顧客満足度

2009年12月20日

CASIO G-SHOCK MR-G 8000B


私は、「CASIO G-SHOCK」が好きで、現在3個所有しています。

今年は、G-SHOCKコレクションの中から、「MR-G 8000B」を登山に使用しました。

G-SHOCKと言えば、アウトドアで使用するにはピッタリのタフネスな腕時計というイメージがありました。

ところが、登山で笹藪などを歩くと必ずと言って良いほど写真の赤丸の所に笹の葉などが挟まるのです。
これはサイドプロテクターと言って、横からの衝撃をプロテクトするもののようです。


G-SHOCK MR-GCASIO G-SHOCK MR-G 8000B







この葉っぱ、歯ブラシでごしごししても、簡単には取れないのです。

サイドプロテクタはねじ止めされているため、ねじを外して葉っぱを取っていたのですが、さすがに何度もやっていると傷が付いてしまいました。

この部分は、外してみて分かったのですが、時計としての機能上は必要無く、衝撃からのプロテクトとデザインの問題のようでした。

ということで、天下のG-SHOCKがこんな事ではいけないと、CASIOに改善提案のメールをしました。

すると、「確認したいのですぐ送って欲しい」と返信が来ました。

さすがに「MADE IN JAPAN」、すばらしい対応だと思いました。

しかし、何度かメールでのやりとりをしていると、G-SHOCKが好きだから申し入れた機能改善提案が、いつの間にかクレーマー扱いになってしまったのです。


私のG-SHOCKに対する想いと裏腹に、クレーマー扱いされ余りにも失礼と思ったメールを受けたあとの、私からの返信メールを載せます。

※CASIOからのメールは、掲載許可を取っていないので載せませんが・・・

/////////////////////////

○×様 (カシオテクノ株式会社 お客様修理相談センターの人)

お世話になっています。

どうも、うまく真意が伝わっていないようです。

> ご依頼頂きました時計ですが、拝見させて頂きまして
> 弊社の修理専門部署にてお調べを致しました処、爪楊
> 枝にて清掃しまして時計にも傷を付ける事無くご指摘
> の植物の葉を取り除くことが出来ましたのでご報告を
> 申し上げます。

植物の葉などがはさまる件について、今回は爪楊枝で取
れたようですが、今までは、爪楊枝、歯ブラシで試みた
結果、取れなかったのでねじを外したのです。

始めからねじを外して傷を付けたような文面に読み取れ
るので、その点を、誤解しないでいただきたいと思います。

(1)今後このような所に、葉などが挟まらないような対策を
立てるべきではないかと思うのですが、いかかでしょうか。

> 尚、お使いの時計に付きましては、"G-SHOCK”と言えど
> も通常のご使用やアウトドアでのご使用にて時計に傷が
> 付く場合もございますが、交換用部品のご用意がござい
> ますのでお申し付けを頂ければ有償にて部品交換が可能
> でございます。

通常及びアウトドアで使用することによる傷に関しては、
当たり前だと思っていますので、そのようなことは一切言
っていません。

(2)設計上(製造上)隙間がある部分に何かが挟まり、それを
除去するためにねじを外さなければならないため、傷が着
いてしまうのは、通常使用の傷とは違う思いますが、いか
がでしょうか。

(3)植物の葉などが挟まる原因を調べ、今後の課題とするた
めに、修理部門ではなく、設計部門に回すべきではないで
しょうか。

(4)前回のメールでもお願いしましたが、9月14日の失礼なメ
ールの説明をお願いします。
(ちょーろーからのメールは拒否するか、という社内のメー
ルが間違って私の所にも転送されたのです)

(5)名前の間違いを指摘したにもかかわらず、訂正されない理由。
(私の名前の間違いを指摘しても、さっぱり直らないのです)

以上、(1)〜(5)までの解答をお願いいたします。


なお、本モデル以外のG-SHOCKを含め数本腕時計を使用していま
すが、このような問題が起きた時計はこのモデルだけであること
をお伝えいたします。


    ちょーろー

/////////////////////////


なお、このメールの解答メールについても、掲載許可を取っていないため載せませんが、簡単に言うと

「ゴミが挟まったら有料で掃除してやるから送ってこい」

という解答でした。


私が言いたかったのは、

「ゴミがはさまらないように改良できないか」

と言うことであって、

「ゴミがはさまったので取ってくれ」

ということではないのです。


今回のCASIOの対応について、私にとっては、非常に顧客満足度の低いものだったことは否めないと思います。

だだ、自分の反省点としては、機能改善提案の仕方が悪くて、クレームとして扱われたのかも知れないということでした。

もし、CASIO関係者がこのブログを読んだなら、私の様な思いをしている人がいることを知って、今後の顧客満足度UPにつなげて欲しいと切に願います。



<2009.12.26追記>

ちなみに、カシオのホームページでは「お客様満足度向上活動」というページがありました。


お客様満足度向上活動

CS(お客様満足)の向上を追求するために、2008年度より次の三大CS活動の取り組みを強化し、お客様の声を今まで以上により良い製品創りにつなげるために取り組んでいます。

1.アフターCS : 迅速、的確、丁寧に真心をこめて応対し、お客様から信頼を獲得する活動の実践
2.機能CS : お客様にご満足いただける製品機能を追求する活動
3.品質CS : お客様にご満足いただける製品品質強化を追求する活動

三大CS活動においては、「お客様の声」を確実に社内関係各部署に届け、改善提案を行い、製品の機能改善(機能CS)に結び付けるなど積極的に取り組んでいます。例えば、デジタルカメラの購入直後の初期設定について、お客様のお問い合わせ状況やご意見を分析の上、開発部門に改善を提示し、わかりやすい操作性を新製品に反映するなどしています。



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プロフィール
山好き、バイク好き、車好き、スイーツ大好きの、ふつーのおやじです。
日帰りできる山を守備範囲としていますが、知床連山登山道の維持管理をしていたこともあります。
16歳からバイクに乗り続け、現在はBMW K1300Sに乗っています。
仕事は総合評価関係、技術士受験対策等を行っています。
技術士二次試験の相談にも乗りますので、メールください。
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