電子納品ソフト
2009年08月19日
電子納品ソフト
私の会社では、各部毎に使用している電子納品ソフトが異なっていました。
私の所属する部と隣の部で使用していた電子納品ソフトが、事情によりバージョンアップできなくなったため、いっそのこと社内で某有名電納ソフトに統一しようと言うことになりました。
そこで、電子納品に携わる社員を対象に、新しく導入する電子納品ソフトの研修会が開かれました。
実際に当社のデータを使用し、電子納品CDを作成するまでを行ったのですが、P21を登録する時間が1ファイル数分と非常に長くかかり、用意したP21登録はそこそこでやめてしまいました。
講師曰:「P21のショートカットを作成するだけなので、こんなに時間がかかるはずはないのですが、P21をチェックしているのかも知れませんね。」
おいおい、P21データが100枚を越えることは珍しくないんだから、こんなに時間がかかるなら、使い物にならんだろ。
時間ばかりかかって先に進まないため、当社のデータはあきらめ講師が用意したP21ファイルを用いて進めました。
それから、SAFファイルの登録についての説明が開始されると、ある職員から「SAFファイルって何ですか?」と質問がでました。
講師は「えっ、SAFの説明からですか」と明らかに嫌な顔をしました。
その時は、私が説明したのですが、さらりと説明して流せば講師とともに電子納品ソフトの株も上がったのでしょうけど、何だか印象が悪くなってしまいました。
電子納品ソフトの説明に来たのであって、電子納品のなんたるかを説明に来たわけではないので、分からないわけではありませんが、全体を通してもう少し気配りが欲しかったなと感じました。
また、この様な機能はないのかという質問に対しては、オプションにより対応という回答もあり、今まで使用していたソフトでは標準でできたことが、新しいソフトではオプション対応ということもわかりました。
電子納品ソフト研修会を終えて、私が印象に残ったのは、電子納品ソフトのプロテクトの話しとオプションを追加すると使いやすくなるということでした。
結局、研修ではトラブルが多かったこともあり、「実践で使ってみないとよく分からない」、ということが分かりました。