。
実際に第2号透過ダムを見ると、その大きさに感動すら覚えます。
誰もがいつでも自由に行けるところではないのですが、年に数回見学会等も開催されているようです。
富良野川上流に建設された規模日本一の透過ダム
堤長 917m
大きさが分かるでしょうか。
ダムを構成している鋼管の関係は
たぶん直径60cmぐらいだと思います。
2012年7月にも十勝岳の大正火口が燃えているため入山禁止になり、噴火が懸念されています。
直近では1988年12月16日に噴火が始まり、水蒸気爆発やマグマ水蒸気爆発を間欠的に23回くり返し、1989年3月5日に終息しました。
この噴火で火砕流が発生し、積雪期であったため二次泥流が望岳台近くまで流れました。 泥流が発生した場合の被害を最小限に食い止めるため、上流部で泥流を制御、抑制し、中流部で泥流を捕捉、貯留し、下流部で流水をコントロールする総合的な諸施設の整備が必要であると、国の火山砂防事業により、これを推進することになりました。
そして、スクリーンダム、ブロックダム、透過ダムなどが建設され、その中で最も大きく日本一の規模となったのが第2号透過ダムです。
透過ダムは泥流中の土砂をふるい分け、破壊エネルギーの大きい巨石、転籍、流木などをおさえる働きを持つダムです。
実際に第2号透過ダムを見ると、その大きさに感動すら覚えます。
誰もがいつでも自由に行けるところではないのですが、年に数回見学会等も開催されているようです。

堤長 917m

ダムを構成している鋼管の関係は
たぶん直径60cmぐらいだと思います。